ヒガンフグ

ヒガンフグ(彼岸河豚、Takifugu pardalis)はフグ科に属する海水魚である。マフグ(真河豚)[2]ナゴヤフグ(名古屋河豚)、メアカフグ(目赤河豚)などの異名がある。「名古屋河豚」とは、「当たったら身の終わり(美濃尾張)になる」というだじゃれに由来し、本種のほかコモンフグクサフグナシフグなどがそう呼ばれる[3]

ヒガンフグ
ヒガンフグ Takifugu pardalis
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: フグ科 Tetraodontidae
: トラフグ属 Takifugu
: ヒガンフグ T. pardalis
学名
Takifugu pardalis
(Temminck & Schlegel, 1850)
英名
Panther puffer[1]

形態

最大で標準体長30cm程度になる。背鰭11-14軟条臀鰭9-12軟条。皮膚に小棘はないが、小さな丸い突起が散らばる。背面は褐色で、多数の黒い斑点がある。腹面は白い[4]

生態

日本各地の岩礁または藻場に分布していて、浅海にすむ。甲殻類や軟体動物、海底生物をおもに食べる。

毒性

筋肉は食用になるが皮膚と精巣には毒性がある。また、岩手県越喜来湾釜石湾宮城県雄勝湾で漁獲されたものは毒性が強く食用不可とされている[5][6]。肉はトラフグに次ぐ美味とされ高値で取引されるという。

脚注

  1. http://www.iucnredlist.org/details/193693/0
  2. マフグ」という和名のフグは実在する。
  3. 東京中日スポーツ・2011年5月20日付 16面「旅人の書」
  4. Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Takifugu pardalis" in FishBase. April 2006 version.
  5. 食用のふぐの種類とその可食部位(その1)”. 東京都市場衛生検査所. 2015年4月23日閲覧。
  6. 石川皓章著・瀬能宏監修・隔週刊つり情報編集部編『海の魚大図鑑』日東書院本社、2010年12月1日初版第1刷発行、P.288-289、ISBN 4-528-01210-3
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