パラリンピックシンボル

パラリンピックシンボルは、国際パラリンピック委員会(IPC)のマークシンボルのことであり、パラリンピックムーブメントの象徴である。

2019年から使用されているパラリンピックロゴ

パラリンピックロゴ

1988年ソウルパラリンピックで初めてお披露目され、当時はオリンピックカラーである青・黄・黒・緑・赤の五色の太極を表した。1994年リレハンメルパラリンピックからは人間の最も大切な3つの構成要素である『心(スピリット)・肉体(ボディ)・魂(マインド)』の赤・青・緑の三色に変更した。2004年アテネパラリンピック閉会式で3代目のロゴに変更[1][2]。この3本の線は「スリー・アギトス」と呼ばれる。「アギト」とはラテン語で「私は動く」という意味である[3]。同時に3色の曲線は選手達の動きを象徴している[3]

同時に、「パラリンピック選手が卓越した競技者の域に到達し、世界中を興奮・鼓舞させることができるように」という国際パラリンピック委員会(IPC)の新しいビジョンを象徴しており、地球を表現したロゴ全体の丸い形状は、パラリンピックムーブメントが全世界に渡っていることを表している[4]

2019年10月20日にはIPC創立30周年に際し、ロゴのデザインを若干変更した4代目のロゴを発表、2024年パリ大会以降のエンブレムに用いられている(2022年北京大会までは従来のロゴを使用)。

聖火

パラリンピック聖火はオリンピックとは異なり、開催国独自で採火され、開会式で点火される。

大会マスコット

ロンドン2012のマンデヴィル

夏季パラリンピックマスコット

パラリンピック 名前意義デザイナー
ソウル1988Gomdoori/곰돌이 (コムドリ)ツキノワグマの双子
バルセロナ1992Petra (ペトラ)キュービズムの少女
アトランタ1996Blaze (ブレーズ)不死鳥
シドニー2000Lizzie (リジー)エリマキトカゲ
アテネ2004Proteas (プロテアス)タツノオトシゴ
北京2008FuNiu Lele/福牛乐乐 (フーニウララ)
ロンドン2012Mandeville (マンデヴィル)鋼のしずく
リオデジャネイロ2016Tom (トム)植物[5]
東京2020Someity (ソメイティ)市松模様、桜
パリ20242022年に発表予定未定
ロサンゼルス20282026年に発表予定未定

冬季パラリンピックマスコット

パラリンピック 名前意義デザイナー
長野1998Parabbit (パラビット)白いウサギ
ソルトレイク2002Otto (オット)カワウソ
トリノ2006Aster (アステル)雪片
バンクーバー2010Sumi (スミ)動物の精
ソチ2014Ray of Light, Snowflake (レイ・オブ・ライト、スノーフレーク)光線の男子、雪片の少女
平昌2018Bandabi/반다비 (バンダビ)ツキノワグマ[6]
北京2022Shuey Rhon Rhon/雪容融 (シュエロンロン)提灯
ミラノ/コルティナ・ダンペッツォ20262024年に発表予定未定

パラリンピック賛歌

1996年に行われたIPC総会で、ティエリ・ダルニスが作曲した『未来への賛歌』(: Hymn de l’Avenir)で、同年のアトランタパラリンピックから大会旗掲揚・降下の際に演奏されている[7]

選手宣誓

選手宣誓はオリンピック宣誓同様、参加選手が誓う宣誓であり、1964年の第2回パラリンピックから行われている。

国旗・国歌の代用としての使用

個人資格での参加など、相当する国旗や国歌が存在しない場合、または使用できない場合などはオリンピックにおけるオリンピックシンボルと同様に国旗や国歌の代わりとして使用される。例としては2018年平昌パラリンピックにおいては国家ぐるみのドーピング問題で出場できないロシア出身の中立パラリンピック選手(NPA)があげられる。

脚注

  1. Paralympic Symbol & Motto, International Paralympic Committee (IPC)
  2. International Paralympic Committee - The IPC logo, motto and flag, CRWFlags.com
  3. 日本パラリンピック委員会|パラリンピックとは”. 公益財団法人日本障害者スポーツ協会. 2016年9月10日閲覧。
  4. 国際パラリンピック委員会”. 日本パラリンピック委員会. 2012年9月25日閲覧。
  5. リオ五輪のマスコット、「ヴィニシウス」と「トム」に決定”. AFP (2014年12月15日). 2016年3月22日閲覧。
  6. 平昌冬季オリンピック&パラリンピックの公式マスコット決定”. WoW!Korea (2016年6月2日). 2016年7月15日閲覧。
  7. IPC Handbook - Bylaws Governance and Organizational Structure Archived 2016年8月26日, at the Wayback Machine. (.pdf file), 国際パラリンピック委員会 (IPC)

関連項目

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