オマージュ

オマージュ英語: hommage)は、芸術文学において、尊敬する作家や作品に影響を受け、似た作品を創作すること、またその創作物を指す語である。しばしば「リスペクト」(尊敬、敬意)と同義に用いられる。

フランス語においては、古形のhomage同様、単独では「尊敬、敬意」の意味が一般的である(fr:wikt:hommage/en:wikt:hommage#French)。英語化したhommageは、単独でも「尊敬を込めた作品」の意味で使われる(en:wikt:hommage#English)。

概要

「オマージュ」には必ずしも似た表現や表象がある必要はなく、作品のモチーフを過去作品に求めることを指す。本来は騎士道から生まれた言葉であるため、モチーフに対する敬意ある親和性がオマージュであるかどうかの判断基準となる。そのため厳密には、映画などで「単純に似たシーンがあること」を指してオマージュとはいえない。

創作作品において「オマージュ」の語を比喩的に尊敬の意に用いる例は、すでに20世紀初頭のジョージ・オーウェルHomage to Catalonia』(直訳:カタルーニャへのオマージュ、邦題:カタロニア讃歌)に見られる。

映画などにおいては、好きな監督や作品などへの敬意や愛情を示すために、その作品をイメージさせる映像(演出)を挿入することがある。ロックやポピュラー音楽においても、盛んに「オマージュ」の語が用いられるようになり普及した。その後は本来のリスペクトの意味が薄れ、しばしばパロディ引用とも混同して、恣意的に「オマージュ」と呼ばれることが多くなった。

脚注

    関連項目

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