イスラエル人

イスラエル人 (ヘブライ語: ישראלים, Israelim) は、イスラエル国(1948年にイスラエル地域に成立した国家)の国民である。

イスラエル人
ישראלים


(800万 (2008))
居住地域
 イスラエル 741万1000
 アメリカ 80万0000
 イギリス 1万4000
言語
ヘブライ語アラビア語ロシア語ラディーノ語イディッシュ語アラム語
宗教
主にユダヤ教(少数派イスラム教キリスト教ドゥルーズ派

概要

イスラエルは多民族国家であり、さまざまな民族的・国家的背景を持った人々がいる。多くはユダヤ人であるが、その他イスラム教徒キリスト教徒アラブ人、などがいる。結果として、イスラエル人の中には彼らの国民性を民族性としてとらえず、国籍と祖先に求める人々もいる。ほぼすべてのイスラエル人とその先祖はこの200年ほどの間にこの地域に移住してきたのである。「イスラエル人」という場合、それはイスラエルに国籍を持つ人々であり、その中にはユダヤ人(ユダヤ教を信仰とする)、アラブ人、キリスト教徒も含まれる。

イスラエルの民族分類は「レオーム(ヘブライ語:he:אומה, leōm)」と呼ばれるが、「ユダヤ人」「ベドウィン人」「アラブ人」「チェルケス人」「ドゥルーズ人」の5者を主要な分類としており、5者に当てはまらない場合はそれぞれの出身国・地域名が記載される。従って、「ドイツ人」「日本人」はあり得るが、民族としての「イスラエル人」は存在しないことになる。1970年、ゲオルグ・ラファエル・タマリン(Georges Raphael Tamarin)は「レオーム」を「ユダヤ人」から「イスラエル人」に変更する申請を行ったが、内務省に却下された。タマリンは最高裁判所まで争ったが、1972年、最高裁は「イスラエルはユダヤ人国家であり、ユダヤ人と分裂したイスラエル人は存在しない。原告はユダヤ人の責務を果たしていない」と判断を下し、タマリンは敗訴した[1][2]

また、主要5者に当てはまらない外国出身者は出生時の国名(または本人の申告した地域名)が記載される。このため、ドイツ再統一以前の東ドイツ出身者は、現在でも「東ドイツ人」と記載されている[3]

人口

脚注

  1. Georges Raphael Tamarin v. the State of IsraelAt the Supreme Court Sitting as the Court for Civil Appeals(20.1.72) - イスラエル最高裁(The Nakba Filesによる保存)(英語)
  2. Resource Center_UPR17_ISR_E_Main.docx Universal Periodic Review (UPR) - Israel Report submitted on 30 September 2013 by BADIL Resource Center for Palestinian Residency and Refugee Rights - 国際連合人権高等弁務官事務所 (英語)
  3. シュロモー・サンド『ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたか』 ちくま学芸文庫 2017年 p594

外部リンク

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