変位電流

変位電流(へんいでんりゅう、英:Displacement current)は、電束電流(でんそくでんりゅう)とも言い、電束密度の閉曲面における法線成分の面積分が時間的に変位し発生する電流である。電束密度をD、閉曲面をSとすると次の式で表せる。

電磁気学

通常、電流は電荷の移動で発生するが、変位電流は電荷の移動で発生するものではないので、「変位」という名称が付けられている。単位は(通常の)電流と同じくアンペアである。変位電流の例として、コンデンサの放電がある。ジェームズ・クラーク・マクスウェルが、電磁気に関する第三論文の「電磁場の動力学的理論」で初めて導入し、著書の『電気磁気論』に記した。変位電流の導入によって、マクスウェルの方程式は完成し、そこから電磁波光速度が導かれた。

関連項目

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