シナハマグリ

シナハマグリ支那蛤Meretrix petechialis)は、マルスダレガイ上科マルスダレガイ科ハマグリ属に分類される二枚貝の一種。日本には本来分布していない外来種環境省指定要注意外来生物日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

シナハマグリ
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 二枚貝綱 Bivalvia
亜綱 : 異歯亜綱 Heterodonta
: マルスダレガイ科 Veneridae
亜科 : ハマグリ亜科 Meretricinae
: ハマグリ属 Meretrix
: シナハマグリ M. petechialis
学名
Meretrix petechialis
(Lamarck, 1818)
和名
シナハマグリ
英名
Hard clam

分布

朝鮮半島中国ベトナム北部原産[1]。内湾の砂泥干潟に生息する。

日本では食用ハマグリの需要のために、1969年に三重県で蓄養が始まり、潮干狩り用に各地に放流されるなどして定着した[2][3]

形態

殻長は約8-15cm[1]在来種ハマグリMeretrix lamarcki)に似るが、殻は厚く、丸みを帯び、濃く大きな斑紋はほとんどない[2]

外来種問題

ハマグリとシナハマグリの交雑が起こっている可能性があり、中間的な形質をもつ個体が確認されている[3]。稚貝の意図的放流を再考し、非意図的な流出への対策を整備することが求められる。

一方、韓国では干潟の干拓などの開発により、シナハマグリの個体数が減っている[2]

人間との関わり

乱獲や開発により減少した在来種のハマグリの代用として輸入され、現在ハマグリ類の中で最も流通量が多い。一般的にを区別することはなく、シナハマグリであっても「ハマグリ」の総称で表示されて販売されている[4]

参考文献

  1. シナハマグリ 国立環境研究所 侵入生物DB
  2. 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。
  3. 村上興正・鷲谷いづみ(監修) 日本生態学会(編著)『外来種ハンドブック』地人書館、2002年9月30日。ISBN 4-8052-0706-X。
  4. 「魚介類の名称のガイドラインについて(中間とりまとめ)」の改正案に寄せられたご意見等の概要とご意見等に対する考え方について


 

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