ガナサン人

ガナサン人(ガナサンじん、ロシア語: нгана́саны́, ラテン文字転写: Nganasan)は、ロシア極北地方のサモエード系先住民族である。シベリアの中部、北極海に突き出たタイミル半島に居住する。自称は"ня"(ニャ)で「仲間」の意。「ガナサン」は「人間」 nganasaという言葉に由来する。古くは「タブギー」「サモエード・タブギー」と呼ばれた。 ウラル語族サモエード語派に属すガナサン語を話し、人種的にはモンゴロイドに属す。ロシアに834人(2002年)居住するほか、本来の居住域外のウクライナに44人(2001年)[1]居住しており、ウクライナ在住のガナサン人はウクライナ人と混血して、コーカソイド化している。

ガナサン人, 1927.

言語

1989年の旧ソ連最後の人口統計では1,278人中、ガナサン語の話者は1,063人で、母語保存率は93.2%だった[2]

遺伝子

ガナサン人にはウラル語族に関連するY染色体ハプログループN系統が92%の高頻度で観察される[3]

脚注

  1. State statistics committee of Ukraine - National composition of population, 2001 census (Ukrainian)
  2. 金子亨『先住民族言語のために』草風館、1999年、P.78。
  3. Tambets, Kristiina et al. 2004, The Western and Eastern Roots of the Saami—the Story of Genetic “Outliers” Told by Mitochondrial DNA and Y Chromosomes
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