ドブニウム

ドブニウム: dubnium [ˈduːbniəm])は原子番号105の元素元素記号Db

ラザホージウム ドブニウム シーボーギウム
Ta

Db

Upp
105Db
外見
不明
一般特性
名称, 記号, 番号 ドブニウム, Db, 105
分類 遷移金属
, 周期, ブロック 5, 7, d
原子量 [268]
電子配置 [Rn] 5f14 6d3 7s2(推定)
電子殻 2, 8, 18, 32, 32, 11, 2(推定)(画像)
物理特性
不明
密度室温付近) 29 (推定) g/cm3
原子特性
酸化数 5
共有結合半径 149 pm
その他
CAS登録番号 53850-35-4
主な同位体
詳細はドブニウムの同位体を参照
同位体 NA 半減期 DM DE (MeV) DP
262Db syn 34 s[1][2] α (67%) 8.66, 8.45 258Lr
SF (33%)
263Db syn 27 s[2] SF (56%)
α (41%) 8.36 259Lr
ε (3%) 263mRf
266Db syn 22 min[2] SF
ε 266Rf
267Db syn 1.2 h[2] SF
268Db syn 29 h[2] SF
ε 268Rf
270Db syn 23.15 h[3] SF
半減期5 s以上の同位体のみ記載

名称

当初は系統名ウンニルペンチウム: unnilpentium, Unp)と呼ばれていた。新元素の名称について、ソ連の研究者はニールス・ボーアにちなんだ「ニールスボーリウム (nielsbohrium)」(: Нильсборий, Ns)を提案し[4]、アメリカの研究者はオットー・ハーンにちなんだハーニウム (hahnium, Ha) を提案していた(ボーアの名は後に107番元素として採用)。

1997年、ドブナ研究所のあるドブナの地名からこの名が付けられた[5]

歴史

1970年カリフォルニア大学バークレー校アメリカ合衆国)のアルバート・ギオルソ (Albert Ghiorso) らにより発見された。同じ時期、1968年から1970年にかけてソビエト連邦ロシア)のドブナにあるドブナ研究所(現:合同原子核研究所、JINR)でもリアム・モーランド (Liam Morland) が新元素発見を報告した。

特徴

安定同位体は存在せず、半減期も短い。超ウラン元素超アクチノイド元素であるが、その物理的、化学的性質の詳細は不明。発見された中で最も半減期が長い同位体は、ドブニウム268の29時間。

同位体に関しては、ドブニウムの同位体を参照。

化合物

ドブニウムの化合物は4種類知られており、全て5価の化合物である。5価を取る性質はニオブタンタルに類似している。

  • DbCl5五塩化ドブニウム (dubnium pentachloride)
  • DbBr5五臭化ドブニウム (dubnium pentabromide)
  • DbOCl3オキシ塩化ドブニウム (dubnium oxychloride)
  • DbOBr3オキシ臭化ドブニウム (dubnium oxybromide)

出典

  1. Münzenberg, G.; Gupta, M. (2011). Production and Identification of Transactinide Elements. pp. 877. doi:10.1007/978-1-4419-0720-2_19.
  2. http://newscenter.lbl.gov/news-releases/2010/10/26/six-new-isotopes/
  3. Oganessian, Yu. Ts.; Abdullin, F. Sh.; Bailey, P. D.; Benker, D. E.; Bennett, M. E.; Dmitriev, S. N.; Ezold, J. G.; Hamilton, J. H. et al. (2010). “Synthesis of a New Element with Atomic Number Z=117”. Physical Review Letters 104. doi:10.1103/PhysRevLett.104.142502. PMID 20481935.
  4. НИЛЬСБОРИЙ БЭС
  5. 桜井弘 『元素111の新知識』 講談社、1998年、419頁。ISBN 4-06-257192-7。
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