清明

現在広まっている定気法では太陽黄経が15のときで4月5日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から7/24年(約106.53日)後で4月7日ごろ。

清明(せいめい)は、二十四節気の第5。三月節(旧暦2月後半から3月前半)。

期間としての意味もあり、この日から、次の節気の穀雨前日までである。

季節

万物が清々しく明るく美しいころ。

こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている[1][2]

様々なが咲き乱れ、お花見シーズンになる。「清明」を花言葉にする花はキンポウゲ科デルフィニウム属のヒエンソウ (Delphinium ajacis) である[3]

日付

定気法による清明の瞬間(世界時)と、日本中国での清明日の日付は表のとおり。日本における時刻はこの表の9時間後となる。 [4] [5]

日時 (UT)日本中国
1966年4月5日05:574月5日4月5日
1967年4月5日11:454月5日4月5日
1968年4月4日17:214月5日4月5日
1969年4月4日23:154月5日4月5日
1970年4月5日05:024月5日4月5日
1971年4月5日10:364月5日4月5日
1972年4月4日16:294月5日4月5日
1973年4月4日22:144月5日4月5日
1974年4月5日04:054月5日4月5日
1975年4月5日10:024月5日4月5日
1976年4月4日15:464月5日4月4日
1977年4月4日21:464月5日4月5日
1978年4月5日03:394月5日4月5日
1979年4月5日09:184月5日4月5日
1980年4月4日15:154月5日4月4日
1981年4月4日21:054月5日4月5日
1982年4月5日02:534月5日4月5日
1983年4月5日08:444月5日4月5日
1984年4月4日14:224月4日4月4日
1985年4月4日20:144月5日4月5日
1986年4月5日02:064月5日4月5日
1987年4月5日07:444月5日4月5日
1988年4月4日13:394月4日4月4日
1989年4月4日19:304月5日4月5日
1990年4月5日01:134月5日4月5日
1991年4月5日07:054月5日4月5日
1992年4月4日12:454月4日4月4日
1993年4月4日18:374月5日4月5日
1994年4月5日00:324月5日4月5日
1995年4月5日06:084月5日4月5日
1996年4月4日12:024月4日4月4日
1997年4月4日17:564月5日4月5日
1998年4月4日23:454月5日4月5日
1999年4月5日05:454月5日4月5日
2000年4月4日11:324月4日4月4日
2001年4月4日17:244月5日4月5日
2002年4月4日23:184月5日4月5日
2003年4月5日04:524月5日4月5日
2004年4月4日10:434月4日4月4日
2005年4月4日16:344月5日4月5日
2006年4月4日22:154月5日4月5日
2007年4月5日04:054月5日4月5日
2008年4月4日09:464月4日4月4日
2009年4月4日15:344月5日4月4日
2010年4月4日21:304月5日4月5日
2011年4月5日03:124月5日4月5日
2012年4月4日09:064月4日4月4日
2013年4月4日15:024月5日4月4日
2014年4月4日20:474月5日4月5日
2015年4月5日02:394月5日4月5日
2016年4月4日08:284月4日4月4日
2017年4月4日14:174月4日4月4日
2018年4月4日20:134月5日4月5日
2019年4月5日01:514月5日4月5日
2020年4月4日07:384月4日4月4日
2021年4月4日13:354月4日4月4日
2022年4月4日19:204月5日4月5日
2023年4月5日01:134月5日4月5日
2024年4月4日07:024月4日4月4日
2025年4月4日12:484月4日4月4日
2026年4月4日18:394月5日4月5日
2027年4月5日00:174月5日4月5日
2028年4月4日06:024月4日4月4日
2029年4月4日11:584月4日4月4日
2030年4月4日17:404月5日4月5日
2031年4月4日23:274月5日4月5日
2032年4月4日05:164月4日4月4日
2033年4月4日11:074月4日4月4日
2034年4月4日17:054月5日4月5日
2035年4月4日22:524月5日4月5日
2036年4月4日04:454月4日4月4日
2037年4月4日10:434月4日4月4日
2038年4月4日16:284月5日4月5日
2039年4月4日22:144月5日4月5日
2040年4月4日04:044月4日4月4日
2041年4月4日09:514月4日4月4日
2042年4月4日15:394月5日4月4日
2043年4月4日21:194月5日4月5日
2044年4月4日03:024月4日4月4日
2045年4月4日08:564月4日4月4日
2046年4月4日14:434月4日4月4日
2047年4月4日20:314月5日4月5日
2048年4月4日02:244月4日4月4日
2049年4月4日08:134月4日4月4日
2050年4月4日14:024月4日4月4日
2051年4月4日19:484月5日4月5日
2052年4月4日01:364月4日4月4日
2053年4月4日07:334月4日4月4日
2054年4月4日13:214月4日4月4日
2055年4月4日19:074月5日4月5日
2056年4月4日00:584月4日4月4日
2057年4月4日06:514月4日4月4日
2058年4月4日12:424月4日4月4日
2059年4月4日18:314月5日4月5日
2060年4月4日00:184月4日4月4日

グレゴリオ暦

グレゴリオ暦による17世紀から24世紀までの日本の清明は表のとおり [6] [7] [8]2021年の清明は4月4日。]

365日からの超過分が毎年蓄積し、 4年に一度閏年でリセットされる様子が分かる(清明は閏日の挿入される2月末日より後のため、 4で割り切れる年が先頭)。 1948年から2202年までは4月4日4月5日のいずれか。1947年までは4月6日のときもあった。

年を4で割った余り確定困難な(日を跨ぐ)年
0123真夜中の前後10分
1600年 - 1627年4日5日5日5日
1628年 - 1659年4日4日5日5日
1660年 - 1691年4日4日4日5日1691(4-5日),
1692年 - 1699年4日4日4日4日
1700年 - 1727年5日5日5日5日1724(4-5日),
1728年 - 1755年4日5日5日5日
1756年 - 1787年4日4日5日5日1757(4-5日),
1788年 - 1799年4日4日4日5日
1800年 - 1819年5日5日5日6日1819(5-6日),
1820年 - 1855年5日5日5日5日1852(4-5日),
1856年 - 1883年4日5日5日5日
1884年 - 1899年4日4日5日5日1885(4-5日),
1900年 - 1915年5日5日6日6日
1916年 - 1947年5日5日5日6日
1948年 - 1983年5日5日5日5日
1984年 - 2015年4日5日5日5日2013(4-5日),
2016年 - 2043年4日4日5日5日
2044年 - 2075年4日4日4日5日
2076年 - 2099年4日4日4日4日
2100年 - 2111年5日5日5日5日
2112年 - 2139年4日5日5日5日
2140年 - 2171年4日4日5日5日2141(4-5日),
2172年 - 2199年4日4日4日5日
2200年 - 2203年5日5日5日6日
2204年 - 2239年5日5日5日5日
2240年 - 2271年4日5日5日5日2269(4-5日),
2272年 - 2299年4日4日5日5日
2300年 - 2331年5日5日5日6日2302(5-6日),
2332年 - 2367年5日5日5日5日2335(5-6日),
2368年 - 2399年4日5日5日5日

風俗

中国における清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。また、春を迎えて郊外を散策する日であり、「踏青節」とも呼ばれた[9]。『白蛇伝』で許仙と白娘子が出会ったのも清明節でにぎわう杭州の郊外であった。また清明節前に摘んだ葉を「明前茶」、清明から穀雨までの茶葉を「雨前茶」、穀雨以後の茶葉を「雨後茶」という。中国で緑茶は清明節に近い時期に摘むほど、香り甘みがあり、高級とされている[9]

沖縄本島中南部(中頭島尻)、伊是名島伊平屋島慶良間諸島等では「清明祭」として取り行われる。沖縄方言で「シーミー」(首里では「ウシーミー御清明)」)と呼ぶ。

これらの地域では中国の風習と同様にお墓の掃除をするとともに墓参を行い、まるでピクニックのような雰囲気で親類が揃って墓前で祖先と共に食事(餅や豚肉料理、お菓子、果物など)を楽しむ風習が見られる[10]

清明祭は沖縄県外での「お盆」として紹介される事もあり、民俗、宗教的意義は異なるにしても似た風習である。

清明祭が行われない地域(奄美群島、沖縄本島北部(国頭伊江島)、久米島先島諸島)では、「十六日祭」(ジュウルクニチ、旧暦の1月16日)または旧暦の七夕(旧暦7月7日)が代わりに行われる。

七十二候

清明上河図(12世紀)

清明の期間の七十二候は以下の通り。

初候
玄鳥至(つばめ いたる) : が南からやって来る(日本)[11]
桐始華(きり はじめて はなさく) : の花が咲き始める(中国)[12]
次候
鴻雁北(こうがん きたす) : が北へ渡って行く(日本)[11]
田鼠化為鴽(でんそ けして うずらと なる) : 田鼠になる(中国)[12]
末候
虹始見(にじ はじめて あらわる) : の後にが出始める(日本・中国)[11][12]

前後の節気

春分清明穀雨

脚注

  1. 太玄斎. こよみ便覧”. 国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2016年3月21日閲覧。
  2. 二十四節気とは”. 生活気象情報. 株式会社テレビ金沢. 2016年3月21日閲覧。
  3. 二十四節気「清明(せいめい)」…花言葉になっている花は?”. 日本気象協会 (2015年4月5日). 2016年3月21日閲覧。
  4. 国立天文台 暦要項 各年版より世界時換算(1984年 - 2016年)
  5. 2009年版より理論が更新されているが、「分」の精度でほとんど違いはない。
  6. 現代の天体力学による位置推算のため、過去の暦の記述とは必ずしも一致しない(代わりに分単位の精度がある)。 将来の見積もりについては(主に閏秒の不確かさから)日付が前後する恐れがある(10分の誤差を見込んだが、表の末尾では恐らく不足)。
  7. JPL HORIZONS Web-Interface (2015年8月22日 Ver 3.9.8) 取得後 TT→UT 変換
  8. NASA による ΔT の解説計算式
  9. 西角井正慶, ed (1958). 年中行事事典. (昭和33). 東京堂出版. p. 421 初版は昭和33年5月23日発行。
  10. 沖縄コンパクト事典(琉球新報社・2003年)
  11. 藤澤衛彦 (1961). 年中行事編. 7. あかね書房. p. 103
  12. 近藤瓶城, ed (1901). 新加纂録類. 19. (明治34年). 東京: 近藤活版所. p. 110

関連項目

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