西新井駅

西新井駅(にしあらいえき)は、東京都足立区西新井栄町二丁目にある、東武鉄道である。駅番号はTS 13

西新井駅
西口(2016年8月16日
にしあらい
Nishiarai
所在地 東京都足立区西新井栄町二丁目1-1
駅番号 TS13
所属事業者 東武鉄道
電報略号 ニシ
駅構造 地上駅
ホーム 3面6線
乗降人員
-統計年度-
66,712人/日
-2019年-
開業年月日 1899年明治32年)8月27日
乗入路線 2 路線
所属路線 伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
キロ程 11.3 km(浅草起点)
TS 12 梅島 (0.8 km)
(2.1 km) 竹ノ塚 TS 14
所属路線 大師線
キロ程 0.0 km(西新井起点)
(1.0 km) 大師前 TS 51

伊勢崎線大師線が乗り入れている。伊勢崎線の当駅前後は「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。大師線はこの駅が起点である。

年表

駅構造

島式ホーム3面6線の地上駅で、橋上駅舎を有している[2]

伊勢崎線は2面4線を使用する。方向別複々線配線により、急行線を走る急行・区間急行・準急・区間準急と緩行線を走る普通とはホーム対面で乗り換えることが可能である[2]

ホームの梅島寄りには、下り緩行線→急行線、上り急行線→緩行線へ転線できる片渡り線が設けられており、THライナー(当駅は通過)が使用する[3]

大師線ホームは1面2線であり、通常は頭端式の1番線を使用する。2番線は車両交換時のほか、年末年始の特別ダイヤや急行線を走る回送列車の待避(伊勢崎線の下り急行線と接続しているため)に使用される。ワンマン運転用のホームセンサーは1番線のみに設置されている。

改札口は1か所だが、大師線ホームに入る部分に中間改札がある[2]。これは大師前駅無人駅であることから、当駅の大師線連絡口で大師前駅としての改札業務を行うためである[4]。このため、大師線側の改札手前には大師前駅発着の乗車券を発売する自動券売機があるほか、当駅の自動精算機は当駅下車・大師前駅下車を選択してから操作する仕組みとなっている。

発車標は、伊勢崎線ホームには設置されているが、大師線ホームには設置されていない。

東口(2016年8月16日)
西新井駅改札口(2016年8月16日)

2005年3月31日に、改札口からホームを連絡するエレベーターが各ホーム竹ノ塚寄りに完成し、バリアフリー対応トイレも同時に改札口レベルに新設された[2]。また、同時に下り線ホームの梅島寄りに設置されていたトイレは撤去された。

2010年3月より、伊勢崎線ホーム(3 - 6番線)に車掌のリモコン操作による発車メロディが導入された[5]。伊勢崎線内の中間駅で導入されたのは、当駅が初めてである。なお、大師線ホームでは「Passenger」の発車メロディが導入されている。

のりば

番線路線方向軌道行先
1・2 大師線 下り - 大師前
3 東武スカイツリーライン 下り 急行線 新越谷春日部東武動物公園
伊勢崎線 久喜 日光線 南栗橋方面
4 緩行線 竹ノ塚北越谷北春日部・東武動物公園・
日光線 南栗橋方面
5 上り 梅島北千住とうきょうスカイツリー浅草
日比谷線 中目黒方面
6 急行線 北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・
半蔵門線 渋谷 東急田園都市線 中央林間方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
  • 朝のラッシュ時は普通列車から優等列車へ乗り換える利用客が多く、また、北千住駅では浅草方面ホーム(1階)と日比谷線直通ホーム(3階)に分離されている。このため上りの優等列車は全体的に混雑し、特に半蔵門線直通種別である準急・急行の混雑率は高い。
  • 2020年6月6日現在のダイヤでは、当駅を発車する伊勢崎線の上り列車は7時24分からの1時間に37本の列車が発車する[6]。これは関東の私鉄では最大の本数であり、ラッシュ時の混雑緩和に大きく貢献している。
  • 駅名標の隣接駅名表記は急行線と緩行線で分かれており、新越谷駅と草加駅も同じである。なお、同じ急行停車駅である越谷駅と北千住駅については、前者は下り方の準急・区間準急が各駅に止まるため、後者は全ホーム普通列車が発着できる構造のため緩行線の駅名となっている。
  • 大師線の線路(2番線)の梅島寄りは2004年3月まで駅南方にあった西新井工場に接続していた。同工場は同年4月に南栗橋工場に移転し廃止された。
  • 大師線の0キロポストは、2番線の大師線ホームに面していない線路脇にあり、そこが当駅の停車場中心である。
西新井らーめん

立ち食いラーメン

伊勢崎線下り(3・4番線)ホームには「西新井らーめん」と称する立ち食いのラーメン店がある[7]

利用状況

2019年度の1日平均乗降人員66,712人[8]である。この値は、伊勢崎線・大師線間の乗換客を含まない。伊勢崎線の駅では竹ノ塚駅に次ぐ第7位である。

2002年度以降に駅西口で複合都市開発が行われた他、半蔵門線沿線にも直通で行けるようになったため、利用者は増加傾向にある。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。

年度 1日平均
乗降人員[9]
1日平均乗車人員 出典
伊勢崎線大師線
1992年(平成04年) 29,729460 [10]
1993年(平成05年) 29,090460 [11]
1994年(平成06年) 28,918463 [12]
1995年(平成07年) 28,749508 [13]
1996年(平成08年) 28,071488 [14]
1997年(平成09年) 27,518479 [15]
1998年(平成10年) 53,105 27,008452 [16]
1999年(平成11年) 52,045 26,377451 [17]
2000年(平成12年) 51,282 25,819447 [18]
2001年(平成13年) 50,593 25,759271 [19]
2002年(平成14年) 49,761 25,236274 [20]
2003年(平成15年) 50,840 25,820287 [21]
2004年(平成16年) 51,125 25,882277 [22]
2005年(平成17年) 51,567 26,104274 [23]
2006年(平成18年) 52,504 26,614282 [24]
2007年(平成19年) 58,180 29,623363 [25]
2008年(平成20年) 58,796 29,751367 [26]
2009年(平成21年) 59,604 30,088353 [27]
2010年(平成22年) 61,166
2011年(平成23年) 60,756
2012年(平成24年) 62,378
2013年(平成25年) 63,920
2014年(平成26年) 63,669
2015年(平成27年) 64,664
2016年(平成28年) 65,602
2017年(平成29年) 66,865
2018年(平成30年) 67,149
2019年(令和元年) 66,712

近年の路線別乗降人員の推移は下表の通りである。

年度別一日平均路線別乗降人員・乗換人員[28]
年度伊勢崎線大師線乗換人員出典
2004年(平成16年) 50,51561017,697 [29]
2005年(平成17年) 50,96959817,534 [30]
2006年(平成18年) 51,90060317,600 [31]
2007年(平成19年) 57,46171917,314 [32]
2008年(平成20年) 58,07771915,513 [33]

駅周辺

関東の三大師の一つ、西新井大師(総持寺)は西へ約1km離れており、大師線の大師前駅が最寄駅となる。2004年3月には東口にエレベーターが新設され、同時にトスカ東館・西館店舗部分の小改造が行われ、店舗内エレベーターを使用して東西自由通路を24時間通行可能になった。

北側の竹ノ塚・大師前寄りの線路を東京都道318号環状七号線(環七通り)が跨いでいる(西新井陸橋)。西口周辺では、日清紡東京工場跡地を中心とした再開発事業が行われた(西新井ヌーヴェル)。自由通路には、トスカ系列の売店の他、ファミリーマートQB HOUSE東武トップツアーズ西新井支店、ゆうちょ銀行ATMなどがある。西口は大きなバスターミナルとなっている。

西新井栄町付近では、複合都市開発が行われた。

西口

東口

バス路線

足立区コミュニティバスはるかぜを含む路線バスが発着する。運行事業者は東武バスセントラル東京都交通局国際興業バス日立自動車交通の計4社局である。

西新井駅西口

乗場系統主要経由地行先運行事業者営業所備考
1番西01江北六丁目団地・皿沼不動・加賀一丁目皿沼循環東武足立
江北六丁目団地・皿沼不動・加賀一丁目鹿浜中学校終車時間帯のみ
西03西新井消防署伊興住区センター流通センター
西04竹の塚車庫
2番西02栗原四丁目竹の塚車庫本数少
西07西新井五丁目・谷在家公園・鹿浜鹿浜都市農業公園
北03関原二丁目・千住桜木北千住駅西新井西新井大師バス停が始発
北04当バス停が始発
3番王40甲荒川土手・豊島五丁目団地・王子駅池袋駅東口都営
北車庫出・入庫のみ
荒川土手豊島五丁目団地
4番赤27(環七経由)上沼田団地入口・鹿浜橋東十条四丁目赤羽駅東口国際赤羽深夜バス運行
赤27-2赤羽車庫出入庫、深夜バス運行
5番赤23西新井大師西駅・鹿浜・荒川大橋・赤羽岩淵駅赤羽駅東口
西11伊興三丁目・舎人公園駅入谷見沼代親水公園駅川口【はるかぜ3号】
6番北03西新井大師東武西新井
7番無番本木町第二アパート・扇大橋駅高野駅日立本社【はるかぜ10号】

※ 王子駅から深夜バス深夜31系統(東武バスセントラル)が環七経由で西新井駅西口まで運行されている。

西新井陸橋

※ 旧西新井警察署前、西口徒歩7分環七通り上。西口ロータリー整備前は国際興業バスの路線の大半はここで折り返していた。

乗場系統主要経由地行先運行事業者営業所備考
西行王30上沼田団地・鹿浜橋・王子五丁目王子駅東武葛飾昼2便のみ
王49・王49折返都営千住
王49折返上沼田団地・鹿浜橋・ハートアイランド東平日昼のみ
東行王30青井六丁目・加平橋綾瀬警察署亀有駅北口東武葛飾昼2便のみ
王49梅島駅千住車庫都営千住
王49折返小右衛門町足立区役所

西新井駅東口

※ 1番乗場は環七西新井陸橋下、2番乗場は東口の階段降りて右側トスカ前となる。

乗場系統主要経由地行先運行事業者営業所備考
1番西05・西06水野病院・西新井大師西駅・鹿浜鹿浜都市農業公園東武西新井【はるかぜ4号】
西05梅島駅足立区役所
竹51増田橋竹の塚駅東口
西21六町駅六ッ木都住葛飾【はるかぜ7号】
西22六町駅・六ッ木都住八潮駅北口
竹13増田橋・竹の塚駅東口足立清掃工場(循環)足立本数少
竹14増田橋・竹の塚駅東口・足立清掃工場・谷塚駅花畑桑袋団地
2番無番足立区役所・青井駅・綾瀬新橋・綾瀬駅こども家庭支援センター日立本社【はるかぜ1号】
足立区役所・五反野駅・綾瀬駅・東和五丁目亀有駅南口【はるかぜ12号】

その他

駅名の由来となった「西新井」という地名はそれ自体で一単語であって、「西」を冠称した複合語ではない。詳細は「西新井#地名」を参照。駅名の漢字を見ただけでは複合語か否か分からないが、駅や車内に掲示する停車駅一覧などに表記されたローマ字では違いが現れる。東武鉄道では、方角などを冠称した駅名は Kita-senju北千住)、Shin-koshigaya新越谷)のようにハイフンを使って表記しているが、西新井はハイフンがなく Nishiarai である。

ギャラリー

隣の駅

東武鉄道
東武スカイツリーライン
急行・区間急行・準急・区間準急
北千住駅(TS 09) - 西新井駅(TS 13) - 草加駅(TS 16)
普通
梅島駅(TS 12) - 西新井駅(TS 13) - 竹ノ塚駅(TS 14)
大師線
西新井駅(TS 13) - 大師前駅(TS 51)

脚注

  1. “「東武スカイツリーライン」誕生!”. 東武鉄道 (2012年2月9日). 2012年3月17日閲覧。 (PDF)
  2. 構内マップ 東武スカイツリーライン・大師線 西新井駅 - 東武鉄道
  3. 日比谷線THライナー登場、指定席の需要あるか”. 東洋経済オンライン (2020年6月6日). 2020年8月20日閲覧。
  4. 同様の方式は山陽本線(和田岬線)名鉄築港線においても採用されている。
  5. 岸田法眼「THE TOBU RAILWAY WORLD 〜今、東武から目が離せない〜」『鉄道ファン』2012年3月号(通巻611号)、交友社、p.70
  6. 西新井駅 東武伊勢崎線 時刻表 - NAVITIME
  7. 店舗のご案内 - 東武鉄道 2019年8月26日閲覧
  8. 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
  9. 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  10. 東京都統計年鑑(平成4年)
  11. 東京都統計年鑑(平成5年)
  12. 東京都統計年鑑(平成6年)
  13. 東京都統計年鑑(平成7年)
  14. 東京都統計年鑑(平成8年)
  15. 東京都統計年鑑(平成9年)
  16. 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  17. 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  18. 東京都統計年鑑(平成12年)
  19. 東京都統計年鑑(平成13年)
  20. 東京都統計年鑑(平成14年)
  21. 東京都統計年鑑(平成15年)
  22. 東京都統計年鑑(平成16年)
  23. 東京都統計年鑑(平成17年)
  24. 東京都統計年鑑(平成18年)
  25. 東京都統計年鑑(平成19年)
  26. 東京都統計年鑑(平成20年)
  27. 東京都統計年鑑(平成21年)
  28. 関東交通広告協議会レポート
  29. 東武鉄道 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員 (PDF)”. 関東交通広告協議会. 2016年1月23日閲覧。
  30. 東武鉄道 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員 (PDF)”. 関東交通広告協議会. 2016年1月23日閲覧。
  31. 東武鉄道 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員 (PDF)”. 関東交通広告協議会. 2016年1月23日閲覧。
  32. 東武鉄道 平成19年度1日平均乗降人員・通過人員 (PDF)”. 関東交通広告協議会. 2016年1月23日閲覧。
  33. 東武鉄道 平成20年度1日平均乗降人員・通過人員 (PDF)”. 関東交通広告協議会. 2016年1月23日閲覧。

関連項目

外部リンク

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