Є

由来

初期のキリル文字の「Є」(イェースチ)の変形である。1837年にウクライナ語の正書法『ドニステル川の人魚』で初めて [jɛ]を表記するために使用された。初期のキリル文字である「Ѥ」は、この文字と「І」を合わせて作られた。

呼称

音素・音

アルファベット上の位置

ウクライナ語の第9字母である。

Єに関わる諸事項

  • フォントデザインなどにより、中央の線は Э と同様、「〜」のように波型になることがある。
  • ロシア語、モンゴル語では/je/Е で表す (ロシア語では外来語では йеと綴ることもある)。また、ブルガリア語/je/は、この文字を使わず、代わりに йе と綴る。
  • 欧米の地質学会において、カンブリア紀を表す記号として Є に似たものが使われる。これは Є の横線が左に突き出ている。

符号位置

大文字UnicodeJIS X 0213文字参照小文字UnicodeJIS X 0213文字参照備考
Є U+0404 Є
Є
є U+0454 є
є

参考文献

  • (ウクライナ語) Сучасна українська мова / О. Д. Понаморів, В. В. Різун та ін.; За ред. О. Д. Понаморева. — 2-ге вид., перероб. — К.: Либідь, 2001.(O・ポノマリーウ編『現代ウクライナ語』第2版、キエフ、2001)
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