PS one

PS one(ピーエス ワン)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)[補足 1]2000年7月7日に発売した家庭用ゲーム機PlayStation (PS) の小型版で、型番は SCPH-100 。

PS one
ピーエス ワン

PS oneの本体とコントローラ
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE)
種別 据置型ゲーム機
発売日 2000年7月7日
2000年9月19日
対応メディア CD-ROM XA
CD-DA
対応ストレージ メモリーカード
オンラインサービス 非対応
売上台数 419万台
1,270万台
1,126万台
2,815万台(2006年9月30日時点)
互換ハードウェア PlayStation
次世代ハードウェア PlayStation 2

概要

PlayStation (PS) の最終型番 (SCPH-9000) をベースに、電源を外付けのACアダプタとすることなどにより、体積比で従来機の約1/3に小型化した。デザインは従来機と同様、後藤禎祐による。2001年グッドデザイン賞を受賞。従来よりも親しみやすくなったデザインと、筐体のダウンサイジングによる手軽さが売りであった。

この年の3月4日PlayStation 2 (PS2) が発売され、同機種でも PS のソフトが動作することや、ソフトウェア市場の世代交代が順調に進んだことから、PS one の販売台数はそれほど多いものではなかった。現在は日本国内での製造、販売は終了している。

また、外出先で当時としては高画質なPSのゲームが遊べるという大きな期待を抱かせたポータブルのLCDモニターだが、実際には電源の問題があり、手軽さは然程のものではなかった[1]

なお、PS2 でも体積比で約1/4に小型化したモデル(SCPH-70000系 以降)が発売されている。こちらは PS one のように特別な呼称は与えられていないが、そのパッケージの右下隅には PS one を意識したと思われる two の文字が入っている。

本体と同時に『ファイナルファンタジーIX』が発売された。

周辺機器

SCE純正

メイン基板
PS oneに別売の
液晶モニタを接続した様子
サードパーティより非純正の
液晶モニタも発売していた[2][3]
型番 名称 発売日 備考
SCPH-100 PS one 2000年7月7日 本体。
SCPH-110 アナログコントローラ DUALSHOCK 本体同梱。
SCPH-112 ACアダプタ - 本体同梱。
SCPH-120 ACアダプタ - 液晶モニター同梱。
SCPH-130 液晶モニター 2002年5月16日
SCPH-140 PS one &液晶モニター 2001年12月22日
SCPH-170 カーアダプタ 2001年12月13日
SCPH-180 AV Connection Cable 不明 液晶モニターに接続して外部出力を映すためのAVケーブル。日本未発売[4]
SCPH-1020 メモリーカード 1994年12月3日 ゲームのセーブデータを保存しておくための補助記憶装置
SCPH-1050 RGBケーブル 1995年3月17日 音声・映像を出力するためのケーブル。RGB21ピン端子付きのテレビで利用できる。PlayStation 2でも使用可能。
SCPH-1070 マルチタップ 1995年11月22日 PlayStation規格ソフトを3人以上でプレイする際に使用する。PlayStation 2規格ソフトには使用できない。形状はL字型。コントローラを4つ接続できる。PlayStation 2用のものは使用不可。
SCPH-1080 コントローラ 1996年4月2日 SCPH-5000シリーズの本体に付属。SCPH-1010の改良版。コードが長くなり、ノイズフィルターがついた。
SCPH-1100 S端子ケーブル 1995年11月22日 PlayStationをテレビに接続する、S端子のAVケーブル。通常のものより高い画質が出力可能。
SCPH-1120 RFUアダプターキット 1996年11月22日 RF出力をするためのキット。
SCPH-1140 AVケーブル 1997年3月14日 PlayStationをテレビに接続する、映像/音声一体型のケーブル。本体に付属。
SCPH-1200 アナログコントローラ DUALSHOCK 1997年11月20日 SCPH-7000/9000シリーズの本体に付属のコントローラ。SCPH-1150にあったSCPH-1110互換モードは省かれた。
PSoneとの一体感を優先すべくデザインされ液晶は320×240ピクセル(QVGA)の画素を持ち、通常のTVモニター並の最大650カンデラを誇る5インチ高輝度TFTパネルへRGBで映像を出力する。音声出力はステレオスピーカーまたはヘッドホン端子。AV IN端子があり4極ミニプラグケーブル(日本メーカー製のポータブルDVDプレーヤーやビデオカメラの4極ミニプラグと互換性があるため、RCA変換ケーブルが入手可能である。ただし、海外メーカーやツインバード製のDVDプレーヤーで採用されている4極ミニプラグは配列が異なる)で接続することによって汎用モニタとしても使用できる[5](ただし当時の携帯電話やワンセグと同等の画素数のため、相応の画質である)。電源はACアダプターのほか車内用のシガーソケット電源が別売。

発表当時、SCE社長だった久夛良木健は『 PCで言うならノートパソコン。気軽に持ち運びができるから枕元やテーブル、外出・旅行先などでぜひ楽しんで欲しい。』と販促をアピールした。

上記の他、シリアル通信ケーブル以外のPlayStation用周辺機器も使用可能。本体付属のコントローラDUALSHOCK)はPlayStationの物とは配色やコネクタの形状が異なっている(端子はPlayStationと同様)。

脚注

補足

  1. 現社名はソニー・インタラクティブエンタテインメント(略: SIE)。

出典

  1. 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p61
  2. 有限会社サンクルー TFT MONITOR - ウェイバックマシン(2001年8月19日アーカイブ分)
  3. PSOne専用5インチTFTカラ−モニタ− - ウェイバックマシン(2002年2月14日アーカイブ分)
  4. SCPH @ PlayStation
  5. PSone専用液晶モニターにビデオ出力機器を繋ぐ - ウェイバックマシン(2009年1月31日アーカイブ分)

関連項目

外部リンク

公式サイト
関連サイト
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