NNNニューススポット

NNNニューススポット』(エヌエヌエヌニューススポット)は、1963年10月から2008年9月29日まで日本テレビNNN)で放送されていたスポット枠の報道番組である。タイトルロゴは1970年代から最終回まで変更されなかった。

NNNニューススポット
ジャンル スポットニュース
出演者 日本テレビアナウンサー
オープニング 下記参照
製作
制作 日本テレビ
放送
音声形式2か国語放送(一部期間)
放送国・地域 日本
13時台
放送期間1972年1月 - 1993年4月
放送時間下記参照
放送分5分
14・15時台
放送期間【平日】1969年4月 - 1982年3月
【土曜】1969年10月 - 2005年3月
【日曜】1974年10月 - 2005年3月
放送時間下記参照
放送分4分→5分
17時台
放送期間1983年4月 - 1986年9月
放送時間平日 17:00 - 17:04
放送分4分
19時台
放送期間【水曜】
1970年4月1日 - 1972年9月
【日曜】
1968年4月7日 - 1970年9月20日
1971年4月25日 - 10月17日
放送時間【水曜】下記参照
【日曜】19:56 - 20:00
放送分共に4分
20・21時台
放送期間1963年10月 - 2008年9月29日
放送時間下記参照
放送分4分→5分→6分→3分
21・22時台
放送期間1967年10月 - 1980年3月
※一部曜日で放送なしの期間あり
放送時間下記参照
放送分4分→5分→6分→3分

概要

日本テレビ系列で放送されたスポットニュースの総称。

毎日20:54(実際は20:55、基本枠・前後の番組によって時間が変わる)からのスポット枠はNNN系列で全国ネットされていた。一部地域によってはローカルニュースに差し替えられる場合があった。また、末期は特番期の20時台と21時台の間がステブレレスで始まる事も多く、番組自体がない事もあった。

1990年代前半頃までは二ヶ国語放送(一部地域を除く)、2001年4月2日より裏番組のフジテレビ(FNN)『FNNレインボー発』とともに民放で初のニュース番組において字幕放送を行った(字幕は事前にニュース原稿を基に作成し、放送開始と共に自動送出される。いわゆるリアルタイム字幕放送ではなかった)[1][2]。ただし、速報的なニュースや現場からの生中継を伴うニュースの場合には行われないこともあった[注釈 1]

大晦日など『NNNきょうの出来事』や『NEWS ZERO』などの最終ニュース休止で23時以降も長時間番組の中でニュースコーナーがない場合は、この番組がその日の最終便ニュース番組となる場合もあった(なお、2007年の大晦日から2008年の正月三が日はこの番組の放送自体がなかった)。

また、かつては午後にも放送され、一部地域でネット放送され、日本テレビのアナウンサーが1〜3項目のニュースを伝えていたが、2005年3月いっぱいで終了した。さらに遡ると、『ザ・ワイド』放送開始までは月〜金曜日の13:55からの放送もあった。

中京テレビなど、同番組名を冠しながらローカルニュースを放送している系列局も存在していた。

NNN系列のスポットニュース枠として45年にわたり放送されたが、日本テレビ本体の収益悪化などに伴いリストラ対象番組に含まれ、2008年9月29日をもって終了した。同時に1993年4月から関東ローカルで放送されていた「あすの天気」(前身「あすの全国の天気」)[注釈 2]も終了している。これにより日本テレビは、平日及び土・日曜日を含めて20:54のスポットニュース枠から一時撤退することになった。

NNN報道特別番組としての復活

2011年3月15日16日18日21日22日は、東日本大震災関連報道のため『まもなく!』の代替番組として『NNN報道特別番組』が本番組と同様の形で放送された。東北・日テレのみ。なお、17日は『ママ大好き!』、19日は『ワーズハウスへようこそ』、20日は『音のソノリティ』を通常どおり放送した。

日本テレビにおけるスポットニュースの復活

2011年7月4日より、日本テレビでは月曜日 - 金曜日の20:54 - 21:00にスポットニュース『ZERO MINUTE』が関東ローカルで放送され、20:54のスポットニュース枠が2年9ヶ月ぶりに復活したが、2017年3月に終了している。

放送時間の変遷

13時台

1993年4月以降は14・15時台に移動して『ザ・ワイド』に内包(「NEWS撮って出し」)。中断を経て現在は『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーに継承。なお、1987年10月から1年間は『午後は○○おもいッきりテレビ』内にニュースコーナー(「情報特急便」)が開始されたため、一時廃止されていた。

なお12:00からの情報ワイドショー番組におけるスポットニュースは『おもいッきりテレビ』終了後も『おもいッきりイイ!!テレビ』(ニュースエスプレッソ)→『おもいッきりDON!』(丸岡キャスターのNEWSエクスプレス)→『DON!』(NEWSエクスプレス)→『ヒルナンデス!』(NNNニュース)とそれぞれ13:30前後に放送されているので、2つの情報ワイド番組でそれぞれスポットニュースの枠は連続で用意されている)

  • 1972年1月 - 1974年3月 平日13:25 - 13:30[注釈 3]
  • 1974年4月 - 1987年9月 平日13:55 - 14:00[注釈 4]
  • 1988年10月 - 1993年4月 平日13:55 - 14:00

14・15時台

週末は基本の放送時間。編成上の都合で変動あり。なお平日枠の廃止は、1982年4月度の改編で、NNN協定外の「読売新聞ニュース」(読売新聞東京本社製作・読売映画社→読売映像協力。ローカルセールス・任意ネット枠。1996年4月以後「読売新聞は~い夕刊」)の放送枠が17:00-17:10の枠から15:50-16:00に枠移動したことに伴ってのものである。

期間放送分平日土曜日曜
1969.41969.9 4分15:56なし
1969.101970.9 15:56なし
1970.101974.3 14:56
1974.41974.9 15:5614:56
1974.101982.3 5分15:5514:2515:40
1982.41986.3 なし[注釈 5]15:25[注釈 6]
1986.41996.3 13:55[注釈 7]
1996.42000.3 14:55[注釈 8]
2000.42005.3 15:25[注釈 9]

17時台

  • 1983年4月 - 1986年9月[注釈 10] 平日17:00 - 17:04

19時台

水曜日
  • 1970年4月1日 19:26 - 19:30
  • 1970年4月8日 - 1971年9月 19:56 - 20:00[注釈 11]
  • 1971年10月 - 1972年9月 19:26 - 19:30[注釈 12]
日曜日
  • 1968年4月7日 - 1970年9月20日 19:56 - 20:00[注釈 13]
  • 1971年4月25日 - 1971年10月17日 19:56 - 20:00[注釈 14]

20・21時台

1960年代から1970年代にかけては、プロ野球中継がある日は、延長扱いではなく、最初から21時台の番組を21:30からに繰り下げていたため、本番組もそれに伴って30分繰り下げとなっていた。

1980年3月以降は、原則20:54 - 21:00は本番組+『番組フラッシュ』(番組宣伝番組)、21:54 - 22:00は『NNN海外スポット』+天気予報(21・22時台が2時間枠の場合は21:00 - 21:02に天気予報のみ放送)という形となり、21 - 22時台の枠は廃止された。1981年10月からは21:54 - 22:00が天気予報+『番組フラッシュ』に変更。以後、放送終了までに、徐々に20:54 - 21:00が本番組+天気予報、21:54 - 22:00がミニ番組という形に統一されていった。なお1984年のナイターシーズン中、日曜19:00 - 20:54にプロ野球中継が編成された時は、日曜21:00のスポーツニュース番組『サンデースポーツ9』(1983年9月 - 1984年9月放送。21:00 - 21:54)と本番組を入れ替え、21:48 - 21:54で放送される事があった。

重大なニュースが入って夕方のニュース(NNNニュースプラス1NNN Newsリアルタイム)で「特報」編成となった場合、20時台の番組と当番組との枠を入れ替えることがあった[注釈 15]

期間放送分月曜火曜水曜木曜金曜土曜日曜
1963.101968.3 4分20:56または21:26[注釈 16]
1968.41969.9 20:5621:26[注釈 17]20:56
1969.101970.9 20:5621:26[注釈 18]20:5620:5620:5621:26[注釈 19]20:56
1970.101971.3 20:56
1971.41971.9 21:26[注釈 17]
1971.101972.3 20:5621:26[注釈 17]
1972.41972.9 21:26[注釈 17]20:56
1972.101973.3 5分20:5520:5520:55
1973.41973.9 21:25[注釈 20]
1973.101975.9 20:55
1975.101979.3 6分20:54
1979.42008.9 3分[注釈 21]

21・22時台

20・21時台と同様、1960年代から1970年代にかけては、プロ野球中継がある日は、延長扱いではなく、最初から30分繰り下げとなっていた。

期間放送分月曜火曜水曜木曜金曜土曜日曜
1967.101968.9 4分21:56または22:26(詳細不明)
1968.101969.9 21:5622:26[注釈 22]21:5622:26[注釈 22]
1969.101970.3 22:26[注釈 23]22:26[注釈 23]22:26[注釈 24]22:26[注釈 25]21:56
1970.41970.9 22:26[注釈 22]22:26[注釈 22]
1970.101971.3 22:26[注釈 22]
1971.41972.3 22:26[注釈 23]21:56
1972.41972.9 なし[注釈 26]なし[注釈 27]
1972.101973.3 5分21:5521:5521:5522:25[注釈 24]22:25[注釈 22]
1973.41973.9 22:25[注釈 25]22:25[注釈 22]
1973.101974.3 21:5521:55
1974.41975.9 21:5521:55
1975.101979.3 6分21:5421:54
1979.41980.3 3分[注釈 21]

20:54 - 21:00枠の系列各局の放送状況

  • タイトル、ネット状況、備考はいずれも放送当時のもの。
  • ネット状況については重大時を除く。ローカルニュースを放送する系列局のほとんどが、ローカル返上で全国ネットに切り替えていたため。
  • ローカルタイトルに関しての詳細は、各番組の頁を参照。
  • ○…全曜日ネット、▲…土日のみネット、△…日曜のみネット、☆…不定期ネット、×…全曜日ローカル差し替え
放送局放送枠タイトルネット状況備考
日本テレビ(NTV)NNNニューススポット製作局
札幌テレビ(STV)STVニューススポット×1991年10月より現タイトル
(以前は『STVニュース』→『STVニュースtodayスポット』)
青森放送(RAB)NNNニューススポット
テレビ岩手(TVI)TVIニューススポット日曜のみタイトル含め完全同時ネット
1980年代前半頃までは平日も同時ネット
ミヤギテレビ(MMT)NNNミヤギテレビニュース×
秋田放送(ABS)NNNニューススポット火曜と金曜のみ『さきがけABSニュース』を連結して放送[注釈 28]
山形放送(YBC)YBCニューススポット土日はタイトル含め完全同時ネット
福島中央テレビ(FCT)NNN FCTニュース×
山梨放送(YBS)NNNニューススポット
テレビ新潟(TeNY)ローカルニュースも内包して放送
テレビ信州(TSB)TSBニュース土日のタイトルは『NNNニューススポット TSB
静岡第一テレビ(SDT)NNN第一テレビニュース×緊急時と静岡県の話題を除き全くネットしていなかったが、静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)のクロスネット時代はネットしていた事があった
北日本放送(KNB)KNBニューススポット NNN
テレビ金沢(KTK)テレビ金沢ニュース2007年9月までは『北國新聞ニュース
開局からの数年は『KTKニューススポット』として同時ネット
福井放送(FBC)天気予報非ネット(ニュース放送なし)
中京テレビ(CTV)NNNニューススポット基本はローカルニュースだが時々ネット受けしていた
読売テレビ(ytv)ローカルニュースに差し替えの時もあり
日本海テレビ(NKT)NKTニューススポット土日はタイトル含め完全同時ネット
広島テレビ(HTV)NNNニューススポット1980年代の一時期、ローカルニュースに差し替えの時期あり(『ニューススポット広島テレビ』として)
山口放送(KRY)KRY NNNニューススポット
四国放送(JRT)NNNニューススポット
西日本放送(RNC)ローカルニュースに差し替えの時もあり
南海放送(RNB)
高知放送(RKC)ローカルニュースも内包して放送(日曜除く)
福岡放送(FBS)FBS NEWS×
長崎国際テレビ(NIB)NIBニューススポット
くまもと県民テレビ(KKT)KKTニュース
テレビ大分(TOS)TOSニュース
テレビ宮崎(UMK)UMK NEWS月・金はローカルニュース、火-木・土はフジ系の『FNNレインボー発』をネット
鹿児島読売テレビ(KYT)KYTニュース NNN同時ネットだが、2000年代中盤に限りローカルニュースに差し替えていた時期がある
前タイトルは『KYTニューススポット NNN

ハプニング

  • 1987年6月28日午後放送のこの番組のオープニングのBGMで、誤って同局制作の『笑点』のテーマソングが流れた事がある。この日の『笑点』は特別編成の都合上、このニュースの後の午後3時から放送されることになっていた(本来流すはずのオープニングの曲は、黛敏郎作曲の『NNNニュースのテーマ』(1973年制作)だった)。この日の担当アナウンサーは多昌博志で、ニュースの内容も「緊迫する韓国を協議」というものだった。後になってテーマ曲が違っていたことに気付き、番組最後には多昌による謝罪があった[3]

四国放送の「ニューススポット」

四国放送ホームページの番組表新聞上では、2011年3月31日まで平日15:55からNNNの付かない「ニューススポット」という番組名が見受けられたが、これは系列外にもかかわらずネットしているテレビ朝日の『ANNニュース』(テレビ朝日では14:55 - 15:00)であり、放送上では「ニューススポット」の表示は出ず、タイトルの差し替えもなく「ANNニュース」のまま遅れネットで放送された。

脚注

注釈
  1. その場合、字幕には「都合により、字幕を中止いたします。」と表示された。
  2. 一時期は後述のプレ番組でループ表示していた。
  3. 12:30の『お昼のワイドショー』と13:30の『ごちそうさま』が、それぞれ30分ずつ繰り上がったため設置。なお開いた13:15 - 13:20には10分帯番組『千夏・英太のハハア!なるほど』→『スターアルバム』を設置した。
  4. 13:15の帯番組が15分番組『おしゃれ』に代わり、13:45 - 14:00の北日本放送制作日昼ドラが廃枠になったため移動。
  5. 読売新聞ニュース』が17:00から15:50に枠移動したため放送終了。
  6. 12:00 - 12:55に『新婚さん!目方でドン!』が設置されたため、13:10のガイド枠、13:15の『TVジョッキー日曜大行進』、14:15の『(キリン)日曜スペシャル』、15:45の『日曜映画劇場』(第2期)と共に15分繰上げ。
  7. 土曜は原則『サスペンス傑作劇場』の後に固定。
  8. 『サスペンス傑作劇場』の前に『メレンゲの気持ち』が放送開始したため。
  9. 『メレンゲの気持ち』が30分拡大したため。
  10. 1983年3月31日に『6時です!4チャンネル』が終了したことによる枠設定。1986年9月29日の『NNNライブオンネットワーク』の開始により17時台終了。
  11. 1日開始の『ヒットで突っ走れ!』の放送枠が30分拡大したため。
  12. 前半枠が『ヒットで突っ走れ!』の後継番組である『全国テキに歌ァ!』、後半枠が『いじわるばあさん(アニメ第1作)』と本番組だったのが、前半枠が『奇想天外歌合戦』と本番組、後半枠が『新オバケのQ太郎』に変わったため、元に戻る。1972年10月に前半枠が『アストロガンガー』のみになったことにより廃枠。
  13. ディズニーランド』を金曜20時枠から移動したため設置。1971年10月に『ゴールデン・キックボクシング』(前半枠)と『日清世界クイズ』(後半枠)を設置したため一旦中止。
  14. 日曜日だョ!ドリフターズ!!』設置のため復活。1971年10月24日に『資生堂・サンデーヒットパレード』(前半枠)と『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』(後半枠)設置のため廃枠。
  15. 例・20:54 - 21:00→19:58 - 20:04(一部は20:00 - 20:06)
  16. 火曜・木曜・土曜・日曜が90分番組(『三船敏郎アワー』『百万ドルの饗宴』など)の時は、21:26に繰下げて放送した。
  17. 20:00 - 21:26に映画を放送したため。
  18. 20:00 - 21:26に『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』→『ゲバゲバ一座のちょんまげ90分!』を放送したため。
  19. 20:30 - 21:26に時代劇枠があったため。
  20. 20:00 - 21:25に『火曜スペシャル』放送のため。
  21. 後半が天気予報に変更。
  22. 21:30 - 22:26にドラマ枠が存在したため(木曜は『夜のグランド劇場』)。
  23. 22時台が30分番組2本立ての編成だったため。
  24. 21:30 - 22:26に『土曜グランド劇場』放送のため。
  25. 21:30 - 22:26に『火曜日の女シリーズ』放送のため。
  26. 21:30 - 22:00に『巨泉のチャレンジクイズ』、22:00 - 22:56に『火曜日の女シリーズ』を放送のため。
  27. 21:30 - 22:56に映画を放送。のち21:00 - 22:54に『水曜ロードショー』放送のため。
  28. 火曜は2時間ドラマ枠(『火曜サスペンス劇場』→『火曜ドラマゴールド』)、金曜は金曜ロードショーが絡んで放送枠を確保できなかった為。ただし『ニューススポット』終了までこの体制は続いた。
出典
  1. NHK放送文化研究所 編集 『NHK年鑑2002』 日本放送出版協会、2002年、69頁。
  2. 日本民間放送連盟(編) 『日本民間放送年鑑2002』 コーケン出版、2002年、728頁。
  3. 笑えるけど超ヤバい! テレビ放送事故&ハプニング(2007年 マイケル宮内・著 廣済堂出版)p.64 - 65

外部リンク

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