クラミジア門

クラミジア門Chlamydiae)とは、グラム陰性細菌である。狭義では脊椎動物を主に宿主とするクラミジア科などの「病原性クラミジア」をクラミジアと呼ぶが(最狭義ではクラミジア属のみ)、広義ではパラクラミジア科などのアメーバを主な宿主とする「環境クラミジア」を含めたクラミジア門全体をクラミジアと呼ぶことがある。

クラミジア門
分類
ドメ
イン
: 細菌 Bacteria
: クラミジア門 Chlamydiae
学名
"Chlamydiae" Garrity and Holt 2012
下位分類(綱)
  • クラミジア綱
    • クラミジア目
    • パラクラミジア目
      • パラクラミジア科
      • シムカニア科
      • ワッディア科

主に脊椎動物アメーバなどの原生生物を宿主とする細胞内寄生生物である。ATP/ADPトランスロカーゼなどの各種輸送体を持っており、宿主からエネルギーや栄養を取得して生育している。このため細胞外では全く増殖できず、環境中では感染性のある基本小体の形をとる。医学的に重要な細菌群であるが、人工培地で培養できないため培養は培養細胞や鶏卵を使用する必要があり、研究が難しいグループである。

プランクトミケス門などに近縁で、同様にペプチドグリカンを欠損し、FtsZを持っていない。PVC群に入るとみられている。

参考文献

  • Gupta RS, Bhandari V and Naushad HS (2012) Molecular signatures for the PVC clade (Planctomycetes, Verrucomicrobia, Chlamydiae, and Lentisphaerae) of bacteria provide insights into their evolutionary relationships. Frontiers in evolutionary and genomic microbiology.
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