ニュートン度

ニュートン度(ニュートンど、記号 °N)は、アイザック・ニュートンによって1700年頃に考案された温度目盛りである。

概要

ニュートンは最初に「冬の外気」から「台所の火の中で激しく燃焼している石炭」までの間の約20の参照点によって温度目盛りを構成した。この目盛りでは間隔が粗く、彼は不満を感じた。

そして、物質は熱せられると膨張するという性質を利用することにし、亜麻仁油を熱して温度体積との関係を計測した。その結果、が溶ける温度から水が沸騰する温度までの間に、亜麻仁油の体積が7.25%増大したことがわかった。

そこで、雪が融ける時の温度を「0度」(zeroth degree of heat)とし、水が沸騰する時の温度を「33度」(33 degrees of heat)と定め、この亜麻仁油によって温度を測る装置を「温度計」(thermometer)と名づけた。

一覧表

ニュートン度から他の単位への換算公式
ニュートン度から ニュートン度へ
セルシウス度 [°C] = [°N] × 10033 [°N] = [°C] × 33100
ファーレンハイト度 [°F] = [°N] × 6011 + 32 [°N] = ([°F]  32) × 1160
ケルビン [K] = [°N] × 10033 + 273.15 [°N] = ([K]  273.15) × 33100
ランキン度 [°R] = [°N] × 6011 + 491.67 [°N] = ([°R]  491.67) × 1160
温度の間隔は以下のようになっている。
1 °N = 10033 °C = 6011 °F
他の温度の単位への換算

ニュートン度の0度はセルシウス度の0度と同じで、セルシウス度の100度がニュートン度では33度となる。すなわち、ニュートン度の温度間隔はセルシウス度(あるいはケルビン)の33/100である。

温度の単位の比較
ケルビンセルシウス度ファーレンハイト度ランキン度ドリール度ニュートン度レオミュール度レーマー度
絶対零度0−273.15−459.670559.725−90.14−218.52−135.90
地球表面の最低気温(※1)183.95−89.2−128.56331.11283.8−29.436−71.36−39.33
ファーレンハイト寒剤255.37−17.780459.67176.67−5.87−14.22−1.83
融点標準状態下)273.15032491.67150007.5
地球表面の平均気温2881559518.67127.54.951215.375
人間の平均体温309.9536.898.24557.9194.812.14429.4426.82
地球表面の最高気温(※2)329.8556.7134.06593.7364.9518.71145.3637.268
水の沸点(標準状態下)373.15100212671.670338060
チタンの融点1941166830343494−23525501334883
太陽の表面温度58005526998010440−8140182344212909

関連項目


This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.