オオカミウオ

オオカミウオ(狼魚、学名:Anarhichas orientalis、英名:Bering wolffish)は硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科に属する海水魚。歯が鋭く恐ろしげな顔つきからその名がある。

オオカミウオ
オオカミウオ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ゲンゲ亜目 Zoarcoidei
: オオカミウオ科 Anarhichadidae
: オオカミウオ属 Anarhichas
: オオカミウオ A. orientalis
学名
Anarhichas orientalis
(Pallas, 1814)
和名
オオカミウオ
英名
Bering wolffish

分布

東北地方北部からオホーツク海ベーリング海の水深50-100メートルの岩礁域に生息する。

特徴

全長1m[1]。体色は暗青色、又は暗褐色、黒色、赤褐色。オオカミウオ科はゲンゲ亜目に属するギンポの仲間で、本種も他のギンポ類と同じく細長い体をしている。

口には強大な歯が並んでおり、これで貝類を噛み砕いたり、甲殻類を噛み切ったりして食べる。

オオカミウオはその特徴的で恐ろしい顔つきから水族館でよく飼われる。その顔つきとは裏腹に性質は温厚では臆病。たまに噛むこともあるが攻撃している訳ではなく餌と間違えたりするという。浅虫水族館青森市)では2016年と2017年に日本の飼育下では初と見られる孵化に成功したが、稚魚の多くは死んだ。おとなしいとはいえ堅い貝殻も噛み砕く強力な歯と顎を持っており、油断は禁物である。不用意に指で突くなどすることは、刺激を与えて噛みつかれる恐れがあり、好ましくない。

食用になるが、漁獲量が少なく、すぐに活け締めをしないと臭いが残るなど処理に手間がかかる[2]。日本では市場には流通せず、地魚として扱われる程度で一般的とはいえない。しかし肉は淡白な白身でフライムニエルにして美味である。

脚注

  1. 木村義志『フィールドベスト図鑑 日本の海水魚』学習研究社、2000年8月4日。ISBN 4-05-401121-7。p.159
  2. オオカミウオ 北見のご当地グルメに ハンバーガー、唐揚げ… 居酒屋などで売り出し中 (2019年6月17日). 2019年6月17日閲覧。
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