島木譲二

島木 譲二(しまき じょうじ、1944年9月13日 - 2016年12月16日[3][4])は、日本のお笑い芸人プロボクサー俳優役者よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属[5]興國商業高等学校卒業[6]

島木 譲二
本名 濱 伸二
生年月日 1944年9月13日
没年月日 (2016-12-16) 2016年12月16日(72歳没)
出身地 日本 兵庫県尼崎市
血液型 AB型[1]
身長 173 cm
言語 日本語
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
配偶者 あり[2]

本名は濱 伸二(はま しんじ)[7]。芸名は石原裕次郎が演じた映画『俺は待ってるぜ』の元ボクサーの「島木譲次」役に由来する。

来歴

1944年9月13日兵庫県尼崎市に生まれる[8]。小学校の時に見た映画『俺は待ってるぜ[9]石原裕次郎が演じた元プロボクサーのレストラン店主である島木譲次役に憧れ、中学生の頃から本名(濱伸二)と役名(島木譲次)をもじって「ワシは島木譲二や!」と勝手に名乗っていたという[10]。また、長嶋茂雄中西太にも憧れて野球に打ち込み、強豪校である興國商業高等学校(現:興國高等学校)に進学しているが、2年生の時に肩を壊して甲子園への道は断念した[11]。失意の中、次はボクシングの道に活路を見出そうと決め、ライセンスを取得して大阪新和所属のミドル級プロボクサーとしてデビューした。西日本新人王を獲得するなど活躍したが、目に異変を感じて治療を受けたところ、「失明の危険がある」と診断されて[12]引退する[13]など、身体の怪我に悩まされる青年期を送った。

引退後もボクシングとは関わりを持ち続け、交流のあった元プロボクサー(元東洋スーパーフェザー級王者)で西日本ボクシング協会会長も務めたアポロ嘉男が経営するボクシングジム(アポロジム)のアドバイザーや、日本ボクシングコミッション (JBC) の試合役員を務めた。また、公式試合においてタイムキーパーを務めていたこともあり、「ガッツ石松 vs ロドルフォ・ゴンザレス戦」(WBC世界ライト級タイトルマッチ、1974年11月28日、大阪府立体育会館)、「具志堅用高 vs ハイメ・リオス戦」(WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ、1978年5月7日、広島県立体育館)といった世界タイトル戦でもタイムキーパーを担当したと語っている[14]

経済的には警備員として生計を立て、大阪府吹田市にあったMBS千里丘放送センター2007年閉鎖)の警備員守衛)を務めていた[15]。高所から転落して足を骨折した際、リハビリの面倒を見てもらっていた殺陣師の紹介で時代劇の切られ役の仕事を貰い、その縁から吉本興業の地方巡業に呼ばれたりもしたという。1980年、芸人を志望していることを知った友人の間寛平から紹介され、吉本興業から島木譲二の芸名で正式デビューし、吉本新喜劇に入団する。芸人としては36歳の遅咲きであり、与えられる役割も見た目から悪役ばかりだったが、「一番のワルになったる」と奮起して役柄をこなしていたという[16]

42歳の時に台本の「ゴリラみたいに」という指示からアドリブで披露した胸板を高速で叩き続けるネタが話題を呼び、後に大阪名物「パチパチパンチ」の名前で持ちネタとなった。派生芸として頭を灰皿で叩く「ポコポコヘッド」、一斗缶で頭をぶつける「カンカンヘッド」などを次々と編み出し、吉本における肉体派芸の走りとなった[17]。特に危険性の高い「カンカンヘッド」は「男のロマン」と称されており、後輩である麒麟川島明によれば、新人時代に遅刻してあわてて舞台に上がると島木が30分間も「カンカンヘッド」で間をつないでくれていたことから、「まさに男のロマンだった」と語っている[18]1989年、映画『ブラック・レイン』に役者として出演した[19]際には、監督のリドリー・スコットにパチパチパンチを披露して「ナイスボーイ!」と賞賛されたという[20]2008年、自身のネタ名から名付けられたプロデュース店として「焼肉パチパチパンチ島木譲二」などがオープンしている[21]しかし、こういった島木の特徴でもある身体(特に頭部)を極端に酷使する芸風が、後の体調不良につながったという見方もあり、頭に固いものや通常では使用することないもの(主に一斗缶や灰皿など)を自身の芸風のために使用することが多かったため、頭部に激しく負担がかかり続けた結果として死因となった脳溢血を誘発し、寿命を縮めたのではないかとも言われている。

2011年に入って体調不良を訴えたため、大阪市内の病院に通院治療を受けていた。早期回復のため、舞台などの芸能活動を休止して自宅治療に専念したが[22]2016年12月16日午前9時6分に入院先の大阪市内の病院で脳溢血によって死去した[23]72歳没[24]。通夜は同年12月17日、告別式は12月18日に大阪市淀川区内で営まれ、間寛平、六代目桂文枝桂文珍池乃めだかオール巨人トミーズ雅小籔千豊内場勝則辻本茂雄すっちー未知やすえ末成由美宇都宮まきかつみ♥さゆり藤井隆ら多くの芸人仲間が参列し、島木との別れを惜しんだ。法名は「慈願院釋譲道」(じがんいんしゃくじょうどう)[25]

ネタ

体を張ったネタおよび道具を使ったネタ

  • 大阪名物パチパチパンチ
上半身裸になり、2、3回手を前に突き出してから胸を平手で叩くギャグ。なお、裸になって、いきなり胸を叩いているわけではなく、右手で左部分を、左手で右を叩いてクロスさせている。同じ部位を叩き続けて毛が生えたため、この数年は叩く部位を変えている。またこのギャグにて末成由美に「年々迫力がなくなっているからやめろ」と公演中に言われたのだが、まだやっている。内場勝則などに「パチパチパンチ? でも音はペチペチやな」とツッコまれることも。なお翌日には青黒くなっていることから最近では強くしていない傾向も見られる。石田靖からは「昔はもっとええ音したのに〜。ペチャペチャペチャペチャて…」と新喜劇の中でツッコミが入っている。
なかやまきんに君が共演している時、きんに君が張り合うことがある。筋肉芸人だけにさすがにうまい。場合によってはパチパチパンチを終えた後にわざとらしく痛がり、島木に「アホ!パチパチパンチはな、痛いんや!」と突っ込まれる。
島木の持ちネタでは一番有名であり、島木といえばパチパチパンチを連想させるほど関西ではおなじみのギャグである。知り合いの通夜の席で、「亡くなった夫はパチパチパンチが好きだったのです。主人の棺の前でパチパチパンチをやってください」と頼まれ、祭壇の前でパチパチパンチをしたことがある(朝日放送ナンバ壱番館』再現ドラマより)。またトミーズ雅によると「心斎橋大阪市営地下鉄御堂筋線心斎橋駅)の隅でパチパチ叩く音聞こえんねん。何や?と思って見に行ったら、島木さんがファンの前で上半身裸になってパチパチパンチ見せてた。この人ホンマのアホか真の芸人かどっちかやと思った」とのことである(毎日放送せやねん!』より)。
後にK-1を開催する正道会館のオープントーナメント全日本空手道選手権大会に出場した経験がある。このときパチパチパンチを披露したが、笑いを取るためでなく、興奮のあまり自然に出たよう。試合参加は真剣であったが、判定は島木に有利であったため物議を醸した。
  • ポコポコヘッド
若手時代に新喜劇に出演していた今田耕司に、劇中でパチパチパンチをさせないでおこうとされたため、喫茶店のコーヒー皿で頭を叩くギャグを考えついたのが始まり。[26]
アルミの金色の灰皿を2枚重ねて頭を叩く。この仕組みもよくバラされる。1枚と2枚重ねで叩いて音を比較した後「まぁ、アホはアホなりに考えてんねんな…」っと突っ込まれることもある。
内場や辻本に先に「うわ、灰皿出す気やな(灰皿やろ)」とネタバレされた時は灰皿のかわりによさこい祭りの鳴子を使うこともある(この場合は「いい音鳴子」と言って出す)。また、灰皿の仕組みをバラされた時や、鳴子を使ったときは(いつも使っている灰皿を持っていないため)、他の出演者からいつも使っているものよりも見た目にも堅そうな(実際に堅い)灰皿でやって自滅することもある(顔をしかめながらよろけて「あかん! 頭がボーっとしてきた。頭の中が…」と言いかけると共演者が「チンチラポッポ」と言う)。2006年3月31日放送の「NGKにバファローズがやってきた!」では、石田靖に言われ、灰皿1枚で頭を叩いた。しかし、1枚で痛そうにしていたこともあり、「恥じかかすなあほんだら」と言った。最近では、辻本の挑発に乗って2つの片手鍋で頭を叩き、「お前アホやろ?手加減ないんか?」「お前、涙出てるやないか」と突っ込まれた。
これの後は「どうや!どうや!!どうや〜〜〜〜!!どうや?ワシの神通力は?」と客席及び共演者にアピールする。
このポコポコヘッドの灰皿は、煙草の吸殻入れとして使われたことがある。若手時代の秋田久美子が「灰皿無いか」と言われて、島木のこの灰皿を差し出していた。その後島木が「ワシの灰皿使うたの誰じゃ」と憤慨した。数日後、島木は秋田を喫茶店に誘い「灰皿は頭を叩くこともあるんやで」と優しく諭した。このことは、2007年7月7日放送の川畑泰史の座長就任のSP番組で、烏川耕一によって明らかにされた(烏川は、「灰皿は〜」という島木の言ったことに「お前だけやろ」と突っ込んでいた)。また、訃報を受けて秋田久美子本人も同様のことをツイッターに投稿している[27]
  • 「カンカンヘッドは、男のロマン」
一斗缶を頭に何回も叩きつける。その後『どうやどうや』と言って客の拍手をもらおうとする。この際、共演者に『拍手せなしゃぁないやんけ』と言われる。なお“男のロマン”は烏川耕一によく先に言われる。また、2007年8月の放送では「カンカンヘッドは…」っと言いかけて池乃めだかから「もうマンネリや!!」と突っ込まれた。
このネタの続きとしては、「角でガツーンいかな」と言われると、「やったるわ!」と言い返すものの、実際には、本気で1斗缶の角で頭を叩くふりをして、最後に「できるか!」と言い返すオチのものがある。缶を出す前に忍者のように手を組んで「カンラカラカラ…カンラカラカラ…」と呪文(?)を唱えて出すことがある。
使用する一斗缶は、元の状態だと角の部分で手を痛めてしまうため、一度分解して角を丸めて裏側から養生し直したものを使用していた。

なお、大抵の場合、この3つはセットで、パチパチパンチ→ポコポコヘッド→カンカンヘッドの順に行う。また、「パチパチパンチをやって胸毛が生えてきたのに、ポコポコヘッドやカンカンヘッドをしている頭は禿げ上がってきている。頭は守るべき対象じゃないのか?」という疑問から、『ナンバ壱番館』(朝日放送)の中で島木にヘッドギアなどを取り付けて大真面目に研究が行われたことがある。

  • キックアンドキック
(島木)「お前らに怖いモノ見せたらぁ」
(共演者)「何や?」
(島木)「キックアンドキックや!」
(共演者)「蹴り、そして蹴り…」
(島木)「そうや、蹴りばっかりや!よう見とけ!」
以後、ロシアコサックダンスをし、ある程度やったら転ぶ。その後、
(島木)「今のはちょっとバランスを崩したんや」
(烏川など)「顔のバランスは最初から…」
(島木)「やかましいわ!!」
なお、を痛めてからはうまくできなくなっており、見る機会は少ない。
  • クルクルマシーン
「おのれの目ぇ回したらぁ!!」っと脅して相手の顔の前で人差し指を立てて回して目を回させようとするが逆に自分の目が回ってしまい倒れる。
  • 「わしのな、マスコットのキュウキュウキュウベェの裏の声聞かしたる、これ見たらびっくりするでぇ」
(表の声は?)
「表の声もあるがな!(鳴るのは赤ん坊のオモチャのようなブヒブヒ音)」(池乃めだかが言っていたが、自転車のゴムを鳴らしているらしい。このゴムは100円均一のものといううわさもある)
後述の「ひどい!ひどいわっ!…」の後、「もう泣きとうなってきたわ…思い切り泣こ…」と言って鳴らしながら引き下がっていくこともある。
  • スピードハット
帽子のゴムの部分をつかんだまま飛ばして脅す。その際、「わしの飛び道具のスピードハットや!」と言う。「取れるもんやったら取ってみい!!」と言って再び飛ばすが、あっさりキャッチされ、サッカーボールのように手荒く扱われ、取り返そうとして手で拾うと「ピーッ、ハンド!」と言われて、思わず手を離し、またサッカーボールのように扱われる。このやりとりを何度か繰り返し、やっと帽子を取り返す。
2008年5月18日放送のよしもと新喜劇では帽子を蹴られ、一旦客席に落ちたことがあり、お客さんが帽子を拾い、受け取るとそこで「ピーッ、ハンド!」と言われた。
  • 「このロープでお前らの首絞めたらぁ」
「このロープでお前らの首絞めたらぁ」と言ってロープを取り出し、「首絞めたらどうなるか見せたろ」と言って自分の首にロープを巻く。共演者が「いや、おかしいやろ!!自分の首絞めてますやん!!」などとツッコミを入れ、それに対して「あほ!サンプルや!よう見ぃ!」と言ってロープを引っ張る。ロープは首からするりと抜けて、観客から拍手喝采が来る。ポコポコヘッドの時のように「どうや!どうや!どうや~~!!」と観客席に猛アピールすることもある。その後、ロープを床もしくはテーブルに鞭の様に叩き付けて「落とし前つけんかい!!」「なめとったらあかんぞ!!!」等と脅すが相手から「パンパンうるさいなぁっ!!!」と逆ギレ気味に返されると今度は音を立てない程度に振り下ろして小声で「落とし前つけんかい!」「なめとったらあかんぞ!」等とやりあう事もある。
  • 早口言葉真空投げ
(島木)「俺がな、早口言葉を言い終わったら、お前らあの世ゆきや」
(共演者)「ええっ」/「はぁ?」
(島木)「かえるぽこぽこ…」
(共演者)「いや、言えてへんし」もしくは「ちょっと今の言ってみて…」と別の共演者に振ることもある。振られた共演者は正しく言う。
(島木)「やかましわ!」
  • 爆弾チョップ
ドンドンドン…と手踊りで暴れたかと思いきや、キーッと軽くうめくだけ。
また、イライラした時のネタ「イライラギッチョン」の時にも、「爆弾チョップ」と同じようなキーッとうめくポーズを取る。
他のセリフネタを先に言われた後にこれをやり、「これは真似できん」と言うのが定番だが、最後のうめき声をめだかやヒロが真似をして潰してしまうこともある。
  • ピクピクトーク
胸筋を動かすことによって乳首を動かすギャグ。「さんまのまんま」で披露。
  • 宮島のしゃもじ
ボコボコヘッドの変形版で島木が客席に向かい「みやじまの〜しゃ・も・じ♪」と頭に宮島名物のしゃもじを叩く。
(内場)「そんなんイタないやん〜」
(島木)「あかん、灰皿家に忘れてきた」
(内場)「ほんならこれで…あ、でもこれは痛いわ」(アルミの大型灰皿を2枚差し出す)
(島木)「貸せ!」(灰皿を床にたたきつける)
(内場)「ははーん、堅さ調べてんな」
(島木)「やかましわ!やったらぁ、ほんまにやったらぁ!(叩く。ぽこっと鈍い音がする)」
(島木)「頭の中が…」(以下、ポコポコヘッドのやりとりに続く)
  • 「のうまくさんまんだ…」
ヤクザ役や銀行強盗役などで登場して暴れ回った末に、共演者たちに取り押さえられてゴム棒でどつかれた時に、ゴム棒で頭を叩かれるのに合わせて、両手を合わせて合掌しながら、真言宗護摩供養で(不動明王に対して)唱えられる「のうまくさんまんだ…」の真言を唱えた後、「わしゃ、紀三井寺木魚か!?」などと突っ込む。
  • 「いい音鳴子」(最近はあまり見られなくなった)
上記灰皿や宮島のしゃもじ同様、「よさこい節」などで用いられる鳴子を両手に持って自分の頭を叩いて音を出す芸。
  • このほか、封印されたものとして「椅子人工衛星」というものがあった。

熊ネタ

  • 座長(主に内場)「あっ、や!死んだふりせえ」
    (全員が死んだふりをする)
    島木「誰が熊やアホー、わしゃ人間や人間、みな起きぃ、起きんかい!…(桑原和男がいる場合)こら、そこのおばはん!トビウオみたいな変な格好すな!、(めだかがいる場合)おい、逆立ちで死んだマネすな!」、(チャーリー浜がいる場合)「おい、きゅうりのヘタ。立って死んだふりすんな!」、「おい、○○(ヤクザ役の場合、子分役の名前)、お前まで死んだふりして」
    子分役「すんません、急に見るとつい」
    • または下のパターンになる。
      島木「誰が熊じゃ、わしゃ人間じゃ、熊なんて言われたんは久しぶりじゃ、久しぶりぶり」
      共演者「ブロッコリー
      島木「言うなー!」
そこから桑原やめだかがいれば桑原のトビウオやめだかの逆立ちになる。
また、1度だけだが辻本座長の回では島木本人が登場する前に死んだ振りをしたことがある。
  • 間寛平が在籍していた頃は、「頼むから食わんといてくれ」(島木)「誰が食うか!わしゃ人間じゃ」というやり取りが見られた。
    • 内場が声を殺してゆっくり死んだふりをするバージョン
      内場(島木の顔を見て気絶するような感じで死んだふりをする)
      共演者「どないしたん?」
      内場「熊や、死んだふりを」
      共演者「そんな熊て…アァ〜ッ(島木を見て声を殺しながら倒れる)」
      (全員が死んだふりをする)
      島木「どないしはったん?」
      内場「熊です。死んだふりを」
      島木「えぇ〜っ、熊。危ない、死んだふりしよ」(死んだふりをする)
      内場「いや、熊はあんたや」
      島木「えぇっ、わたし熊!? そんなん言われたん久しぶりや。ひさしぶりぶり」
      内場、または共演者「ブロッコリー」
      島木「言うな!」
    島木「わしなあ、町内会ではバンビちゃん/渡哲也言われてんねんど」
    内場、または共演者「え、ゾンビちゃん?/渡哲也いうか不渡り手形みたいな」
    島木「やかましわ!」

島木がパンチを食らわせようとしたら内場が「危ないなぁ、あんた前足で。」と言うと、島木が「誰が前足や、これわしのおててやがな!」と言うとさらに内場が「あっ、こっちが前足。」と言うと「これもおてて、ほな前足やったらわしこんなんして歩くんか。」と這い這いをする。そこで内場の持ちネタである「えっ、そんなんできるんですか?」に続く。そこで島木が「出来へん!」と飛び跳ねたらさらに内場が「上手いな後ろ足で。」と言い「誰が後ろ足や、ほな後ろ足やったらわしこんなんして歩くんか。」と言って内場が再度「えっ、そんなんできるんですか?」と言う。4回目になると無視をするか「えっ、そんなんできるんですか?」っと邪魔くさそうに言う。

なお、以前は、熊ネタから「えっ、そんなんできるんですか?」に移行して、
内場「しっぽは?」
島木「取れました♪ アホッ、わしゃ人間や!」
あるいは、島木が「わしゃ、人間や」と言った後、
内場「すいません。ここには、ハチミツは置いてないんですが」
などと続くパターンも見られた。

たこ焼きネタ

なにわ人情コメディ 横丁へよ〜こちょ!」にゲスト出演した際には、陣内智則フットボールアワー後藤輝基麒麟の加入後は、麒麟の川島明も)らに「たこ焼き」(「たこ焼きのお化け」、「巨大たこ焼き」)と間違えられて貶された上に、たこ焼きソース、マヨネーズ、青海苔、かつお節を頭や顔に塗り掛けられることも多かった。

なお、後番組の「あったか人情コメディ 湯けむりパラダイス!」では、日帰り温泉入浴施設が舞台のため、このネタは見られなくなった。

末期ではあまり見られないもの

  • 会話の揚げ足を取られる。
池乃めだか「あなたの名前は?」
島木「島木譲二といいます」
めだか「島木の"しま"はどんな字かね」
島木「淡路島の"しま"です」
めだか「鹿児島小豆島)の"しま"ではあかんねんな」
島木「そんなもんどっちでも一緒やろ!」
めだか「じゃあ、島木の"き"はどんな字かね」
島木「月火水木の"もく"です」
めだか「火木土の"もく"ではあかんねんな」
島木「そんなもんどっちでも一緒やろ!」
めだか「なんや、さっきから怒ってからに」(島木の怒るポーズを真似る)
(中略)
めだか「お父さんの名前は?」
島木「つねきちです」
めだか「お母さんの名前は?」
島木「しまこです」
めだか「どこに住んではるんですか?」
島木「武庫之荘です」
めだか「お母さんの名前は?」
島木「さっき言うたやろ!」
  • 似たようなフレーズの掛け合いギャグ
相手「あんたどこから来たん?」
島木「尼崎ですわ」
相手「家、何やってまんねん?」
島木「不動産屋ですわ」
相手「お父さんの名前は?」
島木「つねきちですわ」
相手「それであんたどこから来たん?」
島木「尼崎って言うてますやん」
相手「家、何やってはんのん?」
島木「不動産屋やて言うてるやろ」
相手「ところで、あんたのお父さんの――」と、このようにどうどう巡りの質問攻撃をやられる。
  • ヤクザの役などで、「○○(場所の名)で、渡哲也に似た男が待っているから来い」と連絡を入れ、共演者を呼び出す。共演者達が指定された場所に行くと、島木が待っており、「誰が渡哲也やねん!?」と突っ込まれる。

セリフネタ

  • かえるぴょこぴょこみこぽこぽ…(早口言葉が言えないことをいじられる)
  • 頭の中がチンチラポッポ(よく先に言われる)
  • 困った困ったこまどり姉妹(よく先に言われる)
  • う〜ん(または愛を込めて)、チューイングボーン
  • う〜ん、譲二ショック(または「う〜ん、譲二ハッピー」)
  • う〜ん、ルルルン、パ
  • すっきりきりきり、キリマンジャロ(または、「すっきりきりきり、きりたんぽ」 「すっきりきりきり、キリンレモン」)
  • ごめりんこ
  • しまったしまった島倉千代子(よく先に言われる)※しかし先に言われずに言い切ってしまったためにNGになったことがある。
  • ワンダフルフル、フルーツポンチ
  • 頭がかいかいカイワレ大根
  • まいったまいったマイケル・ジャクソン(よく先に言われる)
  • こんなことはなかなか言えない(できない)中村美律子(え?あんた中村美律子?と聞かれる)
  • ホップ・ステップ、ボブ・サップ(よく先にいわれる)
  • 久しぶりぶりブロッコリー(最近は死んだフリのギャグのときに、他の芸人(特に吉田ヒロ)に舞台の前に設置されているマイクを利用して言われる)
  • ひどい、ひどいわっ!(と言って泣く真似)このネタは元チャンバラトリオの結城哲也から5千円で買った。
    (パチパチパンチなどの体を張って相手を威圧するネタを披露した後、ボクシングのパンチの真似でさらに相手を威圧しようとして、逆に相手に平手打ちを食らわされたりした時に言う)
  • ひえ〜〜ざん延暦寺、あぁ〜滋賀〜県(同上)
  • もう悪いことは青森県の下、飽きた(秋田
  • (わしの(お前の)人生も)愛知県名古屋、終わり(尾張)(よく先に言われる)
  • あ〜えらいこっちゃ、何のこっちゃ抹茶紅茶
  • I can not 能登半島
  • 待った待った松田聖子
  • 良かった良かった吉永小百合
  • 分かった分かった若乃花
  • 結構結構コケコッコー
  • 結構日光東照宮
  • 体がブルブルブルドッグ
  • モロキュー、オバQ、肩脱臼
  • あれしろこれしろ八代亜紀(または、「ラッキークッキー八代亜紀」)
  • びっくりびっくり、栗ようかん(または、「びっくりびっくり、栗まんじゅう」)
  • あらあら困った、新珠三千代
  • ソーリーアイムソーリー安倍総理
  • ごめん、ラーメン、チャーシューメン
  • 限界限界、玄界灘
  • ノッてるノッてる藤原紀香
  • びっくりしゃっくり、ごゆっくり(または、「びっくりしゃっくり、クルリンパ」)
  • 島田一の介に「このテッペンハゲ!」と罵り、島田に「あんた全面ハゲやがな!」と返される。その後「俺のはファッションハゲや!」と言う。その後周りの共演者に「うわっ、すごいけなし合い(毛無しとかけてある)やな」と言われる。
  • はい、パパラッチ(写真を撮られるとき)
  • あぁ〜、痛〜み(伊丹)、尼崎、兵庫県
  • 長生きしたかったら、酒と女は、2合(2号)までや
  • もう泣きとうなってきたわ!思いっきり泣いて帰ろ!(ポケットに手を入れてブヒブヒ音を出す)
  • なめとったことぬかすとどえらい目に遭わすぞ!!
共演者「どえらい目ってどんな目??」(島木)「(瞼を広げて)こんな目や!!…アホッ!!」
  • 客席に向かって「わっ!!」と言い、客を驚かす。

など多数。

なお、これらのセリフの前半を島木が言った後、他の出演者が先にオチのセリフを言うと、島木は必ず「(先に)言うな!」と突っ込む。

2005年7月9日放送分『一日だけの親孝行』では、辻本・烏川・安尾の3人にセリフネタ10連発(「久しぶり…」「困った…」「しまった…」「おまえらの頭は…」「待って待って…」「分かった…」「なんのこっちゃ…」「俺の人生は愛知県名古屋…」「アイキャンノット…」「結構…」)を先に言われた。

島木流血事件

  • 2004年12月15日に収録された正月特番で、舞台中に出演者から唆され、頭に水晶玉を乗せて鏡餅をやろうとして頭上約1メートルの高さまで投げ上げたところ落ちてきた水晶玉が脳天を直撃、頭頂部から流血した。舞台が騒然となり、共演の石田靖があわてて島木の頭をタオルで拭いさらに帽子をかぶせ、以降はそのままの姿で収録を続行した。
  • オンエアでは流血の瞬間までは放送されたが、芝居が再開されるまでの間のシーンはカットされた。しかし2009年4月11日放送の新喜劇50周年スペシャルにて、流血の瞬間からカットされたシーンまで全て公開された。その番組中の島木本人の話によれば、「横に落とすつもりが、見失ってしまった。首が3センチほど入った」らしい。水晶玉が頭を直撃した瞬間、一瞬目の前が真っ暗になったが、足を踏ん張って舞台に立ち続けたとのこと。

出演作品

バラエティ番組

  • よしもと新喜劇毎日放送
  • 夕焼けの松ちゃん浜ちゃん(1990年、朝日放送
  • 超!よしもと新喜劇(1997年、毎日放送)
  • ようこそ!寛平のアヘアヘ爆笑王国(1999年11月30日、朝日放送)
  • サマージャンボ新喜劇爆笑90分スペシャル(2002年8月3日、毎日放送)
  • 寛平の帰ってきたあっちこっち丁稚(2002年1月26日、朝日放送)
  • 超豪華!吉本コメディー「寛平VS辻本 爆笑!ふたりの水戸黄門 天下分け目のギャグ合戦」(2003年12月30日、読売テレビ
  • 痛快時代劇コメディ!!「必笑!仕事人」(2007年1月3日、朝日放送)
  • 寛平まつり2007「寛平爺さん奮闘記!!」(2007年10月21日、朝日放送)
  • 寛平祭り2008FINAL 吉本爆笑コメディー!(2008年10月26日、朝日放送)
  • 爆笑!ふれあいコメディ こちらかきくけ公園前(2009年、朝日放送)

不定期出演

テレビドラマ

映画

日本語版吹替

オリジナルビデオ

  • 男の仕事 張り込み(1991年)
  • 大阪パチンコ物語 浪花の勝負師(1992年)
  • ファンキー・モンキー・ティーチャー3 康平の微笑(1993年)
  • ファンキー・モンキー・ティーチャー4 高校教師(1994年)
  • チンピラの遠吠え おぼえとけ! 極道修行編(1995年)
  • ごんたくれ(1995年)

CM

漫画

  • わ〜お!ケンちゃん 竹村よしひこ(小学館コロコロコミックス)全6巻(1991年 - 1995年)
    • ヤクザだったり盗賊の手下でキャラとして出ている。

脚注

  1. 芸人の前は元プロボクサー/島木譲二さん略歴”. 日刊スポーツ (2016年12月16日). 2016年12月17日閲覧。
  2. 吉本新喜劇の俳優、島木譲二さんが死去 「大阪名物パチパチパンチ」で人気”. ZAKZAK (2016年12月17日). 2016年12月17日閲覧。
  3. 島木譲二さん 昭和19年生まれだった”. デイリースポーツ online (2016年12月17日). 2016年12月17日閲覧。
  4. 「大阪名物パチパチパンチ」島木譲二さん死去 72歳 脳溢血のため”. シネマトゥデイ (2016年12月16日). 2016年12月17日閲覧。
  5. 吉本新喜劇の島木譲二さん死去 もう見られない「大阪名物パチパチパンチ」”. デイリースポーツ online (2016年12月17日). 2016年12月17日閲覧。
  6. 「大阪名物パチパチパンチ」島木譲二さん死去…元プロボクサー”. スポーツ報知 (2016年12月17日). 2016年12月17日閲覧。
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外部リンク

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