重力子

重力子(じゅうりょくし、: gravitonグラビトン[3])は、素粒子物理学における四つの力のうちの重力相互作用を伝達する役目を担わせるために導入される仮説上の素粒子。2020年までのところ未発見である。

重力子
組成 素粒子
グループ ゲージ粒子
相互作用 重力相互作用
発見 未発見
記号 G[1]
質量 0
< 6×10−32 eV/c2 [2]
平均寿命 無限大
電荷 0
スピン 2

アルベルト・アインシュタイン一般相対性理論より導かれる重力波を媒介する粒子として提唱されたものである。スピン2、質量0、電荷0、寿命無限大のボース粒子であると予想され、力を媒介するゲージ粒子である。

グラヴィティーノ

グラヴィティーノ (gravitino)
発見 未発見
電荷 0
スピン 32

超対称性がある場合、重力子に対応する超対称性パートナーとしての超対称性粒子は、スピン3/2のフェルミ粒子であるグラヴィティーノ: gravitino、重力微子)とされるが、こちらも2020年までのところ未発見である。

脚注

  1. Gは、グルーオンとの混同を避けるために使用される。 (グルーオンの記号はg)
  2. Zyla, P. (2020). Review of Particle Physics: Gauge and Higgs bosons. https://pdg.lbl.gov/2020/tables/rpp2020-sum-gauge-higgs-bosons.pdf.
  3. 小松英一郎「小松英一郎が語る 絞られてきたモデル」『日経サイエンス』第47巻第6号、日経サイエンス社、2017年、 33頁、 ISSN 0917009X

関連項目

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