亢宿

星官

星官(星座)としての亢は、おとめ座κιφλの4つの星で構成される。

天区内の星官

亢宿には7つの星官が存在する。

星官英名意味星座星数
Neck青龍の頸おとめ座4
大角*Great Horn青龍の角。玉座を象徴うしかい座1
左摂提Left Conductor季節を定める官うしかい座6
右摂提Right Conductor季節を定める官うしかい座6
頓頑Trials審問官おおかみ座2
陽門Gate of Yang辺境要塞の城門ケンタウルス座2
折威Executions死刑執行官てんびん座/うみへび座7
  • 大角(アークトゥルス)はもともと角宿の星官であった。この星が春の星で最も明るかったため角宿が二十八宿の起宿とされたとの説がある。後に亢宿に2.5度ほど入りこんだため、亢宿に編入された。

暦注

種蒔・婚礼は吉だが、家造は凶といわれる。

脚注

  1. 読み方については二十八宿の注1を参照。
  2. アミボシ:『雑事類編』(天明本)による(ただし現代仮名遣いに改めてある)『和爾雅』では「アミホシ」。野尻抱影は、「アミ」は「網」のことではないかと推定している。『宿曜経和解』では「ヤミボシ」。野尻は、「ヤミ」は「アミ」の誤写ではないかと推定している。

参考文献

  • 野尻抱影「二十八宿の訳名 - 高松塚の星天井」『星の文学誌』、筑摩書房、1989年、 353頁。
  • 和爾雅』貝原好古 編、小川多左衛門、京都、1694年。2018年10月14日閲覧。
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