十両

十両(じゅうりょう)は、大相撲番付上の階級。正式名称は十枚目(じゅうまいめ)。6つある番付上の階級(幕内十両幕下三段目序二段序ノ口)の内、上から2番目の階級である。

呼称・由来

江戸時代にはこの地位は存在せず、幕内の下の地位がすなわち「幕下」であった。1888年明治21年)春場所、給与制度の導入に伴い、幕下の上位10枚目以内の力士に場所毎に給与を支給したことにより創設された。このことから、正式な名称を「十枚目」といい、かつては十両優勝の表彰式などでは「十枚目」の呼称を使っていた。しかし、例えば「十枚目二枚目」のように表現する煩わしさを避けるため、当時の年俸にちなみ「十両」の名で呼ばれることが一般的であり、本場所の場内アナウンスや日本相撲協会公式ホームページ、館内の勝敗電光掲示板、NHK中継テロップなどは全て「十両」で統一されている。

特徴

十両以上の力士は、真の意味でのプロの力士である関取として扱われる。

十両の番付上の表記は、幕下上位から発生したため幕下とともに上から2段目に書かれているが、十両の方が太く大きい字で書かれ、十両の地位表示は1人ずつ「前頭」と書かれている。

十両昇進のうち、初めての十両昇進を新十両、二度目以降の十両昇進を返り十両あるいは再十両と呼ぶ。

待遇

十両に昇進することは力士として一人前になった証とされ、幕下以下の力士養成員と違って高額の給料をもらえる(2019年現在の基本給は月110万円で年収は1711万7500円[1]であり、関取力士褒賞金なども受け取れる)ほか、大部屋の集団生活から解放されて個室に住むことを許され、食事や風呂の順番も優先となり、公の場では紋付の正装を許され、日常生活では付け人の世話を受けられるなど、あらゆる面で大きく優遇され、十両と幕下では天と地ほどに待遇が違うとも言われるほどである。横綱も含めて大相撲の関取が引退する時、「相撲人生の中で最も嬉しかったことは」と聞かれて、ほぼ全員が「十両になれた時」と答えるのもそのためである。

一方で、新十両の力士は私物の新調など様々な準備が必要となるため、番付編成会議で十両昇進が決まった力士には(再昇進も含めて)すぐに昇進決定の通知が行われる。ただし、これはあくまでも力士本人や部屋の用意に配慮した「内示」であり、正式に十両の待遇となるのは新番付発表以降である[注 1]

本場所では控の席で共用の座布団を使用する(幕内力士は私物の座布団)。

引退に際し、関取を通算30場所(以前の規定では25場所以上)務めた力士は(幕内を経験していなくても)年寄を襲名する資格がある。部屋を継承する場合に限り関取通算20場所以上で資格を得る。2020年5月場所番付発表時点で、最高位が十両の年寄は大嶽(元十両4・大竜)のみである。

取組

本場所では15日間毎日取組が組まれる。

本場所の取組は原則十両同士であるが、休場などにより幕内の出場力士が奇数になった場合などには幕内力士と、関取全体の出場力士が奇数になった場合などには幕下力士と対戦することがある。休場が多くなると複数の繰り上げ取組が行われ、特に終盤にはいわゆる「入れ替え戦」が多く行われる。これにちなんで、筆頭力士を「貧乏神」・「瀬切り」と称すことがある[注 2]

十両の最後の一番は中跳ねと呼ばれ、行司及び呼出の呼び上げが二声となる。

定員

定員は、創設時は名称通り、東西10人ずつの計20人であった。大正期以降はそれよりも多い人数で上下するようになった。2018年1月現在、定員は14枚28人(2004年1月場所以降)。史上最多人数(枚数)は1958年1月場所から11月場所における24枚48人である。

優勝

優勝賞金は200万円。

力士間の実力が拮抗している上に、幕内力士との対戦が組まれることもあるため、全勝力士は極端に少なく、全勝優勝経験者の北の富士勝昭が自身以来43年ぶりとなる全勝優勝を果たした把瑠都を讃えて贈呈した賞金は俗に「北の富士賞」とも呼ばれた。過去には9勝6敗の優勝が出たこともある。

昇進・陥落要件

十両に限らず、「番付は生き物」と俗称されるように、成績と翌場所の地位との関係は一定ではないが、関取については目安として、勝ち越し、負け越しの点数(勝数と、負数・休みの合計の差)と同じ枚数だけ番付が上下する。十両と幕下の入れ替え人数は十両力士の星取が主な判断要素となるが、現行内規では幕下15枚目以内で全勝すれば、優先的に十両に昇進させる扱いをしている。

前相撲から全勝を続けた場合、幕下通過には2場所かかると考えられていたため、番付外・序ノ口・序二段・三段目の各1場所と合わせて十両昇進は最短6場所で可能である、と長らく言われていた。実際、初土俵から十両昇進までの最短記録は6場所である(板井圭介土佐豊祐哉常幸龍貴之炎鵬晃)。しかし2010年ごろから力士数の減少にともなってその分昇進する地位も繰り上がるようになり、2011年9月場所では一度十両に昇進した後、故障で番付外まで転落していた北勝国英明が前相撲から5場所での十両再昇進を果たした[注 3]。なお初土俵(前相撲)から5場所で十両に昇進したケースはまだないが、常幸龍、炎鵬のケースでは5場所目の地位がそれぞれ東幕下15枚目と西幕下14枚目で、7戦全勝すれば5場所での十両昇進が濃厚であった。

幕下付出の場合は、10枚目格・15枚目格共に、7戦全勝することで1場所での十両昇進が可能である。しかし、15枚目格で唯一7戦全勝を果たした下田圭将(2006年5月場所)は、十両からの陥落力士が少なく十両昇進はならず、翌場所は西幕下筆頭だった[注 4]。旧制度の60枚目格付出の時代には、輪島大士長岡末広武双山正士雅山哲士の4人が2場所での十両昇進を果たしている。

大関経験者が関脇以下に陥落後、幕内から十両に陥落することが確定的となった場合は、慣例的に引退するケースが殆どであったが、近年では大関経験者が現役中に十両以下に陥落するケースが増えてきている。詳細は大関#陥落・大関特例復帰を参照のこと。

記録

在位場所数

  • 2020年11月場所現在
順位十両在位四股名最高位
1位55場所大潮憲司小結
蜂矢敏行前頭6
3位54場所栃勇義治前頭7
4位51場所大文字研二前頭5
朝登俊光前頭2
6位50場所大竜川一男前頭1
7位48場所北桜英敏前頭9
8位47場所大旺吉伸前頭4
魄龍弘十両1
10位46場所追風山裕邦前頭6
  • 瓊ノ浦(のちの両國梶之助)は春秋園事件の影響で東幕下3枚目から西前頭7枚目に抜擢され、引退まで十両に陥落したことがない。このため、昭和以降の幕内力士では唯一の十両在位皆無という珍記録を持っている。

優勝回数

昭和以降

全勝優勝

十両は人数が少ないため、優勝争いで混戦になることが多い。幕内では10勝5敗での優勝は過去に例が無く、11勝4敗でも過去に3回しか例が無いが、十両では10勝5敗や11勝4敗が優勝者最高成績となることが頻繁にある。2001年7月場所では9勝6敗での優勝が記録され、あまりにも成績が低過ぎるとして理事会で優勝無しが検討されたほどである。故に十両は15戦全勝を達成することが極めて困難な地位として知られる。後述のように、関取の1場所15日制が定着する以前にも十両での全勝優勝を経験した者は数人居るが、これは現在よりも取組数が少ないために達成が比較的容易だったという要素もある。2021年1月場所終了時点で15戦全勝を達成した力士は5人居り、全勝優勝を達成した力士は最終的に全員が大関以上の地位に昇進している。

連続優勝

十両は枚数が少ない関係上、十両優勝力士が翌場所に幕内に昇進するケースの方が、十両に据え置かれるケースよりも多い。そのため、十両での連覇発生は、1回目の優勝の際に中位~下位に在位していた・優勝のレベルが低かった・幕内昇進枠に対し十両の(優勝力士以外の)好成績者が多かったなど、偶然性にも左右される。1909年6月場所に優勝制度が導入されて以降、十両で連覇を経験した力士は以下の21名である。1場所目の太字は当場所が新十両だったケースである。

2場所連続で全勝優勝を達成した者は過去に例が無い。また、関取の1場所15日制定着以降に連覇を達成した者の中で1場所目もしくは2場所目のいずれかで全勝優勝を達成しているのは栃ノ心剛ただ1人である。

なお、上述しているように、十両は枚数が少ない関係もあり、優勝した場合は十両据え置きよりも幕内昇進となる場合が多いため、1場所目で全勝優勝を達成した場合は番付(枚数)に関係なくほぼ確実に幕内昇進となる可能性が高いため、1場所15日制が定着している現在は2場所連続全勝優勝することはまず不可能であると考えられる。

四股名 1場所目 2場所目
場所 地位 成績 場所 地位 成績
阿久津川 大正8年1月 西十両9 5戦全勝 大正8年5月 東十両1 7勝2敗
幡瀬川 昭和2年5月 東十両8 6戦全勝 昭和2年10月 東十両1 9勝2敗
和歌嶋 昭和3年5月 東十両7 9勝2敗 昭和3年10月 東十両7[注 5] 10勝1敗
清水川 昭和4年3月 東十両12 10勝1敗 昭和4年5月 西十両1 11戦全勝
駿河海 昭和17年1月 西十両14 13勝2敗 昭和17年5月 西十両1 14勝1敗
千代ノ山 昭和19年11月 西十両13 8勝2敗 昭和20年6月 東十両2 6勝1敗
國登 昭和22年11月 東十両10 10勝1敗 昭和23年5月 西十両1 9勝2敗
金剛 昭和45年5月 東十両11 12勝3敗 昭和45年7月 西十両3 12勝3敗
播竜山 昭和49年11月 東十両11 10勝5敗 昭和50年1月 東十両2 11勝4敗
鷲羽山 昭和53年5月 東十両6 11勝4敗 昭和53年7月 東十両1 10勝5敗
鳳凰 昭和58年9月 東十両9 13勝2敗 昭和58年11月 西十両1 11勝4敗
小錦 昭和59年3月 西十両10 13勝2敗 昭和59年5月 東十両2 11勝4敗
久島海 平成元年3月 西十両12 11勝4敗 平成元年5月 東十両3 10勝5敗
益荒雄 平成2年1月 西十両7 12勝3敗 平成2年3月 東十両2 10勝5敗
雅山 平成10年11月 西十両11 12勝3敗 平成11年1月 西十両1 14勝1敗
小城錦 平成11年11月 東十両5 11勝4敗 平成12年1月 東十両2 13勝2敗
若の里 平成12年5月 東十両11 12勝3敗 平成12年7月 東十両1 13勝2敗
翔天狼 平成20年11月 西十両9 12勝3敗 平成21年1月 東十両1 11勝4敗
妙義龍 平成23年7月 西十両12 11勝4敗 平成23年9月 東十両3 13勝2敗
栃ノ心 平成26年7月 東十両12 13勝2敗 平成26年9月 西十両5 15戦全勝
志摩ノ海 平成31年1月 東十両11 13勝2敗 平成31年3月 東十両1 13勝2敗

歴代優勝力士(昭和60年以降)

場所地位四股名成績回数備考
1985年昭和60年)1月西十両 7寺尾節男12勝3敗1
1985年(昭和60年)3月西十両 4玉龍大蔵12勝3敗1
1985年(昭和60年)5月東十両 3寺尾節男12勝3敗2
1985年(昭和60年)7月東十両 4益荒雄広生10勝5敗1三杉磯拓也榛名富士新司との優勝決定戦を制す。
1985年(昭和60年)9月東十両 4薩洲洋康貴10勝5敗1飛騨乃花成栄との優勝決定戦を制す。
1985年(昭和60年)11月東十両11若瀬川剛充10勝5敗2益荒雄広生・栃司哲史との優勝決定戦を制す。
1986年(昭和61年)1月東十両 4水戸泉政人11勝4敗1栃纒勇光との優勝決定戦を制す。
1986年(昭和61年)3月西十両 4益荒雄広生11勝4敗2
1986年(昭和61年)5月西十両 8竹葉山真邦11勝4敗1
1986年(昭和61年)7月西十両12三杉里公似11勝4敗1鳳凰倶往との優勝決定戦を制す。
1986年(昭和61年)9月東十両 8騏乃嵐和稔12勝3敗1
1986年(昭和61年)11月西十両 3栃乃和歌清隆10勝5敗1竹葉山真邦小林山秀昭との優勝決定戦を制す。
1987年(昭和62年)1月東十両 4栃纒勇光10勝5敗1小林山秀昭との優勝決定戦を制す。
1987年(昭和62年)3月東十両 7隆三杉貴士13勝2敗1
1987年(昭和62年)5月西十両11大乃花武虎11勝4敗1
1987年(昭和62年)7月西十両 7舛田山靖仁11勝4敗136歳3か月での優勝は史上最年長。
1987年(昭和62年)9月西十両 9大乃花武虎13勝2敗2
1987年(昭和62年)11月西十両 7鳳凰倶往12勝3敗4
1988年(昭和63年)1月東十両 4安芸ノ島勝巳12勝3敗1
1988年(昭和63年)3月西十両 1若瀬川剛充13勝2敗3
1988年(昭和63年)5月西十両13秀ノ花行秀11勝4敗1琴富士孝也との優勝決定戦を制す。
1988年(昭和63年)7月東十両 3多賀竜昇司10勝5敗1佐賀昇博旭道山和泰との優勝決定戦を制す。
1988年(昭和63年)9月東十両 5貴ノ浜真二11勝4敗1
1988年(昭和63年)11月西十両13益荒雄広生11勝4敗3
1989年平成元年)1月西十両 5栃司哲史11勝4敗1
1989年(平成元年)3月西十両12久島海啓太11勝4敗1琴錦功宗との優勝決定戦を制す。
1989年(平成元年)5月東十両 3久島海啓太10勝5敗2駒不動大助大徹忠晃旭豪山和泰維新力浩司との優勝決定戦を制す。
1989年(平成元年)7月東十両 2栃司哲史12勝3敗2
1989年(平成元年)9月東十両 9龍興山一人10勝5敗1維新力浩司・大徹忠晃との優勝決定戦を制す。
1989年(平成元年)11月西十両 6小城ノ花昭和13勝2敗1
1990年(平成2年)1月西十両 7益荒雄宏夫12勝3敗4
1990年(平成2年)3月東十両 2益荒雄宏夫10勝5敗5星岩涛祐二との優勝決定戦を制す。
1990年(平成2年)5月西十両11大翔山直樹12勝3敗1
1990年(平成2年)7月東十両 2若花田勝12勝3敗1
1990年(平成2年)9月西十両 2小城ノ花昭和11勝4敗2琴の若實哉との優勝決定戦を制す。
1990年(平成2年)11月西十両 9大輝煌正人11勝4敗1
1991年(平成3年)1月東十両 9両国梶之助12勝3敗1小城ノ花昭和との優勝決定戦を制す。
1991年(平成3年)3月西十両 9旭豪山和泰11勝4敗1
1991年(平成3年)5月東十両 2大翔鳳昌巳11勝4敗1
1991年(平成3年)7月東十両11武蔵丸光洋11勝4敗1
1991年(平成3年)9月東十両 5大善徳夫12勝3敗1貴ノ浪貞博との優勝決定戦を制す。
1991年(平成3年)11月東十両 9大岳宗正10勝5敗1立洸熊五郎若翔洋俊一常の山勝正との優勝決定戦を制す。
1992年(平成4年)1月東十両 2豊ノ海真二12勝3敗2
1992年(平成4年)3月東十両 8恵那櫻徹11勝4敗1
1992年(平成4年)5月東十両 6琴ヶ梅剛史11勝4敗1
1992年(平成4年)7月西十両 1若翔洋俊一11勝4敗1琴稲妻佳弘との優勝決定戦を制す。
1992年(平成4年)9月西十両 5琴別府要平12勝3敗1
1992年(平成4年)11月東十両12駒不動大助11勝4敗1
1993年(平成5年)1月東十両 4蒼樹山秀樹11勝4敗1
1993年(平成5年)3月西十両 2時津洋宏典11勝4敗1
1993年(平成5年)5月東十両 8湊富士孝行12勝3敗1
1993年(平成5年)7月東十両 6立洸熊五郎12勝3敗1
1993年(平成5年)9月西十両 3濱ノ嶋啓志11勝4敗1
1993年(平成5年)11月西十両 4朝乃若武彦11勝4敗1琴椿克之との優勝決定戦を制す。
1994年(平成6年)1月東十両 6浪ノ花和博11勝4敗1
1994年(平成6年)3月西十両11敷島盛12勝3敗1
1994年(平成6年)5月西十両 3小城ノ花昭和12勝3敗3
1994年(平成6年)7月東十両10立洸熊五郎12勝3敗2
1994年(平成6年)9月西十両 1浪乃花教天10勝5敗2
1994年(平成6年)11月東十両13土佐ノ海敏生11勝4敗1若翔洋俊一との優勝決定戦を制す。
1995年(平成7年)1月東十両 2旭豊勝照11勝4敗1土佐ノ敏生・巴富士俊英との優勝決定戦を制す。
1995年(平成7年)3月東十両 1時津洋宏典10勝5敗2敷島盛との優勝決定戦を制す。
1995年(平成7年)5月東十両 1土佐ノ敏生14勝1敗2
1995年(平成7年)7月東十両13旭鷲山昇10勝5敗1
1995年(平成7年)9月西十両13若ノ城宗彦12勝3敗1
1995年(平成7年)11月西十両 9和歌乃山洋11勝4敗1大飛翔誠志との優勝決定戦を制す。
1996年(平成8年)1月東十両 9力櫻猛10勝5敗1若隼人幸治との優勝決定戦を制す。
1996年(平成8年)3月西十両 8旭鷲山昇11勝4敗2彩豪一義との優勝決定戦を制す。
1996年(平成8年)5月西十両 3力櫻猛12勝3敗2
1996年(平成8年)7月東十両 5大善尊太11勝4敗2若翔洋俊一との優勝決定戦を制す。
1996年(平成8年)9月西十両 3栃東大裕12勝3敗1
1996年(平成8年)11月西十両13栃乃洋泰一13勝2敗1
1997年(平成9年)1月東十両 2出島武春12勝3敗1
1997年(平成9年)3月東十両 9千代大海龍二11勝4敗1
1997年(平成9年)5月西十両13時津海正博12勝3敗1
1997年(平成9年)7月東十両 1千代大海龍二11勝4敗2
1997年(平成9年)9月西十両 8小城乃花昭和12勝3敗4
1997年(平成9年)11月東十両12若の里忍10勝5敗1須佐の湖善誉との優勝決定戦を制す。
1998年(平成10年)1月西十両13金開山龍12勝3敗1
1998年(平成10年)3月東十両 9久島海啓太12勝3敗3闘牙進との優勝決定戦を制す。
1998年(平成10年)5月西十両 9大碇剛10勝5敗1出羽嵐大輔大至伸行との優勝決定戦を制す。
1998年(平成10年)7月東十両 6安芸ノ州法光12勝3敗1
1998年(平成10年)9月東十両 8千代天山大八郎12勝3敗1
1998年(平成10年)11月西十両11雅山哲士12勝3敗1
1999年(平成11年)1月西十両 1雅山哲士14勝1敗2
1999年(平成11年)3月西十両 2大善尊太12勝3敗3
1999年(平成11年)5月東十両 6皇司信秀11勝4敗1
1999年(平成11年)7月東十両 2金開山龍10勝5敗2智乃花伸哉追風海直飛人との優勝決定戦を制す。
1999年(平成11年)9月西十両 8追風海直飛人12勝3敗1
1999年(平成11年)11月東十両 5小城錦康年11勝4敗1大碇剛との優勝決定戦を制す。
2000年(平成12年)1月東十両 2小城錦康年13勝2敗2
2000年(平成12年)3月西十両 6栃乃花仁13勝2敗1琴光喜啓司戦闘竜扁利との優勝決定戦を制す。
2000年(平成12年)5月東十両11若の里忍12勝3敗2
2000年(平成12年)7月東十両 1若の里忍13勝2敗3
2000年(平成12年)9月東十両 4琴光喜啓司14勝1敗1
2000年(平成12年)11月西十両 1金開山龍12勝3敗3
2001年(平成13年)1月東十両 1玉ノ洋新12勝3敗1
2001年(平成13年)3月東十両 3若孜浩気10勝5敗1闘牙進との優勝決定戦を制す。
2001年(平成13年)5月西十両 1北桜英敏13勝2敗1
2001年(平成13年)7月東十両12武雄山喬義9勝6敗1貴闘力忠茂濵錦竜郎寺尾常史・戦闘竜扁利・大碇剛・玉力道栄来若兎馬裕三との優勝決定戦を制す。
2001年(平成13年)9月西十両 5蒼樹山秀輝12勝3敗2玉力道栄来との優勝決定戦を制す。
2001年(平成13年)11月東十両 3大碇剛11勝4敗2
2002年(平成14年)1月西十両 5高見盛精彦12勝3敗1霜鳥典雄との優勝決定戦を制す。
2002年(平成14年)3月西十両 1琴龍宏央12勝3敗1
2002年(平成14年)5月東十両 9岩木山竜太11勝4敗1五城楼勝洋との優勝決定戦を制す。
2002年(平成14年)7月西十両 8潮丸元康13勝2敗1
2002年(平成14年)9月西十両 4玉力道栄来11勝4敗1金開山龍・豊桜嘉人との優勝決定戦を制す。
2002年(平成14年)11月東十両 6春日王克昌11勝4敗1
2003年(平成15年)1月西十両 1朝赤龍太郎11勝4敗1武雄山喬義との優勝決定戦を制す。
2003年(平成15年)3月東十両 8栃栄篤史10勝5敗1蒼樹山秀樹・濵錦竜郎との優勝決定戦を制す。
2003年(平成15年)5月西十両 7玉春日良二12勝3敗1
2003年(平成15年)7月東十両 2垣添徹11勝4敗1
2003年(平成15年)9月東十両 5豪風旭13勝2敗1
2003年(平成15年)11月西十両 2黒海太14勝1敗1
2004年(平成16年)1月西十両 6和歌乃山洋11勝4敗2千代天山大八郎露鵬幸生との優勝決定戦を制す。
2004年(平成16年)3月西十両 8白鵬翔12勝3敗1追風海英飛人との優勝決定戦を制す。
2004年(平成16年)5月西十両10時天空慶晃12勝3敗1
2004年(平成16年)7月東十両 3琴欧州勝紀13勝2敗1
2004年(平成16年)9月東十両 4安馬公平11勝4敗1五城楼勝洋との優勝決定戦を制す。
2004年(平成16年)11月西十両13石出祐二12勝3敗1
2005年(平成17年)1月西十両 7皇司信秀12勝3敗2
2005年(平成17年)3月東十両 4琴奨菊一弘13勝2敗1
2005年(平成17年)5月東十両 2栃栄篤史12勝3敗2
2005年(平成17年)7月西十両 3時津海正博11勝4敗2
2005年(平成17年)9月西十両 1豊ノ島大樹14勝1敗1
2005年(平成17年)11月東十両13闘牙進12勝3敗1
2006年(平成18年)1月東十両 1栃乃洋泰一13勝2敗2
2006年(平成18年)3月東十両11把瑠都凱斗15戦全勝1
2006年(平成18年)5月西十両 3豊桜保勝10勝5敗1寶智山幸観皇牙都嵯との優勝決定戦を制す。
2006年(平成18年)7月東十両 6寶智山幸観13勝2敗1
2006年(平成18年)9月東十両 8隆乃若勇紀11勝4敗1豊桜保勝との優勝決定戦を制す。
2006年(平成18年)11月西十両 2十文字昭憲13勝2敗1
2007年(平成19年)1月東十両14豊響隆太10勝5敗1栃煌山雄一郎・霜鳥典雄との優勝決定戦を制す。
2007年(平成19年)3月東十両 4里山浩作12勝3敗1
2007年(平成19年)5月西十両11把瑠都凱斗14勝1敗2
2007年(平成19年)7月東十両 1岩木山竜太12勝3敗2旭天鵬勝豪栄道豪太郎との優勝決定戦を制す。
2007年(平成19年)9月西十両 9把瑠都凱斗13勝2敗3
2007年(平成19年)11月東十両13境澤賢一13勝2敗1市原孝行との優勝決定戦を制す。
2008年(平成20年)1月西十両12栃ノ心剛12勝3敗1
2008年(平成20年)3月東十両14木村山守12勝3敗1
2008年(平成20年)5月東十両11千代白鵬大樹13勝2敗1
2008年(平成20年)7月東十両 8武州山隆士12勝3敗1
2008年(平成20年)9月西十両 6阿覧欧虎12勝3敗1
2008年(平成20年)11月西十両 9翔天狼大士12勝3敗1
2009年(平成21年)1月東十両 1翔天狼大士11勝4敗2白馬毅との優勝決定戦を制す。
2009年(平成21年)3月西十両 3豊響隆太12勝3敗2
2009年(平成21年)5月西十両13玉飛鳥大輔12勝3敗1
2009年(平成21年)7月西十両 6若の里忍14勝1敗4
2009年(平成21年)9月東十両 1玉鷲一朗11勝4敗1
2009年(平成21年)11月東十両 5北太樹明義10勝5敗1光龍忠晴德瀬川正直との優勝決定戦を制す。
2010年(平成22年)1月東十両13臥牙丸勝12勝3敗1
2010年(平成22年)3月西十両 4木村山守11勝4敗2光龍忠晴・玉飛鳥大輔との優勝決定戦を制す。
2010年(平成22年)5月西十両 5武州山隆士11勝4敗2
2010年(平成22年)7月西十両 3将司昂親13勝2敗1
2010年(平成22年)9月西十両 1豊ノ島大樹14勝1敗2
2010年(平成22年)11月東十両 6魁聖一郎11勝4敗1豊響隆太・栃乃若導大髙安晃との優勝決定戦を制す。
2011年(平成23年)1月東十両 2春日王克昌12勝3敗2栃乃若導大との優勝決定戦を制す。
2011年(平成23年)3月八百長問題により開催中止。
2011年(平成23年)5月東十両12磋牙司洋之13勝2敗1
2011年(平成23年)7月西十両12妙義龍泰成11勝4敗1舛ノ山大晴との優勝決定戦を制す。
2011年(平成23年)9月東十両 3妙義龍泰成13勝2敗2
2011年(平成23年)11月東十両14勢翔太12勝3敗1
2012年(平成24年)1月西十両13千代大龍秀政13勝2敗1
2012年(平成24年)3月西十両 7皇風俊司12勝3敗1
2012年(平成24年)5月西十両 2玉飛鳥大輔12勝3敗2
2012年(平成24年)7月東十両11千代の国憲輝11勝4敗1
2012年(平成24年)9月西十両 3常幸龍貴之11勝4敗1勢翔太との優勝決定戦を制す。
2012年(平成24年)11月西十両 4佐田の富士哲博14勝1敗1
2013年(平成25年)1月東十両13貴ノ岩義司12勝3敗1
2013年(平成25年)3月東十両 2旭秀鵬滉規12勝3敗1東龍強との優勝決定戦を制す。
2013年(平成25年)5月西十両 3琴勇輝一巖13勝2敗1
2013年(平成25年)7月西十両13遠藤聖大14勝1敗1
2013年(平成25年)9月西十両11照ノ富士由章12勝3敗1鏡桜南二との優勝決定戦を制す。
2013年(平成25年)11月東十両 2千代鳳祐樹13勝2敗1
2014年(平成26年)1月東十両 6千代丸一樹13勝2敗1
2014年(平成26年)3月西十両 2豊真将紀行14勝1敗1
2014年(平成26年)5月西十両10逸ノ城駿11勝4敗1青狼武士・鏡桜南二・琴勇輝一巖との優勝決定戦を制す。
2014年(平成26年)7月東十両12栃ノ心剛13勝2敗2逸ノ城駿との優勝決定戦を制す。
2014年(平成26年)9月西十両 5栃ノ心剛15戦全勝3
2014年(平成26年)11月東十両 1時天空慶晃12勝3敗2
2015年(平成27年)1月東十両 3北太樹明義13勝2敗2
2015年(平成27年)3月東十両 3富士東和佳12勝3敗1
2015年(平成27年)5月東十両 9鏡桜南二12勝3敗1
2015年(平成27年)7月西十両12御嶽海久司11勝4敗1新十両。
2015年(平成27年)9月西十両 6松鳳山裕也13勝2敗1
2015年(平成27年)11月西十両 5正代直也13勝2敗1
2016年(平成28年)1月西十両 2英乃海拓也11勝4敗1
2016年(平成28年)3月東十両 1大砂嵐金崇郎13勝2敗1
2016年(平成28年)5月東十両 3千代の国憲輝12勝3敗2
2016年(平成28年)7月西十両11天風浩二13勝2敗1
2016年(平成28年)9月西十両 6大輝明道12勝3敗1
2016年(平成28年)11月西十両 3佐藤貴信12勝3敗1
2017年(平成29年)1月西十両 2大栄翔勇人12勝3敗1
2017年(平成29年)3月西十両 3豊響隆太10勝5敗3大砂嵐金崇郎・朝乃山英樹との優勝決定戦を制す。
2017年(平成29年)5月東十両 3錦木徹也10勝5敗1
2017年(平成29年)7月東十両 8大奄美元規11勝4敗1豊山亮太・朝乃山英樹との優勝決定戦を制す。
2017年(平成29年)9月西十両11阿炎政虎10勝5敗1安美錦竜児・琴勇輝一巖・誉富士歓之との優勝決定戦を制す。
2017年(平成29年)11月西十両 7蒼国来栄吉14勝1敗1
2018年(平成30年)1月東十両 1妙義龍泰成10勝5敗3英乃海拓也との優勝決定戦を制す。
2018年(平成30年)3月東十両 4佐田の海貴士11勝4敗1明瀬山光彦との優勝決定戦を制す。
2018年(平成30年)5月西十両 1阿武咲奎也12勝3敗1
2018年(平成30年)7月西十両 3貴ノ岩義司13勝2敗2隆の勝伸明との優勝決定戦を制す。
2018年(平成30年)9月東十両11德勝龍誠11勝4敗1大奄美元規との優勝決定戦を制す。
2018年(平成30年)11月西十両14友風勇太12勝3敗1新十両。
2019年(平成31年)1月東十両11志摩ノ海航洋13勝2敗1
2019年(平成31年)3月東十両 1志摩ノ海航洋13勝2敗2
2019年(令和元年)5月東十両 2貴源治賢13勝2敗1
2019年(令和元年)7月東十両 6剣翔桃太郎13勝2敗1
2019年(令和元年)9月西十両12勢翔太12勝3敗2
2019年(令和元年)11月東十両 1東龍強11勝4敗1勢翔太・魁聖一郎・霧馬山鐵雄との優勝決定戦を制す。
2020年(令和2年)1月西十両13照ノ富士春雄13勝2敗2
2020年(令和2年)3月東十両 6琴勝峰吉成12勝3敗1
2020年(令和2年)5月2019年新型コロナウイルス感染症流行により開催中止。
2020年(令和2年)7月東十両 1明生力10勝5敗1旭大星託也豊昇龍智勝千代ノ皇王代仁天空海翔馬水戸龍聖之との優勝決定戦を制す。
2020年(令和2年)9月西十両11千代の国憲輝14勝1敗3
2020年(令和2年)11月東十両 2翠富士一成10勝5敗1旭秀鵬滉規との優勝決定戦を制す。
2021年(令和3年)1月東十両8剣翔桃太郎12勝3敗2
連勝記録

十両在位中の連勝記録はほとんど残っていないが、栃ノ心は全勝優勝を達成する前の場所は終盤4連勝で取り終えたため、19連勝の記録を残している。

連敗記録

十両での全敗は年6場所制以後、過去に7人いる。1960年の双ツ龍は9月場所10日目から11月場所千秋楽まで21連敗を記録し、年6場所制での関取連敗記録となっている。2020年9月の王輝は新十両ながら怪我により精彩を欠く相撲が続き15戦全敗となった。新十両力士での全敗は史上初めてである。さらに翌11月場所で富士東も15戦全敗を喫したため、十両で2場所連続で15戦全敗力士が出るという珍事が起きた。 また1965年5月の楠ノ海は新十両場所を膝の怪我により全休し、再十両の機会もなく廃業したため、十両力士ながら十両での勝利がゼロという記録となっている。

新十両成績

順位四股名成績最高位
1位遠藤聖大14勝1敗◎小結
2位栃乃洋泰一13勝2敗◎関脇
市原孝行13勝2敗前頭13枚目
千代大龍秀政13勝2敗◎小結
5位大翔山直樹12勝3敗◎前頭2枚目
若ノ城宗彦12勝3敗◎前頭6枚目
時津海正博12勝3敗◎前頭3枚目
金開山龍12勝3敗◎前頭6枚目
雅山哲士12勝3敗◎大関
把瑠都凱斗12勝3敗大関
栃ノ心剛史12勝3敗◎大関
翔天狼大士12勝3敗◎前頭2枚目
勢翔太12勝3敗◎関脇
照ノ富士春雄12勝3敗◎大関
友風勇太12勝3敗◎前頭3枚目
  • 2020年11月場所終了現在。
  • 太字の力士は、2020年11月場所現在、現役力士である。
  • ◎の成績は、新十両優勝を指している。

脚注

注釈

  1. 一方、同様に番付編成会議直後に発表される新横綱や新大関は、昇進伝達式を行ったその日から横綱・大関の待遇を受ける。
  2. 幕内力士より給料が安いものの、幕内下位の力士との対戦が多く組まれるため。
  3. もっとも、この期間は大相撲八百長問題で関取などに大量の欠員が出ていた時期と重なっており、通常よりも番付が上がりやすい状況であったことに留意が必要である。2011年7月場所は西幕下9枚目で5勝2敗と通常では十両に昇進できない成績であった。
  4. 協会は「15枚目格は15枚目以内ではない」趣旨のコメントをしており、実際に15枚格に内規が通用するのかは不明である。
  5. 1927年東西合併から1932年春秋園事件発生までの間は、東京開催と関西開催を交互に行う年4場所制だったが、現行のように各場所の成績は即翌場所の番付に反映されず、番付の昇降は関西で開催した場所後の2回のみで、直近2場所を合算した成績をもって編成されていたため、十両優勝をしたにもかかわらず、同地位に据え置かれるケースも多々見られた。

出典

参考文献

公益財団法人日本相撲協会監修『ハッキヨイ!せきトリくん わくわく大相撲ガイド 寄り切り編』71p

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