世界五大医学雑誌

世界五大医学雑誌(せかいごだいいがくざっし)は、掲載する論文のインパクトファクターの高さにより国際的に信頼されている5種類の総合医学雑誌である[1]。通称・ビッグファイブ[2]、またはビッグ5[3]

有限会社医学英語総合サービスは「世界五大医学ジャーナル」[4]日本大学薬学部は「世界五大医学誌」の表記を採用する[5]

概要

インパクトファクターは、Journal Citation Reportsにて2018年9月20日に発表された2017年のもの[4]

New England Journal of Medicine』 - マサチューセッツ内科外科学会が発行(IF=79.260)[6]

The Lancet』(IF=53.254)[7]

JAMA (Journal of the American Medical Association) 』 - 米国医師会が発行(IF=47.661)[8]

BMJ (British Medical Journal)』 - 英国医師会が発行(IF=23.562)[9]

以上4種類を世界四大医学雑誌と呼ぶこともある[10]

Annals of Internal Medicine』 - 米国内科学会が発行(IF=19.384)[11]

また、これらに『JAMA Internal Medicine』(IF=19.989)(以前はArchives of Internal Medicineと呼ばれていた)を加えて「世界六大医学雑誌」とすることもある[12]

これらはいずれも、19世紀から20世紀の初頭にかけて創刊された雑誌で、長い歴史を持つ。五大医学雑誌以外では、20世紀後半からNature Medicine (IF=32.621)、Archives of Internal Medicineなどが台頭している。また、医学の特定分野のリーダー的雑誌も存在する(Circulation、Chest、Cancerなど)。

下記脚注は、五大医学雑誌以外の文献で「五大医学雑誌として知られるランセットによると…」のような言及をされたケースを含む。

脚注

  1. 今月のテーマ:電子ジャーナル“JAMA”“NEJM”~効果的に機能を使いこなそう!~”. 産業医科大学図書館. 2018年11月26日閲覧。
  2. 雑誌の種類について”. GeniusPlus. ワンプラネット株式会社 (2018年7月25日). 2018年11月26日閲覧。
  3. 北澤京子 (2009年6月16日). 世界に取り残される?日本の医学雑誌の“逆襲””. 日経メディカルOnline. 日経BP社. 2018年11月26日閲覧。
  4. 最新のインパクトファクターの傾向”. Medical English Service. 有限会社医学英語総合サービス. 2018年7月7日閲覧。
  5. 学術情報を探す”. 日本大学 薬学部. 2018年7月7日閲覧。
  6. Botswana Medical Information”. 駐ボツワナ日本大使館. 2018年11月26日閲覧。
  7. 奥村歩『MCI(認知症予備群)を知れば認知症にならない!』主婦と生活社、2014年、111頁。
  8. 長村洋一「機能性表示食品制度において米国のナチュラルメディシン・データベースの有する意義」『日本食品安全協会会誌』第10巻第4号、2015年、 24-27頁。
  9. BMJ誌、Noom 糖尿病予防プログラムの医学的減量効果を掲載”. PR TIMES. 株式会社 PR TIMES (2016-09-13日). 2018年11月26日閲覧。
  10. 海外医学誌の日本語版が読める「日経メディカルオンライン」”. 2018年11月26日閲覧。
  11. 早川敏弘「3月11日の中医研報告 早川会員の講義と実技 腰痛の現在」『中医研通信2017年5月号』、関西中医鍼灸研究会、2017年、 3頁。
  12. 【アメリカ】有力医学論文、「飽和脂肪酸とトランス脂肪酸は人体に悪影響」と発表”. Sustainable Japan. 株式会社ニューラル. 2018年11月26日閲覧。

関連項目

外部リンク


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