ダームスタチウム

ダームスタチウム: darmstadtium)は原子番号110の元素元素記号Ds超ウラン元素超アクチノイド元素である。

マイトネリウム ダームスタチウム レントゲニウム
Pt

Ds

Uhn
110Ds
外見
不明
一般特性
名称, 記号, 番号 ダームスタチウム, Ds, 110
分類 遷移金属
, 周期, ブロック 10, 7, d
原子量 [281]
電子配置 [Rn]7s15f146d9
電子殻 2, 8, 18, 32, 32, 17, 1(画像)
物理特性
不明
原子特性
共有結合半径 128 pm
その他
CAS登録番号 54083-77-1
主な同位体
詳細はダームスタチウムの同位体を参照
同位体 NA 半減期 DM DE (MeV) DP
267Ds? syn 4 µs
269Ds syn 0.17 ms α 11.11 265Hs
270mDs syn 6 ms α 12.15, 11.15, 10.95 266Hs
270gDs syn 0.10 ms α 11.03 266Hs
271mDs syn 69 ms α 10.71 267Hs
271gDs syn 1.63 ms α 10.74, 10.69 267Hs
273Ds syn 170 ms α 11.14 269Hs
277Ds syn 5.7 ms α 10.57 273Hs
279Ds syn 0.20 s α (10%) 9.70 275Hs
SF (90%)
281aDs syn 11 s SF (94%)
α (6%) 8.67 277aHs
281bDs? syn 3.7 min α 8.77 277bHs?

名称

元素名は、重イオン研究所のあるダルムシュタット市の名前を由来とし、2003年(平成15年)8月に国際純正・応用化学連合(IUPAC)によって正式名称が決定された。正式名称が決定するまでは、ウンウンニリウム: Ununnilium, Uun)という系統名で呼ばれていた。

また、元素の日本名は当初ダルムスタチウム[1]、もしくはダルムシュタッチウムと呼ばれていたが、2004年(平成16年)3月に日本化学会によって[2]現在の「ダームスタチウム」と決定された。

歴史

1994年(平成6年)、ドイツダルムシュタット市にある重イオン研究所のペーター・アームブラスター (Peter Armbruster) とジクルト・ホフマン (Sigurd Hofmann) らの研究チームによって、重イオン線形加速器で加速したニッケル62イオンを、鉛208に衝突させることによってダームスタチウム269が発見された。

同位体

安定同位体は存在しない。

発見された同位体元素はいずれも半減期がマイクロ秒(100万分の1秒)台から11秒と大変短く、その物理的、化学的性質の詳細は不明であるが、銀色もしくは灰色の金属と推定される。現在最も長い半減期を持つ同位体はダームスタチウム281で11秒である。

同位体に関しては、ダームスタチウムの同位体を参照。

出典

  1. 国立天文台編 『理科年表 平成16年』 丸善、2003年(平成15年)11月、ISBN 4-621-07331-1、p364
  2. 元素の日本名は原則として日本化学会によって決定され、日本物理学会がそれを承認する形をとっている。

参考資料

『Newton 完全図解周期表 第二版 ~ありとあらゆる「物質」の基礎がわかる~』、株式会社 ニュートンプレス、2011年10月20日

外部リンク

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