三ケ日町

三ケ日町(みっかびちょう)は、かつて静岡県引佐郡にあった町。三ケ日みかんの産地として知られていた。現在は浜松市北区の一部となっている。

みっかびちょう
三ケ日町
町旗 町章
1959年制定
廃止日 2005年7月1日
廃止理由 編入合併
三ケ日町細江町引佐町
浜北市舞阪町
雄踏町天竜市佐久間町
春野町水窪町龍山村浜松市
現在の自治体 浜松市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
引佐郡
市町村コード 22523-1
面積 75.65km2
総人口 16,085
推計人口、2005年6月1日)
隣接自治体 静岡県湖西市細江町引佐町
愛知県豊橋市豊川市
新城市南設楽郡鳳来町
町の木
町の花 みかん
町の鳥 メジロ
三ケ日町役場
所在地 431-1414
静岡県三ケ日町三ケ日500番地の1
座標 北緯34度48分11秒
東経137度33分22秒

合併時点における位置図。緑色部分が三ケ日町。
ウィキプロジェクト

名称

行政で使用される正式名称は大文字の「ケ」を用いる三ケ日町だったが、一般的に地域住民は小文字の「ヶ」を用いる三ヶ日町と表記していた。この齟齬の原因は、1955年(昭和30年)3月に当時の三ヶ日町が東浜名村と合併した際に、理由は不明ながら国が新町名を一方的に「三ケ日町」と告示したことにあった。

自治体の正式名称は1955年から2005年(平成17年)に廃止されるまで三ケ日町であったが、浜松市への編入後の2006年(平成18年)9月、浜松市議会の定例会に「三ケ日」から「三ヶ日」に変更する議案が提出された。静岡県知事への届け出などの手続きを経て、2007年(平成19年)3月3日に正式に三ヶ日に変更された[1][2]

地理

「奥浜名湖」と呼ばれる地域にあり、旧浜松市を中心とする浜名湖エリア(西遠)の一部である。

現在こそ、旧浜松市内の高校へ通う者も多く、編入合併されたこともあり、遠州地方とのつながりが強くなっているが、隣接する豊橋市愛知県東三河地方)とも経済面・高校進学面で結び付きが強い。また、新城市からも通勤する者もいる。そのためか、町内では豊橋ナンバーの車を頻繁に見ることができる。隣接する湖西市などと同じように、方言は遠州弁三河弁が混在している。

水域

歴史

西遠地域の町村制施行時の町村。22が西浜名村。(21.東浜名村)
  • 1922年(大正11年)5月1日 - 引佐郡西浜名村が町制施行して三ヶ日町が発足する。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 三ヶ日町が引佐郡東浜名村と合併し、改めて三ケ日町が発足する。この際に小文字の「ヶ」が大文字の「ケ」となる。
  • 2005年(平成17年)7月1日 - 三ケ日町が浜松市に編入される。自治体としての三ケ日町は廃止され、三ケ日地域自治区が設置される[3]

行政

浜松市三ヶ日地域自治センター

2005年(平成17年)7月1日、周辺10市町村とともに浜松市へ編入合併して浜松市の一部となり、当該区域をもって地方自治法第202条の4に基づく三ケ日地域自治区が設置された[4][5](後に「三ヶ日地域自治区」へ変更:後述)。同地域自治区は2012年(平成24年)3月31日をもって廃止[6]。2007年(平成19年)4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、当該区域は北区の一部となった。

2005年(平成17年)7月1日に浜松市に編入された後、旧三ケ日町役場庁舎は浜松市三ケ日総合事務所となった。2007年(平成19年)3月3日、三ケ日総合事務所は三ヶ日総合事務所に改称[7]。2007年(平成19年)4月1日に浜松市が政令指定都市に移行すると、三ヶ日総合事務所は浜松市三ケ日地域自治センターとなった。

姉妹都市

経済

特産品

娯楽

  • 共栄座 - 劇場[8]・映画館[9]。1877年(明治9年)に初代の劇場が竣工[10]。1927年(昭和2年)に2代目の劇場が竣工[10]

教育

幼稚園・保育園

  • 三ケ日町立尾奈幼稚園
  • 三ケ日町立大崎幼稚園
  • 三ケ日町立都筑幼稚園
  • 三ケ日町立三ケ日幼稚園
  • 三ケ日町立平山幼稚園
  • 三松幼稚園(私立)

小学校

  • 三ケ日町立西小学校
  • 三ケ日町立東小学校
  • 三ケ日町立平山小学校
  • 三ケ日町立尾奈小学校
  • 三ケ日町立大崎小学校

中学校

  • 三ケ日町立三ケ日中学校

高等学校

交通

天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線および遠州鉄道のバス路線がある。

また、地域内には東名高速道路の三ヶ日インターチェンジがある。

鉄道

路線バス

  • 遠州鉄道
    • [40]気賀三ヶ日線
      • 通勤・通学に利用される朝と夕方には、三ヶ日ICと浜松西ICを結ぶ路線バスが少ない本数ながら運行されている。浜松駅までの便では、通常1時間半程度かかるところを30分程短縮される。
  • 三ヶ日町自主運行バス(三ヶ日町運行依頼バス) 只木-三ヶ日車庫-本坂

高速バス

道路

高速道路(高速自動車国道
一般国道
主要地方道
一般県道
旧街道

出身有名人

作品

三ケ日町を舞台にした作品を次に掲げる。

テレビ番組
小説
  • 『私のまち三ヶ日』 - 作詞 川崎千鶴子、作曲 鈴木邦彦、歌 箱山リサ (現、小野陽子)
  • 『新三ヶ日音頭』 - 作詞 岡本淳三、作曲 鈴木邦彦、編曲 廣田はじめ
  • 『明日あざやか』 - NHK銀河テレビ小説『めぐり逢いて』主題歌 歌 榊原まさとし(ダ・カーポ

脚注

  1. 三ケ日のケが小さく変わりました。 浜松市公式サイト
  2. 字の名称の変更 (平成18年静岡県告示第948号) 2006年10月13日公布。静岡県公報 第1821号 平成18年10月13日 pp.2463-2464
  3. 旧町内の大字名につける冠として三ケ日という地名が残された(例 只木→三ケ日町只木)。
  4. 浜松市地域自治区の設置等に関する条例 (平成17年浜松市条例第40号) 2005年6月1日公布
  5. 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例 (平成18年浜松市条例第78号) 2006年12月1日公布
  6. 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例 (平成21年浜松市条例第48号) 2009年9月4日公布
  7. 浜松市三ケ日町宇志等の字の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例 (平成18年浜松市条例第79号) 2006年12月15日公布
  8. 三ヶ日町史編纂委員会『三ヶ日町史 下巻』三ヶ日町、1979年
  9. 『映画年鑑 1960年版 別冊 映画便覧 1960』時事通信社、1960年を出典とする1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した。
  10. 三ヶ日町郷土を語る会『郷土 三ヶ日町の歴史を語る人びと』三ヶ日町郷土を語る会、2011年

関連項目

外部リンク

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