劉猛将軍

駆蝗神とはその名の通り、蝗(バッタ類。日本のイナゴとは異なる)を駆除する神である。古い時代の中国では、しばしば黒い雲と見間違うばかりの大量の蝗が田畑を襲い、雑草まで食い尽くす被害(蝗害)を出した。この食害を受けた農民たちに待っていたのは餓死であり、その恐怖から駆蝗神は信仰を集めた。

劉猛将軍(りゅうもうしょうぐん)は、道教の神。駆蝗神とされ信仰された。劉猛将ともいう。

概略

劉猛将軍のルーツに関しては、異なる諸説がある。

一つは南宋高宗の時代にとの戦いで活躍した武将「劉錡」である。その劉錡の弟で金との戦いで非業の死を遂げた「劉鋭」が死後駆蝗神となったという説もある。 また、一つとして劉漫塘という有能だと名の知れた進士が死後駆蝗神となったという説もあり、断定はできない[1]

出典

  1. 窪徳忠『道教の神々』平河出版社(原著1986年1月10日)、初版、242-243頁。ISBN 9784892030987。

参考文献

  • 『タオの神々』(1991年初版発行、真野隆也著、新紀元社発行) ISBN 4-88317-202-3
  • 『道教の神々』(1986年初版発行、窪徳忠著、平河出版社発行)ISBN 978-4892030987
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