ミニキュスティス・ロセア

ミニキュスティス・ロセアMinicystis rosea)は、粘液細菌の一種。2018年現在、発見されている原核生物の中では最大のゲノムを持つ。

ミニキュスティス・ロセア
分類
ドメ
イン
: 細菌 Bacteria
: プロテオバクテリア門 Proteobacteria
: デルタプロテオバクテリア綱 Deltaproteobacteria
: 粘液細菌目 Myxococcales
亜目 : ソランギウム亜目 Sorangiineae
: 不明
: ミニキュスティス属 Minicystis
: M. ロセア M. roseaa
学名
Minicystis rosea
Garcia et al. 2014

フィリピンの腐葉土サンプルから発見された。捕食性や子実体形成、粘液胞子形成などを行う典型的な粘液細菌である。ゲノムサイズは16Mbpを超えており(1604万0666塩基対)、原核生物最大である。推定遺伝子数は14,018ヶ所で、これは動物であるキイロショウジョウバエ(13,931ヶ所)すら上回っており、20,117ヶ所のヒトの7割ほどにも達する。

学名は、幾つかのラテン語ギリシャ語からの造語で、ラテン語としては「バラ色の、小さな袋」といったほどの意味がある。胞子嚢が小さいこと、遊走細胞がピンク色なことに因む。

参考文献

  • Garcia, R., et al. (2014). Minicystis rosea gen. nov., sp. nov., a polyunsaturated fatty acid-rich and steroid-producing soil myxobacterium”. Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 64: 3733-42. doi:10.1099/ijs.0.068270-0. PMID 25114157.
  • Minicystis roseaのゲノム情報(KEGG)
  • キイロショウジョウバエのゲノム情報(KEGG)
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