アライグマ回虫

アライグマ回虫(アライグマかいちゅう、アライグマ蛔虫、学名Baylisascaris procyonis)とは、アライグマ宿主とする回虫の1種。

アライグマ回虫
アライグマ回虫
分類
: 動物界 Animalia
: 線形動物門 Nematoda
: 双腺綱 Secernentea
亜綱 : 旋尾線虫亜綱 Spiruria
: 回虫目 Ascaridida
上科 : 回虫上科 Ascaridoidea
: 回虫科 Ascarididae
亜科 : 回虫亜科 Baylisascaris
: クマカイチュウ属 Baylisascaris
: アライグマカイチュウ B. procyonis
学名
Baylisascaris procyonis (Stefanski et Zarnowski, 1951)[1]
和名
アライグマカイチュウ
英名
Raccoon Roundworm

概要

成虫は円筒形で、長さが雄で9 - 11センチメートル、雌では20 - 22センチメートルに至り、アライグマの小腸寄生する。人間に感染した場合には、に達して急性障害を発生させて死に至らしめる。1日あたり10万個を超える膨大なを生むことで知られ、飼育環境下で発生した場合の周辺環境、特に人体への影響は大きい。

人体への影響

アメリカ合衆国では、1981年以降に12例の発症が報告され、うち3名が死亡している(いずれも小児)。発生例自体が希少であるため、看過されている可能性がある。日本では発症例、野生アライグマからの検出例ともには報告されたことはない(動物園等で飼育されているアライグマからの検出事例はある)。アライグマに関して言えば、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により輸入飼育が制限されており、アライグマが原因となる拡大は懸念される状況にはないが、飼育されているウサギから発見されたこともあり、アライグマ以外での動物においての発生状況および輸入個体のチェックが必要になると考えられている。

脚注

参考文献

関連項目

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