アロラクトース

アロラクトース(Allolactose)は、ラクトースと似た構造の二糖である。D-ガラクトースとD-グルコースが、ラクトースのようなβ1-4結合ではなく、β1-6グリコシド結合した構造を持つ。β-ガラクトシダーゼによるラクトースのトランスグリコシル化(糖鎖転移反応)によって生成する。

アロラクトース
識別情報
CAS登録番号 28447-39-4
PubChem 6454902
ChemSpider 4957195 
ChEBI
特性
化学式 C12H22O11
モル質量 342.296 g/mol
密度 1.768 g/mL
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アロラクトースは、大腸菌ラクトースオペロンインデューサーである。四量体のlacリプレッサーのサブユニットに結合して配座の変化を引き起こし、lacリプレッサーのlacオペレーターへの結合能を弱め、その結果、lacオペレーターから解離させる。リプレッサーが外れることで、lacオペロン転写が開始する。アロラクトースの非加水分解アナログであるイソプロピルチオガラクトシド(IPTG)は、分子生物学においてlacオペロンを誘導するために用いられる。

外部リンク

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