えびの送信所

えびの送信所(えびのそうしんしょ)は、宮崎県えびの市大字大明司字六本原[1]に所在する海上自衛隊送信所である。 所長は3等海佐[2]

麓からの眺望

概要

潜水艦向けの超長波(VLF)送信施設として新設されたものである。えびの市北部の丘陵上にあり、建設に際しては反対運動もあった[3]。1986年にえびの市に開設の打診がなされ、1991年(平成3年)に完成している[4]

海上自衛隊では、潜水艦通信の充実を図り、1980年代初頭よりVLF送信施設の整備を検討していた[5]五六中業[6]にも整備が明記される等、重要施策であり、当初は福岡県での建設も検討されたが、最終的にはえびの市に建設された[4][7]

えびの送信所は、システム通信隊群中央システム通信隊が管理・運営を行っている。これ以前は日本電信電話名崎送信所を用い、長波による対潜水艦送信を行なっていた[8]。中央システム通信隊では、他に通信施設として千葉県市原市に市原送信所、旭市に飯岡受信所を運用している。

稼働中の超長波通信施設としては日本国内唯一のものであり、使用周波数は22.2kHz[9]、出力200kW[9]、識別符号JJI[9]。また電波特性上、アンテナ電気興業製)[2]も巨大で高さ約160mから約270mの4基2列、計8基の鉄塔間にアンテナワイヤーをめぐらしたものとなっており[8]、これは日本で最も大きなアンテナとなっている。

脚注

関連項目

外部リンク

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