ボリコナゾール

ボリコナゾール(Voriconazole)はアゾール系トリコナゾール系)抗真菌薬の一種で、重症または難治性の真菌感染症に用いる[1]。日本では2005年に発売された[2]

ボリコナゾール
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 VFEND
Drugs.com monograph
MedlinePlus a605022
ライセンス EMA:リンクUS FDA:リンク
胎児危険度分類
  • D
法的規制
  • (Prescription only)
投与方法 IV, oral
薬物動態データ
生物学的利用能96%
血漿タンパク結合58%
代謝Hepatic cytochrome P450 enzymes CYP2C19, CYP2C9, CYP3A4
半減期Dose-dependent
識別
CAS番号
137234-62-9 
ATCコード J02AC03 (WHO)
PubChem CID: 71616
DrugBank DB00582 
ChemSpider 64684 
UNII JFU09I87TR 
KEGG D00578  
ChEBI CHEBI:10023 
ChEMBL CHEMBL638 
化学的データ
化学式C16H14F3N5O
分子量349.311 g/mol

適応症

侵襲性アスペルギルス症、肺アスペルギローマ、カンジダ血症、肺クリプトコッカス症、クリプトコッカス髄膜炎、食道カンジダ。また、カンジダに対して強い抗真菌活性を示し、フルコナゾールイトラコナゾール又はアムホテリシンB が無効な真菌に対しても抗真菌活性を持つ。

副作用

QT延長症候群中毒性表皮壊死症アナフィラキシーなど[1]

併用禁忌

リファンピシン、リファブチン、エファビレンツ、リトナビル、カルバマゼピン、長時間作用型バルビツール誘導体、ピモジド、キニジン麦角アルカロイド(エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン)、トリアラムなど[1]

脚注

  1. 浦部 晶夫、島田 和幸、川合 眞一『今日の治療薬2013』南江堂、2013年。
  2. 森雅亮、福島啓太郎、気賀沢寿人、三春晶嗣、後藤裕明、藤田俊平、佐藤吉壮「小児科領域の深在性真菌症におけるボリコナゾール使用実態調査」『小児感染免疫』第22巻、日本小児感染症学会東京都港区、2010年。
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