松屋フーズ

株式会社松屋フーズ(まつやフーズ、英称Matsuya Foods Company, Limited)は、牛丼(牛めし)・カレー定食などを販売する「松屋」などの飲食店をチェーン展開している企業。

株式会社松屋フーズホールディングス
MATSUYAFOODS HOLDINGS CO., LTD.
松屋フーズホールディングス 本社
種類 株式会社
機関設計 監査役設置会社[1]
市場情報
東証1部 9887
1999年12月14日上場
略称 松屋
本社所在地 日本
180-0006
東京都武蔵野市中町一丁目14番5号
設立 1975年昭和50年)10月14日
(有限会社松屋商事)
業種 小売業
法人番号 6012401015768
事業内容 食材等の販売飲食事業を中心とするグループ会社の経営管理
代表者 瓦葺利夫代表取締役会長
瓦葺一利(代表取締役社長
資本金 66億5593万2000円
売上高 連結:981億5863万4000円
(2019年3月期)
営業利益 連結:38億8493万1000円
(2019年3月期)
経常利益 連結:41億8289万7000円
(2019年3月期)
純利益 連結:21億9764万3000円
(2019年3月期)
純資産 連結:408億825万5000円
(2019年3月31日現在)
総資産 連結:650億2619万1000円
(2019年3月31日現在)
従業員数 連結:1536人
(2019年3月31日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[1]
主要株主 瓦葺利夫(会長) 20.19%
(有)ティケイケイ 15.63%
(有)トゥイール 9.90%
(2018年3月31日現在)
主要子会社 (株)松屋フーズ 100%
(株)エム・テイ・テイ 100%
(株)エム・エル・エス 100%
外部リンク https://www.matsuyafoods.co.jp
特記事項:1966年6月創業
株式会社松屋フーズ
Matsuya Foods Company, Limited

江古田店(松屋の第1号店)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 松屋
本社所在地 日本
180-0006
東京都武蔵野市中町一丁目14番5号
設立 2018年平成30年)4月24日
(株式会社松屋フーズ分割準備会社)
業種 小売業
法人番号 8012401033917
事業内容 牛めし定食事業、とんかつ事業、鮨事業、ラーメン事業、外販事業 他、フランチャイズ形態による飲食店業の技術、および経営指導
代表者 瓦葺利夫代表取締役会長
瓦葺一利(代表取締役社長
資本金 9000万円
純利益 15億6154万1000円(2020年03月31日時点)[2]
純資産 370億4898万4000円(2020年03月31日時点)[2]
総資産 548億6509万4000円(2020年03月31日時点)[2]
決算期 3月31日
主要株主 (株)松屋フーズホールディングス 100%
外部リンク https://www.matsuyafoods.co.jp

この項目では特記しない限り、牛丼チェーンの「松屋」について記述する。

概要

創業者の瓦葺利夫が、1966年昭和41年)に東京都練馬区羽沢の住宅街に「中華飯店 松屋」を開業したのが、始まりである。なお、この店は1969年(昭和44年)に閉店した。

この店がなかなか軌道に乗らなかったこと、商店街で商売を試してみたかったこと、専門誌で紹介されていた「何時屋」の「ぶっかけ」という牛めしに衝撃を受けたこと、そしてすでに牛丼チェーン販売をしていた吉野家の味に感銘を受けたことなどにより、瓦葺が牛丼の研究を重ねて独自の味を完成させ[3]1968年(昭和43年)6月に江古田に牛めし・焼肉定食店としての「松屋」を開店させた。これは2020年(令和2年)現在の江古田店であり、これが1号店として数えられる。

同業の他社チェーンと比較し、牛めし以外のカレーライスや定食などの比率が高いのが特徴である。これは1号店の江古田店近辺は学校が多いことから昼間は学生で賑わい、ベッドタウンでもあることから夜は独身サラリーマンが戻ってくるという当時の土地柄を考慮し、学生層向けの牛めしだけではなく独身サラリーマン層向けには定食とカレーが必要と考え、「牛めし」「定食」「カレー」の三本柱でメニューを構成することになり、その後の展開においてもこの方針を維持している[4]

ロゴマークは当初、社員の家族が考えた丼を持っている牛(通称:牛ちゃん)だった。会社が大きくなってきたのでデザイナーに依頼し、盆に乗せられた丼と味噌汁椀をモチーフとしたものになった。これは、丼・カレーに味噌汁が付く松屋の特色を表したものである。

2019年平成31年)1月時点の未出店地域は青森県秋田県鳥取県島根県高知県佐賀県長崎県宮崎県である。このうち、長崎県・佐賀県の2県はかつて松屋が出店していたが、2014年から2015年にかけて相次いで撤退している[5]。同様に熊本県からも2013年11月をもって一時撤退していたが、2017年10月に後述の「松のや」が出店し、2019年8月には「松屋」が6年ぶりに再出店した。さらに、大分県にも2020年に出店した。

海外の出店については中国上海市台湾台北市のほか、ラーメン居酒屋豚カツ専門店などを米国ニューヨークで営業している。

2015年頃より、「松屋」の出店数がほぼ横這いとなっているのに対し、第二の主力業態としてとんかつ店「松乃家」「松のや」の出店を加速させている[6]。低価格のとんかつ店チェーンは他に「かつや」(アークランドサービス)がある程度で競合が少ないことに加え、既存の「松屋」店舗の近所に好条件の物件が見つかった際に「同じブランドの店舗は出しにくい」という事情もあるという[6]沖縄県では先に「松のや」を出店させ、定着したところでのちに「松屋」を出店している。

2018年10月1日付で持株会社制へ移行し、株式会社松屋フーズ(初代)は株式会社松屋フーズホールディングスへ商号変更され、「松屋」事業は会社分割で設立された株式会社松屋フーズ(2代)が継承した。

沿革

  • 1966年(昭和41年)6月16日 - 創業者の瓦葺利夫が中華飯店「松屋」開店(1969年(昭和44年)1月まで)
  • 1968年(昭和43年)6月 - 牛めし・焼肉定食店「松屋」をオープン(1号店)
  • 1975年(昭和50年)10月14日 - 「有限会社松屋商事」設立
  • 1980年(昭和55年)1月16日 - 組織変更により、「株式会社松屋商事」設立(有限会社松屋商事の店舗・工場・社員を引き継ぐ)
  • 1988年(昭和63年)5月 - ドライブスルー1号店の武蔵村山店(東京都武蔵村山市)オープン
  • 1989年(平成元年)6月 - 「株式会社松屋フーズ」に社名変更
  • 1990年(平成2年)10月 - 店頭市場(JASDAQ、現・ジャスダック)公開
  • 1999年(平成11年)12月 - 東京証券取引所市場第二部上場
  • 2000年(平成12年)9月 - 同年8月に300店舗出店達成。それを記念して牛めしの販売価格を値下げ(並390円→290円)。当初は期間限定の予定だったが好評だったこともあってそのまま継続販売となる[7](2004年2月まで)。
  • 2001年(平成13年)
    • 3月 - 東京証券取引所市場第一部上場。不動産管理の子会社・松屋フーズ開発株式会社ほか子会社2社を設立。
    • 4月16日 - 直営の新業態店として「チキン亭」高円寺店を東京都杉並区で開店。
  • 2002年(平成14年)
    • 4月 - 環境管理システムの国際規格、ISO 14001の認証取得。
    • 10月 - 品質管理システムの国際規格ISO 9001の認証取得。
  • 2003年(平成15年)10月 - 優良フードサービス事業者表彰の「環境配慮部門」において、農林水産大臣賞を受賞。
  • 2004年(平成16年)
    • 2月 - 牛めし販売休止。
    • 5月 - 外販事業を開始し、第1弾の商品として「冷凍個食パック」を販売。
    • 10月 - 牛めし(中国産牛使用)販売再開。
    • 11月 - 中華人民共和国青島市に「青島松屋快餐有限公司」を設立し、日本国外初進出となる青島ジャスコ1号店がオープン。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月 - 1,000店舗体制を視野に入れ、静岡県富士宮市に富士山工場を開設。
    • 2月 - 米国発の世界的国民健康増進運動「ファイブ・ア・デイ(5 A DAY)協会」に加盟。
    • 3月 - 外販事業の本格的市場参入に向けて、アジア・環太平洋地域最大の食品トレードショー、「FOODEX JAPAN 2005」に出展。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月 - 「株式会社コバヤシフーズインターナショナル」より回転寿司店舗12店舗(「すし丸」10店舗、「焼津丸」1店舗、「吉ェ門」1店舗)の営業を譲受
    • 12月 - 本社を、東京都練馬区下石神井から東京都武蔵野市中町一丁目14番5号(三鷹駅前)に移転。
  • 2007年(平成19年)3月 - 完全子会社の松屋フーズ開発株式会社を清算。
  • 2010年(平成22年)10月 - CMキャラクターに井ノ原快彦V6)を起用。
  • 2011年(平成23年)5月 - CMキャラクターに溝端淳平を起用。
  • 2012年(平成24年)
    • 1月16日 - 15時より牛めしを280円に値下げ。また豚めしの販売が終了した[8]
    • 8月31日 - 「松屋西日暮里店」(東京都荒川区)の開店を以って、国内グループ総店舗数1000店舗を達成した。  
  • 2013年(平成25年)3月12日 - 「松屋相模大野店」(神奈川県相模原市)の開店を以って、牛めし・カレー・定食「松屋」の国内外総店舗数1000店舗を達成した。
  • 2014年(平成26年)7月22日 - 「プレミアム牛めし」を一部店舗で発売[9]
  • 2018年(平成30年)
    • 4月16日 - 取締役会において、10月から持株会社制へ移行することを決議[10]
    • 4月24日 - 事業を継承する新会社として「株式会社松屋フーズ分割準備会社」を設立。
    • 10月1日 - 持株会社制へ移行。同時に「株式会社松屋フーズ」を「株式会社松屋フーズホールディングス」へ、「株式会社松屋フーズ分割準備会社」を「株式会社松屋フーズ」(2代)へそれぞれ商号変更。

メニュー

牛めし 並盛
ネギたっぷりプレミアム旨辛ネギたま牛めし
オリジナルカレー
牛焼肉W定食 ライス特盛

上述のように松屋では一般的な店で言うところの牛丼を牛めしと称している。また、豚丼豚めし、あいがけをカレギュウ、サラダを生野菜と呼ぶ。

日本にて牛肉の輸入が自由化された後、松屋のメニューを牛めしに特化することも模索されたが、当時既に牛丼といえば吉野家というブランドイメージが出来上がっていた状況の中で、松屋が牛めしに特化しても良い結果を出すのは難しく、慣れている三本柱メニューでマーケットに訴えた方が良いということで却下された[4]

新メニューは上層部も関わって随時開発する方針を採っており、需要の低いメニューは終了して入れ替え、需要の高い既存メニューも適時改良している[3][4]

店内で食べる場合は、カレー等にまで無料で味噌汁が付くが、持ち帰りの場合は別売り(有料)となっている。(そのため、豚汁については、店内飲食と持ち帰る場合で値段が異なる)ちなみに、瓦葺会長の「日本の食卓といえば麹の味噌汁だ。」という意向により、松屋の味噌汁は麹入りとなっている。同社総務人事部によれば、注文が一番多いメニューは通年においては牛めしとなっているが、月によっては定食などの新メニューが一番注文されることもあり、客単価は大体480円位となっている(2009年(平成21年)時点)[11]

2014年7月22日より関東の1都6県を中心に近畿圏名古屋市の一部店舗で「プレミアム牛めし」と称する牛めしを販売している[9]。従来の牛めしより価格を90円 - 130円高くし、従来の牛めしは冷凍牛肉を使用していたのに対しチルド牛肉を使用するなど高級路線に走った。一方で「プレミアム牛めし」販売店では従来の牛めしは販売終了したため「実質的な値上げ」との評価もある[12]

2019年11月27日夜頃、松屋は公式のTwitterアカウントにて【大切ならお知らせ大事件】の見出しで人気商品でもあるオリジナルカレーの販売を12月1日から順次、全店で終了すると発表。これを受けてツイート数が急上昇したり、大手紙でも報じられるなどの反響があった[13][14]。ところが28日午前10時には新商品のカレーを発表。実はカレー販売からの撤退ではなくリニューアルに関する告知だったため、オリジナルカレーとの別れを惜しむムードから一転、ファンは混乱に包まれた。SNS上では炎上商法ではないかとの批判や指摘の声もあったが、松屋はこれを否定している。なお、オリジナルカレーも引き続きネット通販にて販売していくとしている[15][16]

現在の主なメニュー

  • プレミアム牛めし/牛めし(どちらかを販売[17]
  • カレー
  • 定食
  • うどん(西日本のみ)
  • 朝定食(5時 - 11時のみ販売、持ち帰り不可)
  • サイドメニュー
  • トッピング
この他、期間限定メニューが随時登場している。

上記のメニュー以外にも店舗限定商品や一部外販弁当実施店舗などは独自のオリジナルメニューを導入している。

個食パック

セット販売されており、持ち帰りや電話・インターネット通販で購入可能。一部のスーパーマーケットなどの店頭でも取り扱いがある。

  • 牛めし個食パック、豚めし個食パック
  • オリジナルカレー

食材

吉野家との関係

松屋の店舗が江古田のみだった黎明期、吉野家と肉などの材料の卸を共有していた時期がある。これは瓦葺社長が偶然立ち寄った吉野家の味に感激し、研究も兼ねて通い詰めるようになった結果、吉野家のスタッフと顔見知りになったことによる。当時の吉野家は築地の1店舗のみを経営していたが、新橋に2号店を出す際に瓦葺を役員として誘ったものの瓦葺は恐れ多いと丁寧に辞退。これを期に独自の味を探索するようになった。

米国産牛肉禁止による影響

2004年(平成16年)2月4日から米国産牛肉の輸入が禁止された際も、牛めし以外の比率が高かったこと、および新メニューとして開発していた『豚めし』が日本にてBSE発覚の日に完成した"奇遇"も追い風になり、主要チェーンでは最も遅い2004年(平成16年)2月14日まで牛めしを販売していた。その後中国産の牛肉を使用した牛めしで販売復活を果たし、オーストラリア産とメキシコ産の牛肉をブレンドしたものを経て、米国産牛肉による牛めしを再度販売している。なお、豚めしの豚肉デンマーク産である。

松屋では主要メニューの原産地情報を公開しているが、公開していないメニューもある[18]

接客

店内にある自動食券販売機
店内にある自動食券販売機(交通系ICカード導入前)

店員に直接注文せず、店入り口の近くにある自動券売機食券を購入するシステムを採用している。現金を直接触らないように考えていることが理由で、強盗対策にも一役買っている。ただし、厨房内にもレジを設けており、店内で直接店員に申し出て代金を支払い追加注文することは可能である。また、後述する「松弁ネット」の場合は自動券売機が使えないため、レジでの支払いが必要(クレジットカード決済の場合を除く)。

食券販売機に「ライス」ボタンがないが、これは販売機にメニューを一通り載せたところ、「ライス」を置く位置がなくなってしまったためである[19]。「ライス」は店員に直接注文すれば購入できる。タッチパネル式では「ライス」項目は内蔵されている。

ほぼすべて店舗で交通系ICカード対応型食券自動販売機を導入している。2007年(平成19年)9月よりSuicaショッピングサービスを松屋三鷹店などにて先行導入、2008年(平成20年)5月より東京都のJR中央線沿いの36店舗などで導入、2009年(平成21年)4月より東日本旅客鉄道(JR東日本)の営業エリア内における松屋237店舗に導入[20]と導入店舗を拡大している。また、2009年(平成21年)6月より西日本旅客鉄道(JR西日本)の沿線にある52店舗にICOCA電子マネーを導入している。ほかに九州地区の店舗ではSUGOCA[21]、北海道地区の一部店舗ではKitacaに、東海地区の一部店舗ではTOICAに対応している。これらの店舗では電子マネーの相互利用を実施しているKitaca・SuicaPASMO・TOICA・manacaICOCA・SUGOCA・nimocaはやかけんがいずれも使用可能である。

また、後述するQRコードの読み取り機を利用し、2019年(平成30年)2月19日よりQR・バーコード決済を導入し、PayPayLINE Pay楽天ペイ微信支付支付宝に対応している。

2015年以降、順次ボタン式交通系ICカード対応型食券自動販売機から、タッチパネル式QRコード読取対応型食券自動販売機(交通系ICカード対応)に置き換えられた。これにより、ほぼすべてのメニューが券売機で購入できるようになった。しかし、タッチパネルに置き換わり、使いにくい問題が生じたため、QRコードの読取機を活用した「松券セレクト」が導入された。「松券セレクト」は事前にパソコンやスマホで食べたいメニューを決めておき、スマホや紙に表示させたQRコードを券売機の読取機にかざすことで簡単に食券を買うことができるシステムである。

かつては、券売機で食券を購入するのではなく、携帯画面に表示されるクーポン(1画面で最大2名まで利用可、テイクアウト可)を、従業員に提示し、直接従業員に現金を手渡し、厨房内のレジで精算する方式だったため、クーポンと交通系電子マネー(PASMOSuica等)の併用は不可能だった。なお、クーポンとジェフグルメカードの併用は可能だった。しかし、新型の券売機では、QRコードに対応するようになったため、新型の券売機が導入された店舗では、クーポンのQRコードをかざし、券売機でクーポンの価格が適用された食券を買う方式に変更された。券売機で精算するため、クーポンと交通系電子マネーの併用が可能になった。なお、2018年(平成30年)4月現在、松屋でのジェフグルメカードの利用はできなくなった。

店舗により、券売機を2台以上設置しているが、その場合、最低1台は交通系電子マネーと高額紙幣の利用が可能である。しかし、残りの券売機は、千円札と硬貨のみ利用が可能で、交通系電子マネーと高額紙幣の利用ができない場合がある(例:「松屋」中洲店、「松のや」熊本新市街店)。なお、入口が複数あり、各入口ごとに券売機を設置している場合は、すべての券売機で交通系電子マネーと高額紙幣の利用が可能である(例:「松屋」神松寺店)。

牛めし等に付いてくる味噌汁は単品でも注文でき、差額料金を払うことにより豚汁への変更が可能である。その際店員は「○○(例:牛めし)一丁、味噌変更一杯」とコールする。なお、通常では合わせ味噌を用いているこの味噌汁は、名古屋圏では地域性を反映して赤味噌だったことがある[22]

一定数以上を保有している株主を対象に贈呈される株主優待券は、他の牛丼チェーンが300円分などの金額式の優待である一方で、松屋フーズは一食分の食事券タイプの優待制度となっている。ただしライス特盛、W定食、ラージ定食は差額の精算が必要となる。

2016年には、ネット経由で持ち帰り弁当の事前予約が可能な「松弁ネット」のサービスを開始[23]。2020年現在は予約注文から最短15分で弁当の持ち帰りが可能なほか、注文額に応じたポイント還元(通常10%)も行っている。さらに2020年8月には、店内飲食・持ち帰りの両方でクレジットカード決済が可能な「松屋モバイルオーダー」がスタートし、それに伴い「松弁ネット」もクレジットカード決済に対応した[24]。2020年10月には「松弁ネット」でPayPay決済が利用可能になっている[25]

東日本西日本アルバイト(メンバー)の制服が異なる。

店舗例

松屋(牛めし)以外の直営店

松のや深江橋店
松乃家と松屋が並ぶ(JR津田沼駅南口)
松屋グリル西台店

とんかつ事業

  • 松のや・松乃家(まつのや)

ラーメン事業

寿司事業

寿司事業は2006年3月に株式会社コバヤシフーズインターナショナルより営業譲受。

  • 福松
  • すし松

その他の事業

  • マイカリー食堂 - カレー。2013年9月渋谷に開店。渋谷の1号店は現存しないが、2020年頃から「松屋」または「松のや」との併設業態として新規出店や既存店の改装リニューアルによって店舗数を増やしている。
  • ヽ松(てんまつ) - 天ぷら。2016年10月立川に開店。
  • 松そば - そば。2019年11月清瀬に開店。
  • ステーキ屋松 - ステーキ。2019年3月三鷹に開店。
  • カフェ テラスヴェルト - カフェ。2009年2月三鷹に開店。
  • 学食運営 - 武蔵野大学有明キャンパスの学食を運営。牛めしや定食の他、麺類も提供している。店名は「松屋フーズ 武蔵野大学有明CP店」である。

撤退した事業

  • チキン亭 - チキンカツ、から揚げ、カレーの専門チェーンとして2001年にオープン。末期は新宿区の1店舗のみが存在し、松のやとほぼ同じメニューを提供していた。当該店舗も2020年1月30日をもって閉店し、松のやに改装された。
  • 松屋グリル - 松屋のメニューに加えステーキやハンバーグなど洋食メニューを組み合わせ、ドリンクバーも設置した実験店。2006年(平成18年)7月から。1号店は板橋区・西台駅前店。その西台店は2010年(平成22年)1月31日にて閉店。
  • 松八(しょうはち) - とんかつ、カレー。2006年3月 - 2014年2月頃。
  • 青島餃子(ちんたおぎょうざ) - ラーメン餃子。2004年6月16日 - 2007年4月15日。
  • 鉄菜(てっさい) - 鉄鍋ちゃんこめん、醤油ラーメン、餃子ほか。2006年3月から。
  • 地蔵ラーメン - 本八幡店2007年3月閉店。
  • 博多ラーメン きんしゃい 吉祥寺南口店2F・西荻窪北口 1985年頃開店、博多ラーメン(具は取り放題)・長崎ちゃんぽん・餃子・茶めし 開店当初は豚骨・鶏がらからスープを作成していたが工場で作られるようになった。閉店時期不明。
  • 巣鴨柳麺 - ラーメン 閉店時期不明。
  • 田無柳麺 - ラーメン 2010年閉店、セロリの花へ転換。
  • すし丸、焼津丸、吉ェ門 - 寿司
  • 麺Dining セロリの花 - ラーメン。吉祥寺店と田無店があったがそれぞれトマトの花、松軒中華食堂に屋号変更。

CM

2006年(平成18年)9月 - 10月頃に、TOKYO FMをはじめとするJFN系列各局にて同社のスポンサーによる時報CMが平日夜間の3回流されていた。これは、松屋未出店地域の系列局でも放送された。またTBSラジオのプロ野球中継番組「エキサイトベースボール」の番組スポンサーとなっていた。テレビ番組では現在は報道ステーション SUNDAYテレビ朝日系列)の番組スポンサーとなっている。過去にはクイズ!ヘキサゴンIIフジテレビ系列)の番組スポンサーとなっていた。

スポンサー契約

エピソード

付記

  • 公式アプリ・モバイルサイト(携帯iPhoneAndroid)を開設している。会員登録(入会金・年会費無料)をすると、メニュー、店舗検索、各種コンテンツのダウンロードの他、会員限定メニューや、各種割引サービスを受けられる。2011年(平成23年)3月現在、24時間利用できるようになっている。
  • 携帯会員限定メニューは、過去には公式メニューとなっていた「牛焼カレー」があった。

関連項目

  • 牛丼太郎(株式会社深澤。創業者の深澤五郎は過去に松屋フーズで顧問を務めた事がある[31]。)
  • 松屋うの(女子プロレスラー。過去に松屋でアルバイト経験があるためリングネームに使用)

外部リンク

脚注

  1. コーポレートガバナンス報告書 (PDF) 2021年1月6日閲覧
  2. 株式会社松屋フーズ 第2期決算公告
  3. シルシルミシルテレビ朝日)2009年6月3日放送、テーマ1「松屋」 より。 Archived 2016年2月15日, at the Wayback Machine.
  4. BSE騒動にも負けない松屋フーズの元気な経営~3か月にひとつの新メニュー開発で顧客の支持を得る~ 富士通公式サイト 2004年5月17日
  5. ただし、松屋フーズの公式ページ物件情報募集項目では佐賀・長崎・鹿児島県内の物件を撤退後も引き続き募集していることから、再進出する可能性もある。
  6. なぜいま松屋フーズは“とんかつ”に力を入れるのか - ITmediaビジネスONLINE・2016年6月2日
  7. 松屋フーズ第26期中間事業報告書 (PDF) より。
  8. 牛めし定価値下げのお知らせ
  9. プレミアム牛めし発売! - 松屋フーズ・2014年7月17日
  10. 持株会社体制への移行に伴う準備会社の設立と 持株会社体制への移行に伴う準備会社の設立と飲食事業の会社分割 飲食事業の会社分割 事業の会社分割(吸収分割)契約締結に関するお知らせ 関するお知らせ 関するお知らせ (PDF) 松屋フーズ 2018年4月16日
  11. 特別企画 覆面調査第二弾 牛丼上場4社の優劣は? 日本証券新聞 2009年8月26日
  12. 松屋はなぜ"プレミアム牛丼"で勝負するのか - 東洋経済オンライン・2014年7月21日
  13. 松屋、カレーやめるってよ 牛丼の松屋、公式ツイッターで告知”. 産経新聞(2019年11月28日作成). 2019年12月1日閲覧。
  14. 松屋が“カレーの販売終了”を発表 実は…”. 日本テレビ放送網(2019年11月28日作成). 2019年12月1日閲覧。
  15. 松屋 ツイッターで発表、「オリジナルカレー」販売終了で波紋”. TBSテレビ(2019年11月28日作成). 2019年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月28日閲覧。
  16. 「松屋」カレーで大炎上! ツイッターでの「商品切り替え」告知が「廃止」連想させ…非難の声相次ぐ”. 夕刊フジ(2019年11月30日作成). 2019年12月1日閲覧。
  17. 2019年1月現在、池袋西口店のみプレミアム牛めしと牛めしの併売が行われている。
  18. メニューの主要な原材料の原産地表示 松屋公式サイト
  19. キングコングのあるコトないコト」より。
  20. 「松屋」でSuicaがご利用いただける店舗が約270店舗に拡大します! livedoorニュース 2009年2月16日
  21. 「松屋」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。 - JR九州プレスリリース 2009年7月27日
  22. 現在は顧客の要望により他地域と同じ合わせ味噌になっている。
  23. 松屋フーズ/松屋で弁当予約サイト「松弁ネット」を開設 - 流通ニュース・2016年4月12日
  24. 松屋、セルフ店舗および松弁ネットでクレカ事前決済機能が利用可能に - BCN+R・2020年8月18日
  25. 松屋、「松弁ネット」がPayPay対応 - Impress Watch・2020年10月19日
  26. 新業態「ラーメン店 トマトの花」開店!”. 2017年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月15日閲覧。
  27. 会社員殺人、牛丼店の店長逮捕…相次ぐクレームに激怒”. 読売新聞 (Internet Archive) (2004年12月11日). 2004年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月20日閲覧。
  28. 「龍が如く4」,牛丼の松屋とコラボでオリジナルカレーを販売”. 4Gamer.net (2010年2月23日). 2021年1月9日閲覧。
  29. ロシアで「松屋」営業開始 モスクワに1号店”. 産経新聞(2019年6月19日作成). 2020年1月20日閲覧。
  30. モスクワの牛丼松屋、半年で閉店 ロシア進出1号店、売り上げ不振”. 共同通信(2020年1月20日作成). 2020年1月20日閲覧。
  31. 倒産「牛丼太郎」元社員、「丼太郎」で挑む復活 仲間4人で切り盛り (日本語). ウィズニュース. 朝日新聞社 (2015年7月28日). 2015年7月29日閲覧。
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