関西テレビ放送

関西テレビ放送株式会社(かんさいテレビほうそう、Kansai Television Co. Ltd.)は、近畿広域圏放送対象地域としてテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者であり、扇町スクエアと扇町公園を業務区域とするエリア放送地上一般放送事業者でもある。

関西テレビ放送株式会社[1]
Kansai Television Co. Ltd.
種類 株式会社
略称 カンテレ、関西テレビ、KTV
本社所在地 日本
530-8408[1][注釈 1]
大阪府大阪市北区扇町2丁目1番7号[1]
設立 1958年昭和33年)2月1日[1]
(大関西テレビ放送株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 9120001059627
事業内容 放送法に基づくテレビジョン基幹放送
代表者 代表取締役会長 嘉納修治
代表取締役社長 羽牟正一[2]
資本金 5億円(2020年3月31日現在、単独)[3]
売上高

(2019年度)
連結:619億7200万円[2]

単独:572億2900万円[3]
営業利益

(2019年度)
連結:11億5200万円[2]

単独:7億6900万円[3]
経常利益

(2019年度)
連結:27億3800万円[2]

単独:15億7900万円[3]
純利益

(2019年度)
連結:24億8000万円[2]

単独:14億7800万円[3]
純資産 854億3500万円
(2020年3月31日現在、単独)[3]
総資産 1103億7100万円
(2020年3月31日現在、単独)[3]
従業員数 593人(2019年4月1日現在)[1]
決算期 3月
主要株主 株式会社フジ・メディア・ホールディングス
24.9%
阪急阪神ホールディングス株式会社
19.2%
(2020年4月1日時点)[4]
主要子会社 株式会社メディアプルポ
株式会社関西テレビハッズ
株式会社関西テレビライフ
株式会社レモンスタジオ[1]
関係する人物 前田久吉(創業者)
横田雅文(元会長)[5]
出馬迪男(元会長、社長、名誉顧問)[6]
福井澄郎(相談役、元社長)
外部リンク https://www.ktv.jp/
特記事項:フジ・メディア・ホールディングスと阪急阪神ホールディングスの持分法適用会社
関西テレビ放送
英名 Kansai Television Co. Ltd.
放送対象地域 近畿広域圏
ニュース系列 FNN
番組供給系列 FNS
略称 KTV
愛称 カンテレ
関西テレビ
呼出符号 JODX-DTV
呼出名称 かんさいテレビ
デジタルテレビジョン[7][8]
開局日 1958年11月22日
本社 〒530-8408[1][注釈 1]
大阪府大阪市北区扇町
2丁目1番7号[1]
北緯34度42分16.91秒
東経135度30分36.96秒
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 8
デジタル親局 大阪 17ch
アナログ親局 大阪 8ch
ガイドチャンネル 8ch
主なデジタル中継局 姫路 17ch
ほか
主なアナログ中継局 中継局参照
公式サイト https://www.ktv.jp/
特記事項:
設立当初の商号は「大関西テレビ放送」と称していたが、開局前に現商号に変更された。FNN・FNS系列局のない徳島県でも視聴者が多い。

通称関西テレビ略称はそれを縮めてKTVKansai TV)。愛称はかつての日本語略称「関テレ」をカタカナ表記にした『カンテレ』。コールサインJODX-DTV(大阪 17ch)。

フジテレビ系列FNNFNS)の準キー局で、リモコンキーIDキー局フジテレビ共々アナログ放送の親局8chから「8」である。

フジ・メディア・ホールディングス阪急阪神ホールディングス持分法適用会社であり、阪急阪神東宝グループ及びフジ・メディア・ホールディングスの放送グループに属しているが、フジサンケイグループには属していない。

コーポレート・スローガンは「超えろ。カンテレ」(2020年2月より使用見合わせ)。ステーション・キャッチコピーは「8ppy(ハッピー)!?カンテレ」。

概説

近畿2府4県で地上基幹放送を行っているが、親局送信所のある生駒山から大阪湾紀伊水道を超えて徳島県へも電波が届いており、フジテレビ系列局の無い徳島県でも視聴者が多い。また、東海テレビ放送エリアの三重県伊賀地方[注釈 2]東紀州地方南部、岡山放送エリアの香川県東かがわ市小豆島町岡山県備前市高知さんさんテレビエリアの高知県東洋町室戸市東部でも視聴者が多い。このほか、福井テレビエリアの福井県嶺南(若狭・敦賀)地方、山陰中央テレビエリアの鳥取県東部沿岸部にもごくわずかな直接受信波の視聴エリアもある。更に、東海テレビ放送エリアの、三重県の伊賀地方や東紀州地方(熊野市など)ではケーブルテレビを通じて視聴されている(一部を除く。)。

会社設立ならびに開局準備にあたっては、産業経済新聞社産経新聞)が免許申請した「関西テレビジョン」と京都新聞社、神戸新聞社京都放送(KBS京都)、神戸放送(現・ラジオ関西)などが免許申請した「近畿テレビ放送」の2社が統合し、京阪神急行電鉄(現・阪急阪神ホールディングス)が資本に加わって「大関西テレビ放送株式会社」(だいかんさいテレビほうそう)として設立された。開局前に「」の字を取って「関西テレビ放送」と商号を変更した。

毎年1月に開催される『大阪国際女子マラソン』は同局が制作局となり全国へと放送(1995年(平成7年)だけは大会前に阪神・淡路大震災があったため中止)。1996年(平成8年)からはインターネットによるライブ中継も実施している(国際的なマラソン大会でインターネットによるライブ中継を初めて取り入れたのがこの大会だった)。

イメージキャラクターについては、1995年(平成7年)から、「ハチエモン」というキャラを採用している[注釈 3]。また導入したフルハイビジョン対応大型中継車三菱ふそう・スーパーグレート)及び中型中継車(いすゞ・フォワード)、マラソン移動中継対応多目的車(三菱ふそう・ファイター)、音声中継車(三菱ふそう・スーパーグレート)などにはハチエモンのイラストが描かれている[9]

2007年(平成19年)4月19日情報番組発掘!あるある大事典II』における捏造事件で日本民間放送連盟(民放連)から除名処分を受けていた(詳細は#『発掘!あるある大事典II』における捏造事件を参照)が、2008年(平成20年)4月17日に会員活動停止の制限付きで会員復帰し、同年10月27日に完全復帰を果たした。

同局でCMを放送している学校法人西沢学園経営の関西テレビ電気専門学校や、BS11などで放送されている『演歌百撰』を制作する番組制作会社の関西放送制作との関係は無い。関西テレビの設立母体の1社で、神戸市に本社を置くラジオ関西(CRK)は、後述の愛称統一までは新聞のテレビラジオ欄に共に「関西」と略して書かれた(愛称統一後はCRKだけ「関西」)が、現在は関係が薄い。

2015年(平成27年)3月30日以降に愛称が「カンテレ」に統一され、社歌としてシンガーソングライター槇原敬之の書き下ろしによる『超えろ。』が制定(カンテレにとっては開局以来初の社歌である)、またロゴも変更・統一された(詳細は後述)[10][11]。『超えろ。』は『ゆうがたLIVE ワンダー』(制定日から2年間放送)や番組宣伝のスポットCMなどにも使われていたが、槇原が不祥事で逮捕された2020年(令和2年)2月13日以降は、放送での使用を見合わせている。

会員制サービス「カンテレfriends」[注釈 4] を展開している。かつては「フジテレビクラブ」と同様の有料会員制だったが、2008年(平成20年)4月から無料化に移行した。

大災害やテロリズム有事などにより東京・台場フジテレビ本社が機能不能になった場合において、関西テレビより全国ネット放送及び関東ローカル放送を行う旨の合意が両社で行われており、過去に数回訓練が行われている。 このような取組みはNHK大阪放送局に次いで2例目であり、民放系列局では初の取り組みである[12]

現在の本社は、JR西日本大阪環状線天満駅から徒歩2分、地下鉄堺筋線扇町駅2番出口からすぐに所在し、正面玄関には2010年(平成22年)12月まで火曜10時枠連続ドラマの大型ポスターが掲示されていたが、2011年(平成23年)1月1日番組宣伝の街頭ビジョンが設置された。

事業所の所在地

東京支社
東京都中央区銀座5丁目15番8号 時事通信ビル12階
名古屋支局
愛知県名古屋市東区東桜1丁目14番25号 テレピア13階

この他、上海市にも支局を設置していたり、パリロサンゼルス特派員を派遣していたりしており[1]、公式サイトには掲載されていないが、京都府京都市兵庫県神戸市に報道支局を置いている。京都・神戸ではかつては広告営業も行っていたが、現在は広告営業は本社に集約して報道事業のみの業務となっている。この他奈良県奈良市和歌山県和歌山市新宮市滋賀県大津市京都府福知山市兵庫県豊岡市姫路市徳島県徳島市関西空港に報道分室を置いている(滋賀県の報道業務は京都支局が担当) 。また過去には岡山県岡山市広島県広島市福岡県福岡市にも支局を置いていた。

出典[1]

資本構成

企業・団体は当時の名称。出典:[13][14][15]

概要

筆頭株主のフジ・メディア・ホールディングス(24.9%)と 第2位の阪急阪神ホールディングス (19.1%) の持分法適用会社である。

創業時の経緯もあり、設立以来阪急電鉄と、産業経済新聞社創業者の前田久吉一族が大株主であった(久吉長男の前田富雄名義)。その後前田家の株式売却もあって、フジサンケイグループの影響が強まっている。なお、阪急阪神東宝グループの東宝は、フジ・メディア・ホールディングスの筆頭株主 (7.86%) でもあり、関西テレビ自身もフジ・メディア・ホールディングスの2.60%(第6位株主)を所有している。2012年にはフジ・メディア・ホールディングスが株式を追加取得し、持分法適用会社化した。

2017年1月1日

株主比率
フジ・メディア・ホールディングス24.9%
阪急阪神ホールディングス19.1%

過去の資本構成

沿革

関西テレビ放送の旧本社社屋(大阪市北区西天満6丁目5番17号)。移転後「デジタルエイトビル」として運用。鉄塔に「8」のロゴマークが残っていたが、後に撤去。建物の老朽化により、2011年に閉鎖、その後解体され更地となった。2020年現在は商用駐車場となっている。

社史・記念誌

関西テレビでは、以下の4冊を発行している(2010年(平成22年)4月時点)。

  • 関西テレビ放送10年史(関西テレビ放送株式会社総務局社史編集室 編集) 1968年12月1日発行、772ページ。
  • 関西テレビ放送30年史(関西テレビ放送 編) 1989年3月発行、214ページ。
  • 関西テレビ放送50年史(関西テレビ放送 編) 2009年3月発行、271ページ。
  • 関西テレビ放送50年 資料編(関西テレビ放送 編) 2009年3月発行、106ページ。

ネットワークの移り変わり

  • 1958年(昭和33年)11月22日 近畿地方で3局目の民放テレビ局として開局。キー局を持たずに開局したため自社制作番組を中心とした編成であったが、大阪テレビ放送(現・朝日放送テレビ)の番組編成から漏れたラジオ東京(現・TBSテレビ)のテレビ番組も一部ネットされていた。なお、ニュースは共同テレビジョンニュース社制作のものを購入していたため、開局前のフジテレビから送り出し(事実上裏送り)を受けて放送していた。このため、この局の開局からフジテレビが開局するまでは、「独立局」とみなすことがあった。
  • 1959年(昭和34年)3月1日 キー局のフジテレビが開局。同局の番組を中心とした番組編成になる。フジテレビ・東海テレビ九州朝日放送の3社と共に「番組交流に関する協定書」を締結する。しかし、一部のフジテレビ制作番組は毎日放送MBSテレビ)にネットされ、MBSテレビ制作の番組もまた一部フジテレビに逆ネットされるなど、複雑なネットワークになっていた[注釈 12]
  • 1960年(昭和35年)2月1日 JNN基幹5社の「5社協定」が発足したことに伴い、ラジオ東京のテレビ番組は朝日放送テレビに移行(当時朝日放送テレビはJNNに加盟)、MBSテレビにネットされていたフジテレビの番組が移行し、以降一貫して番組全般はフジテレビとなる。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 福岡地区のネット局が九州朝日放送からテレビ西日本に変更。フジテレビ・東海テレビ・テレビ西日本と共に「ネットワークに関する業務協定」(4社業務提携)を締結する。
  • 1966年(昭和41年)10月3日 FNN発足と同時に加盟。
  • 1969年(昭和44年)10月1日 FNS発足と同時に加盟。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 それまで番組販売扱いで放送されていた東京12チャンネル(現・テレビ東京)の番組が、同日に開局したテレビ大阪へ移行。
  • 2007年(平成19年)4月19日 『発掘!あるある大事典II』における捏造事件で日本民間放送連盟から除名される。一方、会員資格停止については、「全国放送番組で起こった事件であり、先に受けた総務省からの警告処分を放送した全局で受けたものと認識して再生・信頼回復に努めるべき」との判断から見送られた。

キャッチコピー

  • 明るく楽しい関西テレビ(昭和40年代)
  • チャンネルそのまま8チャンネル(1975年(昭和50年)4月 - 1994年(平成6年)。MBSテレビと朝日放送(現:朝日放送テレビ)のネットチェンジにより、関西テレビは今まで通りのネットワークであることをPRした。)
  • Dash(1994年(平成6年))
  • ピーチクパークステーション(1995年(平成7年)10月 - 1997年(平成9年)9月)
  • カンテーレ(1997年(平成9年)4月 - 2015年(平成27年)3月)
  • デジタルで伝えたい関西がある(2003年(平成15年)12月 - 。地上デジタル放送の開始により、デジタル放送のみのオープニング・クロージングのID映像でこのコピーを使用。2010年(平成22年)7月5日からはアナログでも使用開始)
  • 超えろ。カンテレ(2015年(平成27年)3月 - 2020年(令和2年)2月)
  • カンテレ見たろっ(2016年(平成28年)4月 - 9月、当時放送されていた『ニッポンのぞき見太郎 あなたは多数派?少数派?』に擬えている)
  • カンテレ変えてみた(2016年(平成28年)10月 - 2017年(平成29年)3月)
  • “実”はカンテレ(2017年(平成29年)4月 - )

番組一覧

番組編成の特色

全国ネット番組

FNSの準キー局として、定時の全国ネット番組をいくつか制作・放送している。現在は、月曜22時台『所JAPAN』、火曜21時台「火曜21時枠の連続ドラマ」、火曜22時台『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』、火曜23時台前半『セブンルール』、土曜8時台後半・9時台『土曜はナニする!?』の5つがあり、また日曜22時から23時15分『Mr.サンデー』(関西テレビはフジテレビと共同でスポンサーセールスを担当)をフジテレビとの共同制作で行っている。ほとんどの番組は東京支社が制作を担当しており、単独制作番組は主に東京メディアシティ内にあるレモンスタジオで収録が行われているが、『土曜はナニする!?』のみ大阪本社のスタジオから放送されている。

2007年1月まで日曜21時枠にも全国ネットの枠を持っていたが、放送していた『発掘!あるある大事典II』における捏造事件が発覚し、番組が打ち切られたため、同年4月からはフジテレビに制作枠を明け渡している。[注釈 13]

2015年4月の改編で火曜21時枠がフジテレビから移管され、火曜21時から23時半までの2時間半(ただし、間のミニ番組は除く)にわたり関西テレビ制作の全国ネット番組が並ぶことになり、これは在阪のテレビ局では最も長い。特に、火曜日の関西ローカルでは、16時45分から23時半にかけてのほとんど[注釈 14] を関西テレビ制作の番組が集中することとなる。更に、2016年10月の改編で、当局制作のドラマ枠(火10→火9)はバラエティ枠(火9→火10)と交換されている。また、2017年2月28日および2018年3月6日には、『R-1ぐらんぷり』が放送され、その日の火曜ゴールデン・プライム帯は全て関西テレビ制作の全国ネット番組が独占したことになる。

日曜16:05 - 17:20の特番枠でも関西テレビ制作・全国ネットの単発バラエティ番組が年数回に渡り放送されており、同局が主催するダイヤモンドカップゴルフ最終日の中継もこの時間帯で行われている。特別番組は改編期中に自社が担当している火曜22時枠を中心に放送されるケースもある。 また、毎年1月2日22:00 - 23:30、1月3日14:30 - 16:00に関西テレビ制作・全国ネット単発バラエティ番組を放送している。

2017年1月から月曜22時台は、関西テレビ・フジテレビ共同制作の『SMAP×SMAP』の次番組として、『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』が開始したため、関西テレビ東京支社の単独制作枠となった。

火曜22時枠→火曜21時枠ドラマ

このドラマ枠は1965年(昭和40年)10月の『京の川』(中村玉緒主演)から始まり、1985年10月から10年半の中断を経て1996年4月に復活した関西テレビ伝統の枠である。主なヒット作は『GTO』、『僕の生きる道』、『僕と彼女と彼女の生きる道』、『アットホーム・ダッド』、『鬼嫁日記』、『アンフェア』、『結婚できない男』、『チーム・バチスタの栄光』などがある。連続ドラマは東京支社制作部が企画し、外部の制作プロダクション(フジテレビを傘下に置くフジ・メディア・ホールディングスの子会社である共同テレビや、MMJホリプロが制作する作品が大半を占めている)に委託して制作されているが、2005年(平成17年)夏季の『がんばっていきまっしょい』は監督・スタッフなどを関西テレビの従業員のみで構成し、26年ぶりに完全自社制作によって制作された。近畿圏の広域局では過去、プライムタイム枠で全国ネットの連続ドラマ枠があったが、21世紀以降は時期によって関西テレビだけとなることがある[注釈 15]。前述の通り、2016年10月改編で火曜22時枠から火曜21時枠にドラマ枠を移動した。

ローカル編成

火曜の19時台及び20時台にはそれぞれ『ちゃちゃ入れマンデー』、『やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です』などのローカルバラエティを編成しているが、これらはいずれも10%台前半の視聴率を取っている。そのため、2時間番組(主に改編期の特番)は20時台から1時間編集版の放送(生放送の場合は途中飛び乗り)となるケースが多い(一部例外あり)、また両方ともローカル枠のため2時間のローカルバラエティを編成する場合がある。ただし、スポーツ中継が組まれる時はネットワークセールスとなることが多いため[注釈 16]、ローカルバラエティを休止してスポーツ中継の特番を優先している。かつては金曜の19時台も『快傑えみちゃんねる』などのローカルバラエティ番組を編成していた。

また、木曜深夜(金曜未明)に、関西ローカルの自社制作ドラマを放送することもある。かつては火曜深夜(水曜未明)にも自社制作ドラマを放送していた{{efn 2021年1月現在、これに当たるドラマは『はんなりギロリの頼子さん』であるが、関西テレビは幹事制作会社(番組クレジットでは「製作幹事」)として関わっている。}}。

なお、過去には関西テレビ側でも、クロスネット局の編成に対応するために月曜夜10時枠の連続ドラマの90分拡大版を1時間に編集したものを裏送りしたことがあった。

昭和末期までは、阪急ブレーブス主催試合の優先的中継、ミニ番組『ブレーブスリポート』、宝塚歌劇舞台中継阪急電鉄提供、宝塚映画(東宝グループ)制作のドラマ枠など、「阪急系のテレビ局」という色合いがそこかしこにうかがえたが、現在はそうした傾向はやや弱まっている。

テレビアニメ

テレビアニメに関しては、元々キー局であるフジテレビの制作本数が多かったため、積極的に制作に関与しているMBSテレビ・朝日放送テレビ・読売テレビと比べると実績では大きく水を開けられており、全日帯全国ネット枠を担当したのは1970年代の『ワンサくん』と『ゼロテスター』の2作品のみであり、在阪局で唯一継続的にテレビアニメの全国ネットレギュラー担当枠を受け持った経験が無い。しかも当時は民放が4局以上の地域が少なかったため、クロスネット局や同地域内の先発他系列局、系列局不在地域の他系列局などへの遅れネットも多く、同時ネット局が少なかった。

ただ深夜アニメに関しては、2003年に製作された『ギルガメッシュ』がFNS系列局全局ネットを果たした(2019年現在でもFNS系列深夜アニメとしては唯一の事例)ほか、その後も金曜未明(木曜深夜)に放送の『ノイタミナ』枠の『四月は君の嘘『冴えない彼女の育てかた』シリーズ、および『暗殺教室』シリーズBSフジも参加)ではすべてフジテレビと共同で製作委員会に参加している。そのほか、UHFアニメに関しても2000年代半ばから後半にかけて週1枠ネットしていた時期があったが、2016年10月より関西テレビとしては7年ぶりとなる『刀剣乱舞-花丸-』のネットを皮切りに、2017年4月期には『覆面系ノイズ』(BSフジと共同)と『サクラダリセット』の製作委員会に参加しており、次第にテレビアニメの製作実績を増やしている。

「部屋を明るくしてテレビから離れて見る」テロップは2019年までは全日時間帯において表示していたが、2020年現在は表示していない(フジテレビのネット受けを除く)。

その他

夜間から早朝にかけて緊急事態が発生することに備えて、宿直勤務制度を実施。ニュース担当のアナウンサー(1名)と、制作・技術・報道部門のスタッフ数名が、毎日交代で本社内へ泊まり込んでいる。深夜(22時台)から早朝(7時台)にかけて放送される近畿地方および三重・徳島・福井の3県向け天気予報(フジテレビ制作・全国ネット向け番組への内包分を含む)では、宿直勤務のアナウンサーが放送上顔を出さずに、字幕付き映像の放送と同時に原稿を読んでいる。

京都放送(KBS京都)との資本関係が強化されて以後、KTVアナウンサーがKBSテレビの番組に出向出演する機会が増えた。しかし、KBSラジオへの出演、更にKBS京都からKTVへのアナウンサー出向出演はほとんどない。また同じく資本関係にあるフジテレビのアナウンサーとの交流(相互出向など)も同様にほとんどない[注釈 17]

なお、京都放送(近畿放送)がテレビ放送を開局する以前の1969年(昭和44年)まで、同社と報道協定を結ぶ京都新聞のテレビ番組表で、他の在阪局よりも関西テレビの番組表を大きめに取っていた。これは関西テレビ開局に際し、京都放送と京都新聞から資本の提供があったためである。

放送技術概要、送信所・中継局等一覧

送信所

生駒山送信所[17]
大阪府東大阪市山手町2028番地
フジテレビ系列のリモコンキーID地図
東海テレビ(「1」)・サガテレビ(「3」)を除くFNS系列フルネット24局で共通[注釈 18]
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県

アナログ放送概要

2011年(平成23年)7月24日終了時点

  • JODX-TV
  • 映像10kW、音声2.5 kW
  • 生駒山送信所 8ch
    • 滋賀京都北部兵庫北部兵庫西部和歌山、山間部などを除き多くがこのチャンネルで受信。UHF中継局で受信される場合もチャンネルポジションを「8」に設定される。
    • アナログ親局8chを使う日本の民放はFNN・FNS系列のフジテレビ、本局、沖縄テレビ(OTV)NNNNNS系列の高知放送の4局である。
    • 他の在阪広域局同様、このチャンネルが地上デジタル放送のリモコンキーID「8」を決定的にした。結果的に、在阪広域局では関西テレビだけが在京広域局と同じリモコンキーIDになった[注釈 19]
大阪府
滋賀県
京都府
兵庫県
奈良県
和歌山県

エリア放送

扇町スクエア内に地上一般放送局1局を設置し[18]、フルセグおよびワンセグ放送を実施している。

免許人局名呼出符号物理チャンネル周波数空中線電力実効輻射電力業務区域
関西テレビ放送
株式会社
KTV扇町エリア放送JOXZ7AB-AREA 29ch 569.142857 MHz 10 mW 4.5 mW 関テレ扇町スクエア1F
アトリウム及び扇町公園内

業務区域は扇町スクエア内のみならず、扇町公園にも及ぶ [19][20]

区域外再放送

MBSテレビ・朝日放送テレビを区域外再放送している福井県(若狭・嶺南地方)では、同一系列の福井テレビジョン放送があるため実施されていない。

三重県

徳島県

注 三好地域では岡山放送が再放送される。

ロゴマーク

開局当初は、ロゴは特に設定されておらず、社名表記、コールサイン、8の表記はゴシック体、ブーメランをモチーフにしたものにゴシックのイタリックで「KTV」のロゴ[注釈 21] が組み込まれたものが表示されていた程度であった。

1964年8月より、同局のアナログ放送のチャンネル番号である「8」を図式化したロゴマーク(早川良雄の作)を使用。局の社章および社旗などに使用されている。

ちなみに、KTVのキー局であるフジテレビは、現在の目玉マーク登場(1986年)以前に「8」をモチーフとしたマーク(通称・8マーク。亀倉雄策の作)をシンボルマークとして社章社旗などに使用していた。また、同じFNS系列で沖縄県の沖縄テレビでも、同じく8をモチーフとしたマークが使用されている。

ただし違いとしては、フジは曲線基調、KTVは直線基調、OTVは直線ベースながら曲線も取り入れたデザインと、各局差別化がなされていた。

2015年(平成27年)3月30日からはロゴが「8 カンテレ」に変更・統一された[11]。「カンテレ」はシルバーのゴシック体を基調として、上下回転されたピンク色の「8」のロゴは動き出したKTV(カンテレ)の姿と、「カ」の「/」となっているピンク色のはらいの部分は、キャッチコピーにも使われている「超えろ。」を表現している[21]。ただし、『情報プレゼンター とくダネ!』等の制作協力局のクレジットロゴは、2015年4月以降も旧「関西テレビ」ロゴが使用されている。また、「関西テレビ」・「KTV」ロゴは関西テレビの番組『よ〜いドン!』のコーナー「となりの人間国宝さん」にて人間国宝さん認定時に、現在でも使用されている。なお、就活生向け資料の表紙では2015年9月時点でも同様となっているが愛称は変更後の「カンテレ」となっている。さらに一部の中継車の全面には現在も従来の8マークが書かれており、ベリカードは現在も従来の8マークと関西テレビのロゴが使われている。

地上デジタル放送のピクトは開始当初から2015年のロゴ変更まで1964年制定の8マークと局のマスコットキャラクター・ハチエモンが表示された。8マークは水色のふちに8は白であった。ロゴ変更後のピクトは「カンテレ」が2段組(「8」の右上に「カン」、その下に「テレ」)。ただし、丸フォント作りの「8」の下のアクセントは、「-」アンダーバーが決め手。

情報カメラ設置ポイント

梅田の情報カメラは、カメラアングルにより毎日放送本社が写る。『FNN PRIMENEWS Days』放送時、全国ニュースが終わり関西ローカルのニュースが始まる前に映るときがある。(アイキャッチ動作丸ごと連動。)

スタジオ

扇町本社内

レモンスタジオ

西天満旧社屋

  • 大阪府大阪市北区西天満6丁目5番17号

現社屋への移転後改装され、「デジタルエイトビル」(屋上の鉄塔には以前の名残として「8」マークが残されていたが後に撤去)と称して、旧社屋内の4つのテレビスタジオのうち第1、第2スタジオのみを貸しスタジオ(エイトスタジオ)として継続使用していた。建物自体の老朽化などを理由として2011年に閉鎖の後に解体された。(この件は、6/27の『ジャニ勉』で公開した。)

アナウンサー

公式ホームページ上”8カンテレannouncers"において出身地や血液型[22]など簡略なプロフィールを記載。カンニング竹山が「アナウンス局長」という架空の役職で登場する現職アナウンサー総出演の特別番組を年に1回(2月下旬)に放送している2018年以降は、新卒扱いでアナウンサーを採用することが内定している年に、内定者を正式入社の前に上記の番組で披露することが恒例になっている。

現職

入社年順に表記[23]

なお、2021年3月30日からラジオ大阪で毎週火・水曜日の未明(3:00 - 4:00)に放送する『カンテら!』では、現職アナウンサーから日替わりで2名がパーソナリティを担当。担当者は、自身の担当回の構成や選曲にも携わる[26]。ラジオ大阪とは1976年度にアナウンサー(桑原征平水本貴士)の相互交流企画を1年間にわたって実施しているが、当時の企画と違って、ラジオ大阪の現職アナウンサーは『カンテら!』の放送期間中に関西テレビの番組へレギュラーで出演しない。

元アナウンサー

※はアナウンス部長経験者。

男性

女性

その他のアナウンサー

  • 笹原秀夫(元アナウンス部長<2011.6-2014.6.22>、現:視聴者情報部長。報道出身の書家)

関連企業

出典[1]

関連子会社等

その他のグループ企業・関係放送事業者

その他のグループ企業については「阪急阪神東宝グループ」の項目を参照。また、関係放送事業者については「FNN」又は「フジネットワーク」の項目を参照。

主催イベント

関西テレビの冠が付くイベント

不祥事

放送倫理・番組向上機構における人権侵害紛争

関西テレビの番組である『たかじん胸いっぱい』の2005年(平成17年)6月25日の放送で杉田かおるがゲスト出演し、面白可笑しく脚色し、結婚生活や離婚騒動について語った。このことに関し、元夫の鮎川純太が、人権侵害を受けたとして訂正放送や謝罪を要求。関西テレビは「取消し・謝罪放送を行う必要は無い」として鮎川の要求を拒否。鮎川はこれに対し、放送倫理・番組向上機構(BPO)の人権委員会に人権救済の申立てを行った。

委員会は検討の結果、2006年(平成18年)3月に、関西テレビが鮎川の名誉とプライバシーを侵害した事を認定し再発防止に向けて放送事業者としての制作体制の整備を行うよう、勧告する処分を下した。「勧告処分」は人権委員会決定の中で最も重いもので、重大な人権侵害事件が発生する時にのみ下される。

なお、バラエティ番組においてBPOから人権侵害と認定された放送局は、関西テレビが初めてであった。この認定を機に番組制作体制の立て直しが求められていたが、後継番組の『胸いっぱいサミット!』についても、2020年(令和2年)1月にBPOから放送倫理違反があったと認定された[30]

『発掘!あるある大事典II』における捏造事件

2007年(平成19年)1月7日に放送された情報番組『発掘!あるある大事典II』において実験データの捏造や効果の誇張等番組制作上「やらせ」があったと記者会見を行った。

同放送回では「納豆」を特集し「納豆にダイエット効果がある。」と放送した。放送直後から全国各地のスーパー等食料品店において一時全国的に「納豆」が品薄となる現象が相次ぎ「新聞記事」になる程の反響を引き起こした。 ライブドアPJニュースは放送前に内容が大手スーパーに通知されていたことを報道した[31]。放送内容における問題点として「血液検査の捏造(実際は行っていない検査を捏造し、虚偽データを公表)」や「外国人研究者の発言とは異なる日本語訳のコメント付与」「痩身の比較写真の捏造(実験前後で別人物の写真を使用)」等が挙がっている。

関西テレビは調査委員会を立ち上げて原因究明にあたると発表。また、翌日1月21日に通常通り放送予定だった同番組を放送休止、『スタ☆メン』を1時間繰り上げて21時からの2部構成の放送(21:00 - 21:54, 22:00 - 23:15)とし、冒頭の5分間、同局の毛利八郎アナウンサーが番組内での制作の経緯などを説明した。

このことを受けて、1月22日、『花王名人劇場』(1979年(昭和54年)10月7日開始)以来27年3か月2週間に渡って一社提供を続けてきた花王石鹸→花王が一社提供から降板することが決まった(ヒッチハイクのスポンサーも降板)[注釈 23]。翌1月23日には同番組の打ち切りが決定し、同時に制作局長の解職、千草宗一郎社長の役員報酬カットなどの処分も発表された。しかし、この処分については「甘すぎる」という批判が各方面から出てきている。また、総務省の調査結果次第では千草の引責辞任、関西テレビの筆頭株主であるフジ・メディア・ホールディングスからの役員などの多人数の送り込みも考えられ、予断を許さない情勢になってきていたという。

2007年(平成19年)3月27日、民放連は関西テレビを除名する方針を固め、4月19日の民放連総会で正式に除名処分にした。民放連の除名は静岡第一テレビに次いで2例目で、準キー局では初めてとなった。除名により、関西テレビは民放連行事には一切参加できない、特に民放連加盟社とNHKで構成される「ジャパンコンソーシアムからも外れた事になるため、オリンピックFIFAワールドカップの放送が一切できない(放送権がない)」など、経済的に大きな損失を伴うこととなった。関西テレビの民放連復帰には、関西テレビが再発防止を実行しているか、他の在阪民放局(毎日放送など)の判断によって決めるということとなった。フジテレビ制作の北京オリンピック中継をほかの在阪準キー局や独立テレビ放送局で振替放送することも検討したが、番組編成などの理由で関西の地上独立テレビ放送局を含む他の関西地区の放送局がフジテレビ制作の北京オリンピック中継を振替放送するのは難しいことから、関西の民放連加盟全18局は関西テレビの民放連一時復帰を提案し[32]、捏造事件が発覚してから約1年後の2008年(平成20年)4月17日、民放連は緊急理事会で関西テレビの条件付き再入会を認める事を決定し、関西地方でのフジテレビ制作の北京オリンピック中継が見られなくなる事態が回避された[33]。そして、2008年10月9日に行われた近畿地方の民放19社で構成する「近畿民放社長会」の会合で関西テレビの会員活動停止措置の解除を求めることを提案、同年10月27日に行われた民放連の理事会で会員活動停止措置の解除が正式に決定し、関西テレビは1年8か月振りに民放連に完全復帰した。なお放送倫理・番組向上機構も同時に除名されたが、2007年(平成19年)6月22日に再加盟を認められている。

総務省は3月30日、放送法に違反したとして総務大臣名で関西テレビに対して、行政指導としては最も重い「警告」を行なった。菅義偉総務大臣(当時)は、今後も放送法違反が見られたら電波停止もありうることも示唆した。なお、「あるある - 」を同時ネットしたフジテレビと系列26局(時差ネットで放送されていたテレビ大分も含む)に対する行政指導は見送った。同日、フジテレビの村上光一社長(当時)は定例会見で、全国放送番組での捏造だった経緯から、関西テレビが総務省から受けた警告処分をネット局全局で受けたものと認識させるため、「関西テレビの再生を系列局あげて支援すべき」方針を発表し、同時にFNSの関西テレビへの会員活動停止などの処分を見送る方針を明らかにした。

2007年(平成19年)4月3日、関西テレビは臨時の取締役会を開き、千草宗一郎社長は正式に社長職を辞任し、取締役に降格した。後任の社長には関西テレビ常務取締役の片岡正志の就任が発表された。同日夜22:00 - 23:09に検証番組「私たちは何を間違えたのか 検証・発掘!あるある大事典」が毛利八郎・関純子アナの司会によりFNS27局ネット(番組をネットしていなかったテレビ宮崎は除く)で放映された。同年5月23日、同月30日の取締役会をもって千草宗一郎前社長他に一部の取締役が退任(千草は相談役に退く見込み)、また執行役員制度を導入し役員数を削減するとの報道があった。

この事件を受けて、BPOには放送倫理検証委員会が新設された。奇しくも同委員会では、『胸いっぱいサミット!』における出演者の発言の扱い(詳細後述)について、2020年(令和2年)1月に放送倫理違反があったと認定している[30]

その他の不祥事

  • 1971年(昭和46年)12月24日 - 『4時だぜ!飛び出せ!!わいわいワイド』(「公開放送による日本初の子ども向けワイドショー」として毎週金曜日の夕方4時台に編成されていた人気番組)の「クリスマス大会」を放送する予定だったSABホールで、本番前にエントランスの階段で「スタジオ・メイツ」(番組の観覧・参加を認められていた会員)による将棋倒し事故が発生。「スタジオ・メイツ」であった33人の児童が重軽傷を負った。「クリスマス大会」の放送自体は非公開で実施されたものの、事故に加えて、主催者の管理不備(整理券を配布せずに「スタジオ・メイツ」を待たせていたことなど)が翌日から新聞などで大きく報じられた。この事故は、関西地方を代表する雑踏事故として知られていて、関西テレビ公式サイトの「会社沿革」ページでも前述の不祥事とともに明記されている[34]。『わいわいワイド』については、後に放送枠を毎週日曜日の夕方4時台に移動。制作体制を見直したうえで、1973年3月まで放送された。
  • 2004年(平成16年)11月12日 - 新潟県中越地震で、関西テレビの記者が、被災した小千谷市塩谷地区の住民の一時帰宅に際し、ボランティアを装って取材していた。小千谷市災害対策本部は事前に取材自粛を申し入れていた。市の抗議を受けた関西テレビは謝罪し、撮影したテープを放送しないと約束した。
  • 2006年(平成18年)11月15日23時放送予定の『グータンヌーボ』が番組開始から23時02分34秒まで放送されず、関西テレビでは画面がカラーバー状態50秒間その後「しばらくそのままでお待ち下さい。」というお詫び画面が表示されていた。番組のメインスポンサーである帝人CM30秒分と提供クレジットに表示されていない花王のCM30秒に加えて本田技研工業のCM20秒分を含む2分34秒間放送されていなかった。原因は20時14分に千島列島中部付近震源の地震で発表された津波警報津波注意報によるテレビ放送中継業務回線の混乱[注釈 24]。なお、同番組中は他局で字幕インポーズで表示していた津波警報・津波注意報の表示もされていなかった(テレビ西日本は表示)。
  • 2013年(平成25年)7月5日、同局のバラエティ番組『SHINPUU3 奇跡の確率』(同年7月26日未明放送)の収録が大阪市内の格闘技道場において行われ、この際、目隠しをされた状態でプロレスラーなどからビンタを受け、ビンタをしたのが誰かを当てる企画を実施したが、出演者のうち、GAG少年楽団の福井俊太郎と坂本純一、コマンダンテの安田邦祐の計3人が、脳震盪鼓膜損傷などの怪我を負った。同局は、当該企画について放送を取り止めた[35]
  • 2014年(平成26年)2月、同局の単発バラエティ番組『千原ジュニアの更生労働省 元ヤン芸人がダメ人間に喝!』(同年3月16日放送)の企画「人生の目標を見失いかけた若者5人を集めてカーリングのチームを組み、1か月間、共に練習し、小学生の強豪チームに挑戦する」の中で、メンバーの1人の家族として登場した人物が、実際の家族とは違う人物だったことが放送後に発覚した。収録時、家族のスケジュールが合わなかったため、制作スタッフが別人に出演を依頼し、その人物を家族として出演させていたということで、同局は事実と異なる内容を放送したために視聴者の皆様の信頼を裏切ることになったとして、同年5月4日の17時25分から5分間の謝罪番組を放送した[36]
  • 2016年(平成28年)4月17日朝、熊本地震の現地取材にあたっていた同局の中継車両が、菊陽町ガソリンスタンドで給油待ちをしている長い車列の途中に割り込み、給油していたことが発覚。翌18日、同局は公式Webサイト上で謝罪文を掲載し、夕方の報道番組内(生放送)で謝罪を行なった。[37]
  • 2019年(平成31年・令和元年)4月6日および5月18日に放送された『胸いっぱいサミット!』で、出演者の岩井志麻子が、「(韓国人は)手首を切るブスのようなものだ」などとの発言を繰り返した。いずれの放送回も事前に収録されていたが、民族差別女性差別とも取れる上記の発言を、関西テレビが2回とも編集せずに放送したことをめぐってSNSなどで批判が続出[38]。関西テレビでは、6月22日の同番組冒頭で関純子(本来は出演していないアナウンサー)が局を代表して謝罪した映像を放送した[39]うえで、収録から謝罪に至るまでの経緯を放送倫理・番組向上機構(BPO)に報告した。報告を受けたBPOでは、7月12日に審議入りを決定。関係者からのヒアリングなどを実施した結果、民放連放送基準「(5)人種・性別・職業・境遇・信条などによって取り扱いを差別しない」「(10)人種・民族・国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない」および、関西テレビの放送倫理規範である「番組制作ガイドライン」内の規定(「すべての人は人種、皮膚の色、言語、宗教、などによって差別を受けることは許されることではありません」)などにおいて、2回の放送とも放送倫理に違反するものだったと認定した[30]。関西テレビでは上記の認定後も『胸いっぱいサミット!』の放送を続けてきたが、日本国内における2020年からの新型コロナウイルス感染拡大などの影響で収益が悪化していることなどを背景に、2021年(令和3年)3月末での終了を発表している。

脚注

注釈
  1. 但し、大阪北郵便局新大阪郵便局私書箱を設けており、そこにも番組別に私書箱4 - 8号の郵便番号が使われているので、この番号を使うことは局全般の問い合わせや受信報告書を出す場合などを除いてあまりない。なお、新大阪郵便局宛の郵便番号は一貫して「539-8691」で、火9ドラマなど一部番組は東京支社宛てになることがある。
  2. 伊賀市名張市においても近鉄大阪線利用で大阪市内への通勤客も多い事から、在名局より在阪局を選んで視聴する世帯も少なくない。伊賀地区在住で元同局従業員(現伊賀市長の岡本栄が該当)もいる。
  3. 在阪各局はマスコットキャラクターの売り込みに熱心な傾向が見られ、大阪市内の土産店でそれぞれのグッズが売られているほど。
  4. 2015年3月29日までは「クラブカンテーレ」。
  5. 関東地方の総合電波塔である東京タワーの完工式を1958年12月23日に控えており、1958年度中に新規開局の2局の試験電波の発射開始時期をそれに合わせたため。
  6. 社章はキー局のフジテレビジョンと同じくチャンネルナンバー“8”を図案化したものだが、フジテレビのもの(亀倉雄策作)は丸みを帯びているのに対し、同局の社章は角張っている。同じく8を図案化した沖縄テレビ放送のマークはフジテレビと関西テレビの8マークを折衷したようなデザインである。
  7. 在名広域4局にキー局と同じ理由で同じIDを獲得した局はない。
  8. 日本経済新聞スポーツニッポンなど一部の新聞は3月30日以降も「関西テレビ」のままであった。一方、週刊TVガイドは放送局表記は3月30日の番組表が掲載される号の初日(3月28日)より「カンテレ」と表記され、一部例外は存在した。なお地上デジタル放送の局名表示・EPG表記は3月30日以降も「関西テレビ」の表記のままである。
  9. 前者は8マークとハチエモン、後者はKTVロゴより変更。
  10. 槇原の不祥事により2020年2月13日をもって使用中止。
  11. 鉄塔のリニューアル工事の際、「8 KTV」の下部に付けられていた「キッズプラザ大阪」のロゴが、新ロゴ付け替えの際に撤去された。
  12. 開局準備段階では、関西テレビはフジテレビの他にも同じく産経新聞から資本参加と役員派遣が行われていたNETテレビ(現:テレビ朝日)と系列関係を結ぶことも想定されていたが、産経新聞の社長が創業者の前田久吉から文化放送・フジテレビ社長の水野成夫に交代したことに伴い、NETから産経資本と役員が引き上げられたことから、フジテレビと系列関係を結ぶことを選択した。逆に毎日放送もラジオにおけるニッポン放送・文化放送との関係からフジテレビとネットワークを組むことを希望していた。
  13. ちなみに現在この枠は『日曜THEリアル!』(20:00 - 21:54)(2020年10月からは『日曜ワンダー!』(20:00 - 21:54))が放送されている。
  14. ただし、17:48 - 18:09に『報道ランナー』内包扱いでフジテレビ発の全国ニュースが放送されるが、新聞のテレビ欄は16:45から19:00まで枠分割なし、EPGでは全国ニュースに切り替わる17:48で枠が切れるが、その後の枠も『報道ランナー』表記のため、番組表上では、このほぼ全てを関西テレビが独占することになる。さらに、後述のように火曜21時台のドラマ枠が自社制作のため、ローカルネット枠である14:45あるいは、15:50から、おさらいを兼ねた前話の再放送を行うこともあり、 これを含めると、7時間40分自社制作番組が続く。
  15. 2000年以降、関西テレビ以外の近畿広域局がプライムタイムで全国ネットのドラマ枠を担当した例は、朝日放送テレビが2006年から2011年までテレビ朝日との共同制作で金曜21時枠を、読売テレビが2004年3月までの月曜22時枠と2020年1月期・10月期の日曜ドラマの例がある。
  16. 火曜日のプロ野球ヤクルト対巨人戦はローカルセールスの場合があり、通常通り自社制作番組を優先することがある。
  17. 数少ない実例としては、桑原征平がフジテレビに出向して『おはよう!ナイスデイ』の司会を務めた。また、東京都内で収録の『発掘!あるある大事典』ではフジテレビの女性アナウンサーがアシスタントを担当していた。この他、『土曜大好き!830』(現在の『土曜はナニする!?』枠)にも番組初期はフジテレビの女性アナウンサーがアシスタントとして出演していた。
  18. 系列外では地上独立テレビ局岐阜放送(ぎふチャン)も「8」を使う(東海テレビが「1」を使っており、地上独立テレビ局の大半が使用する「3」もNHK名古屋が使うことで、「8」が空いたため)。なお、アナログ親局8chの高知放送はキー局の日本テレビと同じ「4」が使われる(エリア内で「8」は高知さんさんテレビが使用)。
  19. 在阪放送局でキー局とリモコンキーIDを合わせたのは府域局のテレビ大阪(19ch。テレビ東京(12ch)と同じ「7」)だけである。
  20. ※指向性が西に向いているため、大阪湾沿岸部での受信が難しく、大阪8chか神戸灘を受信している。
  21. 関西テレビと同じフジテレビ系列の東海テレビ放送も開局当初から現在の「1マーク」に変わるまではブーメランをモチーフにしたものに「THK」のゴシックロゴが組み込まれていたものが使われていた。
  22. 2019年1月31日に同業他社の読売テレビが竣工した、3代目社屋誕生前までは在阪民放局のテレビスタジオとして最大面積であった
  23. 花王はこのほか、『ナイナイサイズ』(日本テレビ)『愛の劇場』(TBS)『恋するハニカミ』(同)も降板。
  24. 同注意報・警報は深夜1時30分に解除されたが、その後場所により最大80cmの潮位の変化があった。
出典
  1. 会社案内 - 関西テレビ放送 KTV
  2. 決算および役員人事内定について|企業情報 - 関西テレビ放送 カンテレ
  3. 第79期決算公告 - 産経新聞大阪本社版2020年6月22日付朝刊7面
  4. 基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
  5. “関西テレビ放送会長・横田雅文氏が死去”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2018年8月28日). https://www.sanspo.com/geino/news/20180828/sot18082805000004-n1.html 2020年5月14日閲覧。
  6. “【訃報】関西テレビ名誉顧問の出馬迪男氏死去 元会長 元フジテレビ副社長”. 産経ニュース. 産業経済新聞社. (2019年12月18日). https://www.sankei.com/west/news/191218/wst1912180025-n1.html 2020年5月14日閲覧。
  7. 同社発行のベリカードより
  8. 平成15年4月18日 総務省報道資料「地上デジタルテレビジョン放送局の予備免許の交付」別表より
  9. 京成自動車工業・製造車紹介ページ(インターネットアーカイブによるキャッシュ)
  10. [関西テレビ]呼称を「カンテレ」に 槇原敬之が社歌を書き下ろし マイナビニュース
  11. 関西テレビ春の改編に合わせロゴを一新。槇原敬之が関西テレビへの応援歌をプロデュース!! 関西テレビ放送 2015年3月17日
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  13. 総務省 電波利用ホームページ”. 総務省. 2017年6月20日閲覧。
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  18. エリア放送 近畿総合通信局
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  23. アナウンサーTOP - 関西テレビ放送 カンテレ
  24. カンテレ4月入社の新人アナ 25日の番組で異例の“デビュー”(『デイリースポーツ2018年2月23日付記事)
  25. カンテレ4月入社の新人アナに、山本浩之アナの三男・山本大貴さんが登場(『スポーツ報知2020年2月23日付記事)
  26. カンテレのアナがラジオ大阪の新番組に出演 構成など全て企画する異例の試み(『スポーツニッポン2021年2月21日付記事)
  27. 日本センチュリー交響楽団・事業運営”. 日本センチュリー交響楽団 (2020年2月18日). 2020年4月13日閲覧。
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  30. 放送倫理検証委員会 委員会決定第32号 関西テレビ 『胸いっぱいサミット!』収録番組での韓国をめぐる発言に関する意見 2020年1月24日 放送局:関西テレビ放送倫理・番組向上機構
  31. 穂高健一 「フジ系列 『発掘!あるある大事典II』、放映前に内容が大手に漏洩(上)ライブドア、2007年1月14日。
  32. 関西民放18社、五輪期間中に限り関テレの一時復帰提案へ - 読売新聞2008年(平成20年)4月14日
  33. 関テレの再入会認める=北京五輪の中継が可能に-民放連 - 時事通信社、2008年(平成20年)4月17日
  34. 関西テレビ会社沿革|1970年代
  35. “番組収録中に平手打ちで芸人3人けが”. 日刊スポーツ. (2013年7月11日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130711-1155809.html 2020年6月6日閲覧。
  36. 「千原ジュニアの更生労働省」における問題について 関西テレビ放送 2014年5月4日
  37. 関テレ中継車 熊本のGS長蛇の列に割り込み給油 スポニチアネックス 2016年4月18日
  38. 関西テレビ 「ヘイト発言」放送 民族差別・女性蔑視編集せず 毎日新聞 2019年6月18日
  39. 関西テレビ、岩井志麻子氏の「ヘイト発言」放送、番組で謝罪「真摯に反省」 毎日新聞 2019年6月22日

関連項目

外部リンク

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