ネギ亜科

ネギ亜科(ネギあか、学名: Allioideae)は、ヒガンバナ科亜科の一つ。APG IIでは独立のネギ科 (Alliaceae)[2]APG IIIではネギ亜科とされ、アガパンサス亜科とともにヒガンバナ科[3] に含める。

ネギ亜科
ラムソン Allium ursinum
(2004年4月24日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperma
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ネギ亜科 Allioideae
学名
Allioideae Herb.[1]
タイプ属
ネギ属 Allium L.
シノニム
  • ネギ科 Alliaceae

かつての新エングラー体系クロンキスト体系ではユリ科子房上位または中位)に含まれていたが、形態的にはヒガンバナ科子房下位)に似た点も多く、1970年代から、ネギ科を分離すべきと主張する分類学者がかなりいた(ダールグレン等)。

形態・生態

すべて多年草で、多肉質の地下茎鱗茎を持つものが多い。

は根生で、線形や円柱形、倒披針形のものがある。

散形花序で、数十から数百の小さな花が球形にまとまった大きな花序を持つものもある。

分布

北半球を中心に20800ほどがある。

人間との関わり

大半の種がネギ属 (Allium) で、有用植物もネギワケギアサツキニララッキョウニンニクなどの野菜スパイスチャイブリーキなどの西洋野菜、さらに直径20cmを超える巨大な花(花序)をつけるアリウム・ギガンテウム、黄色い小さな花をたくさんつけ、切り花に利用されるキバナノギョウジャニンニクなど、園芸上「アリウム」または「アリアム」と呼ばれる観賞植物を含んでいる。このほかには、ハナニラ属レウココリネ属 などの植物が、観賞用に栽培されている。

下位分類

注と出典

  1. Chase, Mark W and Reveal, James L and Fay, Michael F (2009). “A subfamilial classification for the expanded asparagalean families Amaryllidaceae, Asparagaceae and Xanthorrhoeaceae”. Botanical Journal of the Linnean Society 161 (2): 132-136. doi:10.1111/j.1095-8339.2009.00999.x.
  2. 大場秀章編著『植物分類表』アボック社、2009年、54頁。ISBN 978-4-900358-61-4。
  3. 米倉浩司『維管束植物分類表 = Syllabus of the Vascular Plants of Japan』邑田仁監修、北隆館、2013年、55頁。ISBN 978-4-8326-0975-4。

参考文献

  • 平野隆久写真「ネギ科」『野に咲く花 : 写真検索』林弥栄監修、門田裕一改訂版監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2013年、増補改訂新版、74-76頁。ISBN 978-4-635-07019-5。

関連項目

外部リンク

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