クリニカルパス

クリニカルパス(Clinical pathways)、ケアパス(care pathways)、統合ケアパス(integrated care pathways)ケアマップ(care maps)とは、ケアプロセスを標準化する、医療における品質管理手法のひとつである[1]。クリニカルパスの導入によって医療処置のばらつきが削減され、インフォームド・コンセントの助けとなり、チーム医療が進み、アウトカムが改善される[1][2]。クリティカルパスは誤用である[3]

クリニカルパスは、工業界で用いられている品質管理手法である標準業務手順書(SOP)を医療に適用したものであり[1]、リソースの使用効率性向上と、指定日時までの業務の完遂を目的としている。最近では電子カルテの普及により、電子クリニカルパスの開発も進んでいる[1]

歴史

クリニカルパスの構想は、1985年に看護師カレン・ザンダー(Karen Zander)によりニューイングランド・メデイカルセンター(米国ボストン)において提案された[4]

パスの例

イギリスでは英国国立医療技術評価機構が、根拠に基づくクリニカルパスをNICE Pathwaysとして標準化している。

脚注

  1. 学会概要 -”. 日本クリニカルパス学会. 2015年7月1日閲覧。
  2. Panella, M (2003). “Reducing clinical variations with clinical pathways: do pathways work?”. Int J Qual Health Care 15 (6): 509-521. doi:10.1093/intqhc/mzg057. http://intqhc.oxfordjournals.org/content/15/6/509.short 2014年7月27日閲覧。.
  3. “Clinical pathway” (英語). Wikipedia. (2018-01-29). https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Clinical_pathway&oldid=822979787.
  4. “【鼎談】 クリティカル・パス-その導入へ向けて カレン・ザンダー氏(クリティカル・パスの創始者)とともに”. 週刊医学界新聞 (医学書院) 2332. (1999年3月29日). http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n1999dir/n2332dir/n2332_01.htm
  5. 認知症ケアパス作成のための検討委員会報告書 : 認知症ケアパス作成のための調査研究事業研究事業 (Report). 財形福祉協会. (2013). 全国書誌番号:22274157.

関連項目

外部リンク

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