ヒョウ属

ヒョウ属 (Panthera パンセラ属、パンテラ属) は、哺乳綱 - ネコ目(食肉目)- ネコ科の分類群。大型の肉食動物、いわゆる猛獣の代表的な一群で、動物園などで馴染みが深い。新生代鮮新世に現れ、更新世においてアフリカ、アジアにおいて競合者であったいわゆる「剣歯虎」であるマカイロドゥス亜科など古い捕食者が絶滅すると、陸上生態系の頂点を独占することになった。[1]しかし更新世末から完新世にかけて人類が台頭するとともに数を減らしている。現在では野生下の個体は多くはなく、全てがIUCNレッドリストに指定されており、すでに絶滅した亜種も多い。長らくライオンや虎は、元々猫からヒョウに進化し、ヒョウがライオンや虎に進化したと考えられてきたが、ライオンや虎の遺伝子配列は牛にも似ており、異論も出ている。

ヒョウ属
生息年代: 中新世後期-現世, 5.95–0 Ma
地質時代
鮮新世 - 完新世現代
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: ネコ目(食肉目) Carnivora
亜目 : ネコ亜目 Feliformia
: ネコ科 Felidae
亜科 : ヒョウ亜科 Pantherinae
: ヒョウ属 Panthera
学名
Panthera
Oken, 1816
タイプ種
Panthera pardus
和名
パンサー
ヒョウ
英名
Panther
本文参照

下位分類

雑種

ヒョウ属に属する種の間では雑種ができるものがあることが知られている。一般に、父親の英名の前半部分と母親の英名の後半部分をつないで名前をつけることが慣例となっている。

ライオン トラ ジャガー ヒョウ
ライオン ライオン ライガー (Liger) Liguar Lipard
トラ タイゴン (Tigon) トラ Tiguar Tigard
ジャガー Jaglion Jagger ジャガー Jagupard
ヒョウ レオポン (Leopon) Leoger Leguar ヒョウ


脚注

  1. 『アフリカの哺乳類 : その進化と古環境の変遷』 222 - 223頁

関連項目

参考文献

  • Alen Turner、Mauricio Anton『アフリカの哺乳類 : その進化と古環境の変遷』富田幸光訳、丸善、2007年、220 - 224頁。ISBN 978-4-621-07834-1。
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